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足立区出身税理士の海外旅行記

地元の東京都足立区で事務所を開業している税理士の海外旅行記です。

世界遺産検定1級の学習方法

 前項で触れた世界遺産検定については、このほど晴れて無事合格することができた。本学習に際しては、ネットに掲載されている合格体験記や学習方法に関するネット記事に随分お世話になったので、ここで私の学習プラン等についても参考として紹介したい。
 まず、1級は2級と比べて学習範囲が数倍になるため、合格を目指すためには学習範囲の絞り込みが大変重要である。当初の私の学習プランとしては、①世界遺産の基礎知識と日本国内の世界遺産は全問正解を目指す、②文化遺産は馴染みのある地域を優先する、③学習が難航した場合には自然遺産を捨てる、④時事問題対策として直近の世界遺産に関する記事をまとめておく、⑤過去問を解いて出題傾向を知る、の5点を意識していた。
 まず①は、大部分の受検者が意識する事項であろう。仮にここが満点であれば、残りが50%の正答率でも理論上合格は可能である。従って、細かい部分も含めて徹底的に深堀りし、少なくとも95%以上の正答率を目指したいところである。実際私もこのカテゴリーについてはノーミスであったと記憶している。
 次に②は、訪問済の国・史跡や世界的に著名な遺産など、自身にとって馴染みのある遺産から優先的に学習していくことが考えられる。私の場合、渡航歴が多く、かつ書籍やメディアで知っている遺産が多かったアジア・ヨーロッパを先に学習し、逆に馴染みが薄いアフリカ・北米・オセアニアなどが必然的に後回しとなった。私自身の大まかな区分としては、a)訪問済の遺産(例:チリ・イースター島のモアイ、インドのタージマハルなど)、b)未訪問だが知っている遺産(ペルーのマチュピチュ遺跡、モロッコのアイット・ベン・ハドゥなど)、c)全く知らない遺産(例:スーダンのゲベルバルカル、アメリカのタオスブエブロなど多数)、の3カテゴリーに分け、a)→b)→c)の順に学習していったが、c)は全体の7割以上あったように思える。
 続いて③は、私を含めて多くの受検者が文化遺産の方が得意であると考えられること、並びに自然遺産の配点は全体の10%であることから、出題範囲の広さに圧倒される状況であれば思い切って捨てるという選択も十分考えられる。加えて、仮に全て捨てたとしても理論上25%の正解を得られること、並びに消去法によりその25%を33%又は50%に引き上げることが可能である点も大きい。
 さらに④は、直近の新着記事(〇〇遺跡が災害により大きな被害を受けた、△△宮殿が現在大規模修築中であるなど)がまとまっているページを参照することで、かなりの部分をカバーできるであろう。数的にそれほど多くないことから、仮にこれらの中から1~2問出題されれば相当ラッキーであるし、これは受検後の世界遺産に対する関心を更に高めていくという観点においても重要である。
 最後の⑤は、出題の傾向を掴むという点において有益と考えられる。私は過去問を通じて、例えば世界の文化・自然遺産について数値を尋ねたり、或いは遺産の所在国を問う出題は意外と少ないと感じ、これらの学習順位を下げた経緯がある。
 以上ごく簡単な紹介であるが、参考にしていただければ幸いである。

足立区の中野浩志税理士事務所
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世界遺産検定

 中国福州市において開催されている世界遺産委員会において、このほど「奄美大島、徳之島、沖縄島北部及び西表島」「北海道・北東北の縄文遺跡群」の2件がそれぞれ世界遺産に登録されることが正式に決定した。現在世界遺産への推薦については、原則1か国当たり1年1件に制限されているが、今回は2020年、2021年分を一括審議した関係で、晴れて2件同時登録の運びとなった次第である。これにより日本国内の世界遺産の登録数は25件(文化遺産20件、自然遺産5件)となった。
 世界遺産に関してはこれまでも興味を持っており、過去の私の海外旅行においても、各地に点在する世界遺産の存在も十分意識した上で旅程を組んでいたが、ここ1~2年海外渡航が実質的に不可能となってからは更に強い関心を持つに至っている。そのきっかけとなったのは、やはり昨年~今年にかけて「世界遺産検定」を受検したことが大きい。受検の動機は、海外旅行を再開できる時に備えて遺跡や建造物に関する知識を深めておきたいと考えたからである。税理士試験に合格して以降10年ほどは受検の類とはすっかり無縁になったが、昨年10月当たりから公式テキストをベースとして学習を開始し、昨年12月に2級、今年7月に1級を受検した。
 各級の出題範囲や傾向などの詳細は割愛するが、2級は現在1,200件ほど存在する世界遺産のうち300件が出題範囲であり、かつ6割正答で合格ラインに達するため、1か月ほど勉強すれば比較的合格しやすいと考えられる。一方、1級は全ての世界遺産が出題範囲であることに加え、合格ラインも7割となる。しかも世界遺産の約7割は全く知らない遺産であり、特に自然遺産(動植物の名前など)、これまで渡航歴の少ないアフリカや南米の文化遺産を記憶するのに相当手こずった。個人的感触として、合格安全圏に達するためには3か月程度はしっかり勉強する必要があるかもしれない。
 ちなみに、1級の上には「マイスター」というプロレベルのクラスもあるのだが、私は現時点で目指す予定はない。代わりにこれまで学習した知識を通じて、受検とは無関係に今後渡航したいと考えている国に存在する世界遺産について更に詳しく調べ、もって近い将来再開されるであろう海外旅行をより充実したものにしたいと考えている。

足立区の中野浩志税理士事務所

コース詳細(足立区北千住・五反野・梅島・西綾瀬コース)

①ウォーキングコース1(北千住ルート)
 このコースは、これから紹介する4つの中にあって、これまで最も多く利用しているルートである。
 具体的には、五反野から千住新橋を渡り、宿場町通り商店街を経由して北千住に向かうというものであり、事務所から起算すると徒歩30分弱、往復すると歩数にして約7千歩になる。ちなみに、会社員時代は往復ともにこのルートを利用して通勤しており、駅構内の移動等も含めると約1時間のウォーキングとなるため、軽い運動としてはうってつけと考えていた。当然今でも、北千住に用がある時には(荒天や猛暑でない限り)このルートを利用している。無論運動不足の解消が主目的ではあるが、会社員時代と違って定期券がないため、交通費の節約(五反野⇔北千住間は往復で約300円)という成果も得られるという一石二鳥である。
 このルート沿いの見どころと言えば、やはり宿場町通り商店街であろう。特に荒川土手近くには「横山家住宅」「名倉医院」「槍かけだんご」など、江戸時代から続く商家等が今も残っている。また、この商店街を構成する店舗・業種は多岐に亘っており、今でも夕方になると多くの買い物客で賑わっている。
 さらに食事処についても、この商店街にはガイドブックで頻繁に取り上げられたり、或いは予約が困難とされるレストランが複数存在する。詳細はそれらのガイドブックやインターネットの記事を参照いただきたいが、個人的に良く利用するのが荒川土手沿いに建つ「生涯学習センター」7階にあるレストラン。丁度ウォーキングコースの中間地点であり、かつ眺望が良いので、少し休んでお茶を飲んだり昼食を取ったりするには相応しい場所である。

②ウォーキングコース2(五反野ルート)
 このルートを利用する唯一の目的は、足立区役所地下1階食堂の利用である。役所の食堂であるので、他を圧倒する美味い料理があるというわけではないが、足立区では生活習慣病予防のための積極的な野菜摂取を推進しており、食堂でも「バランスランチ」や「ベジタベランチ」といった日々健康的なメニューが提供され、かつ料金もリーズナブルである。よって、私も数年前から概ね週1ペースで継続的に利用するようになり、必然的に事務所から区役所まで通うこととなった。
 具体的なルートは数パターンあるが、最もわかりやすいのが国道四号線を北上するルートであろうか。この他五反野駅前から延びる五反野駅前通り銀座会を通るルートなどもあるが、最近私は歩きやすい裏道ルートを使っている。距離的にはどのルートであっても片道徒歩15分程度と、先の北千住ルートに比べると短く、単純往復だけであると1日1万歩には到底及ばないわけであるが、それでも自宅や事務所に引きこもって全く動かないよりは遥かにマシである。
 なお、このルート上で他にお勧めの店としては、「申々(しんしん)」「和ろく」といった和食系の店であろうか。ランチであれば(食堂には及ばないものの)比較的なリーズナブルな料金で和食コースを楽しめる点は魅力である。

③ウォーキングコース3(梅島ルート)
 このルートは、主に土日祝にしっかりウォーキング又はジョギングをしたいと考えた時に利用するコースである。
 以前は千住新橋から扇大橋まで往復ジョギングをしていたが、最近は千住新橋から西新井橋までの往復ウォーキングで済ませている。丁度荒川土手沿いに我が家の菩提寺があるので、その菩提寺でお参りや墓掃除を行い、その後土手を往復すると丁度1時間程度になるので、時間・歩数としては北千住コースとほぼ同じである。
 このルートの長所は、特に土手の上を歩けば他の歩行者や信号待ちを気にすることなくスムーズに歩けるという点、短所としては(定期的に歩いていると)景色が単調で飽きてくるといったところか。
 このように歩くことに集中するにはうってつけだが、沿道の店舗や見どころは皆無であるため、ウォーキング帰りに少し寄り道して梅島・梅田地域に立ち寄ることがある。例えば「カリブ梅島」にはスーパーや100円ショップなど様々な店舗があるので、ついでの買い物や食事を済ませることができる。また、梅田の「ゆめろーど千代田商店街」には、厚焼き玉子で有名な「山雄」をはじめ、昭和の雰囲気溢れる店舗が複数軒を連ねる足立区を代表する商店街であり、このエリアで頻繁に遊んでいた子供時代を思い出させてくれる。

④ウォーキングコース4(西綾瀬ルート)
 このルートを開拓するに至った理由は、五反野駅から西綾瀬方向に徒歩数分の場所にある「ほうでん」という弁当屋を利用したためである。ここの弁当は安くて美味しく、今では結構な頻度で利用しているのだが、作り立ての弁当を提供する関係上、どうしてもオーダーしてからの待ち時間が長くなる。そこで、この待ち時間を利用してウォーキングを始めたというのが契機である(ちなみに、今は電話予約で指定された時間に弁当を取りに行っているため待ち時間はほぼ発生しない)。
 具体的なウォーキングコースとしては、五反野駅から西綾瀬方面に向かい、西友青井店付近を巡って戻ってくるというものであり、往復で40分程度である。だが、西友や近隣のドラッグストアに用事がある時に利用する程度であり、このルート自体の利用頻度は高くない。ちなみに、西友を更に北上すると足立区で有名な商店街である「青井兵和通り商店街」にたどり着くが、残念ながらここまで足を延ばすことはほとんどない。
 一方で、先の「ほうでん」をはじめこの通り沿いの飲食店の利用頻度は意外と高い。その隣にあるインドカレー料理店やラーメン二郎系の店は適度に利用し、この通り沿いにある複数の飲食店もたまに利用する。無論北千住の飲食店街に比べれば遥かに地味ではあるが、少なくとも私がランチで腹を満たすには十分なレベルである。

足立区の中野浩志税理士事務所

足立区内のお気に入りウォーキングコース(概要)

 新型コロナウィルス感染症の拡大は収まる気配が見えず、「withコロナ」を意識した新しい生活を開始して数か月が経過しようとしている。
 私自身も趣味である海外旅行が実質的に困難となり(ちなみに、最後の旅行は年末年始に行ったチュニジア・カタール旅行であり、その後GW・夏季旅行はいずれもキャンセル)、かつ国内旅行や夜間の飲食なども一定の自粛を強いられる中、必然的に自宅に居ることが増えるようになり、その結果最近では自身の運動不足を強く意識するようになった。コロナ問題以前も、日常生活の中ではウォーキングや軽いジョギングなどを行うことで健康管理に努めていたが、現在も続く自粛生活の中において、特にウォーキングについては一層強い意識を持って続けている。
 そこで、旅行ブログに掲載するような内容ではないのだが、私が日常のウォーキングで利用しているコース(北千住コース、五反野コース、梅島コース、西綾瀬コース)、並びにそのコース沿いの見どころや私が利用している飲食店等について次項で紹介したい。ローカル色満載であり足立区民以外には全くピンとこない内容であろうが、その点はご容赦願いたい。

足立区の中野浩志税理士事務所

幻のガーナ旅行2

 GWに予定通りペルーに渡航していた場合、最も渡航歴が少ない大陸はアフリカ大陸であり、学生時代に行ったエジプト(実際にはモロッコにも渡航したが、これはスペイン観光時の日帰りツアーとして訪れただけなので除外)と昨年訪れたチュニジアの実質2か国のみであった。しかも、両国ともにアフリカというよりもアラブ色が強い国であり、ディープなアフリカは完全に未踏のエリア。インターネットの旅行ブログでも情報が非常に少ないことから不安はあったものの、やはり強い興味をそそられた。
 では具体的にどの国に行きたいのかについて様々な観点から検討していく中で、候補に挙がったのは西アフリカに位置するガーナとセネガルであった。両国ともにアフリカ大陸の中では比較的治安が良いとされており、その他諸々の事項を総合的に考えてアフリカ初心者の旅先としては適しているように思えた。最終的にガーナをチョイスした理由は、英語の通用度が高いこととワンワールドに加盟している英国航空が定期便を就航している点であった。
 ちなみに共通する難点としては、私が愛用しているガイドブックの日本語版がなく、ロンリープラネットの英語版(西アフリカ編)を買う必要があったこと。私はかなり前から購入して関連ページを和訳していたが、やはり普段使い慣れたガイドブックには遠く及ばない。
 最後に、私はワンワールドステータスとマイル確保のために敢えてロンドン経由便を選択しているが、少なくとも私が旅行を計画した時点ではエミレーツ航空を利用すればかなりスムーズに渡航可能であるので、航空会社のステータスやマイルに縛られない旅行者は同航空会社を利用することが好ましいだろう。

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