足立区出身税理士の海外旅行記

地元の東京都足立区で事務所を開業している税理士の海外旅行記です。

今回旅行を終えて(バルト三国旅行60)

 成田行きのフライトも定刻出発・到着であり、遅延トラブルは全くなかった。遅延が皆無であったことは今回旅行中全般に言えることであり、そのため当初想定した旅程を完璧にこなすことができ、大変充実した旅になったことは間違いない。加えて、バルト3国の歴史・自然・文化等の素晴らしさも十分堪能することができ、私個人としては日本人の旅行先として十分推薦できる水準にあることも確かである。
 しかし、世界的に核となる観光資源が思いつかないという事実は、世界各国との比較において観光地としての魅力を考えた場合における大きな課題でもあると言えよう。具体的には、フランスのベルサイユやイタリアのコロッセオ、ペルーのマチュピチュといった知名度の高い世界遺産が存在しないことから、どうしても地味な観光地という位置づけとなり、エージェントが企画を検討する場合においても優先順位が低下する恐れも十分考えられる。加えて、リピート率という観点で考えた場合も他の欧米諸国と比べると劣後感は否めない。
 一方で、観光適地でありながら日本人旅行者が極めて少ない地域というのは世界的に見ても数少ないと思われ、こうした観点で考えた場合、団体旅行者が怒涛のように押し寄せてフランス・イタリアのように過度に観光化しないよう願う気持ちもなくはない。
 いずれにしても、何らのトラブルに見舞われることなく旅行できたことについて心から感謝するとともに、今後も世界の各地域に足を延ばして様々な感動を味わいたいと考えている。

(完)

中野浩志税理士事務所
スポンサーサイト

帰国の途に(バルト三国旅行59)

 最終日は8時過ぎに起床し、のんびり朝食を取った後ヴィリニュス駅に向かった。ヴィリニュス駅~空港間は鉄道・バスともに頻発しているが、この時は利便性を考えて両地点を10分弱で結ぶ鉄道を利用した。1両編成のコンパクトで美しい電車であり、料金は2.5リタス(約100円)。この鉄道にさえ乗り込んでしまえば、まずもって遅延の心配はない。
 余談であるが、その国の先進性と空港~市内間のアクセス手段数は比例関係にある傾向が強い。具体的に述べるならば、発展途上国の場合にはタクシーが唯一の交通手段であることが多いが、日本や欧米諸国の場合には、タクシーはもとより空港バス・鉄道・路線バスなど数々の交通手段が整備されており、旅行者にとってある程度自由な選択が可能である。これに基づけばリトアニアは先進国に区分されることになり、この国を相対的に評価した場合にこれは妥当な区分であろう。
 ヴィリニュス空港もタリン空港同様に日本の地方空港並みの大きさであり、空港内で迷うことはなかった。なお、(往路も同様であるが)ユーロ域内間の移動の場合について出国審査は行われず(手荷物検査は行われる)、今回の場合にはヘルシンキ空港で実施される。 
 フライトは予定通りにヘルシンキ空港に到着。乗継ぎ時間は3時間半とやや長かったが、大きな手荷物を担いでショッピングをする体力も残っていなかったので、搭乗口付近の待合室で音楽を聴きながらひたすら待ち続けた。ちなみに、空港内で水を購入したが2.5ユーロ(約320円)という異常値には驚愕。リキッド類は機内持込み不可であるので、あらかじめ買い置くことも不可である。幸いにも、使い残しのユーロが僅かにあったので迷わず購入したが、仮に日本円しか残っていなかったならば、(わざわざユーロに両替せずに)おそらく我慢したことだろう。

中野浩志税理士事務所

レストランのチップ(バルト三国旅行58)

 チップ問題は日本人にとっての悩みの種であり、前述の枕銭対応も含めて私自身も取扱いには常に頭を痛めている。特に、レストランにおけるチップ有無及びその金額はその筆頭である。この点については、インドや東南アジアのように「チップをよこせ」と直接的に言われる方が断然気が楽である。
 まずガイドブックによると、バルト三国においてそもそもチップ習慣はなかったが、最近はヨーロッパナイズされていることに伴って徐々に浸透しており、地元市民でも対応が分かれるとのことである。しかし、この旅行中に私が見た限りにおいて(かなり意識を持って注視していた)、少なくともテーブルの上にチップを置いて帰る利用客は皆無であった。無論、精算の段階においてスマートに店員に渡しているケースは有り得るだろうが、その場の状況から判断して渡していない方が多かったのではないかと思われる。 
 私の場合、今回旅行中においては①高級レストラン=釣銭の中から支払額の5%程度を渡す、②セルフスタイルレストランなど庶民的な食堂=渡さない、のルールで運用してきた。①の5%は欧米諸国のそれと比べると少額であることは十分理解しているが、少なくともこの地域においては妥当なようである。
 しかし、例えば(決して高級ではない)普通のカフェで食事をした場合の判断が難しかった。例えば、この最後の晩餐地(ヴィリニュス初日と3日目に利用)はその典型例であった。結局両日ともにチップを渡さず店を出たのだが、3日目に店を出た時に店員から「サンキュー・バイバイ」と言われた時、この点を皮肉られたのではないかと勘繰り、しばらく頭の中で自問自答した。
 本件については、私の思い過ごしの可能性も十分有り得るが、結論としては「悩むくらいなら渡そう」である。その方が気分よく旅行を進められるからである。

中野浩志税理士事務所

最後の晩餐(バルト三国旅行57)

 復路のカウナス⇒ヴィリニュス間は、最新型車両を連結する特急電車を利用することができた。料金は18リタス(約720円)と往路に利用した普通電車と比べて2リタス高いだけである。往路の車両自体も決して悪くはなかったが、快適性とスピードを考えれば断然特急電車の方がよい。
 カウナス出発から1時間程度でヴィリニュス駅に到着。昼食が遅かったのでしばらく市街地を散策してから、一昨日に訪問したレストランに再度入店した。この時に注文した料理は、先日も注文したジャガイモパンケーキ「ブリーナイ」とリトアニア風水餃子と呼ばれる「コウドゥーナイ」の2品である。
 ブリーナイは一昨日と比べてアップグレードしたメニューを注文した。ジャガイモのカリカリした食感と濃厚な味が大変マッチしており、まさにベリーグッドである。3日間で食したリトアニア料理の中では、ブリーナイが私にとってのベスト料理である。一方、コウドゥーナイも味そのものは悪くはないが、日本でも食せる風味であることから印象には残りにくい。だが、民族料理を一通り味わうことができたという点については満足している。

中野浩志税理士事務所

リトアニア料理③(バルト三国旅行56)

 昼食を犠牲にしてひらすら市内観光に専念し、それらを一通り終えた時点で時刻は15時30分。さすがに空腹に耐えかね、旧市庁舎広場近くのレストランに入った。
 注文した料理は、一昨晩の夕食で飲んだ赤カブスープ「シャルティバルシチェイ」と昨晩食べた「ツェペリナ」である。どちらもランチメニューとして掲げられていることに加え、値段もお手頃(15.8リタス。但し別途水をオーダーしたので最終的に19.3リタス(約770円))であったのでオーダーしてみた。
 私の正面の客も私と同じコースを注文していたが、その客が付け合わせのじゃがいもをスープに入れて食べているのを見て、初めてそのじゃがいもの存在意味を理解した(前々日はその存在意味を理解できずにこれらを別々に食べてしまっていた)。やはりこうして食べた方がどちらも美味しく感じられる。ツェペリナは、昨晩食べたものと比べて挽き肉がぎっしり詰まっていて味が濃厚であった。形状はやはり飛行船型であったことから、形は全国共通だが、味は店によってかなり異なるのかもしれない。個人的にはこの店の味の方が好みである。
 食後はしばらく付近を散策した後、トロリーバスでカウナス駅まで戻って帰りの電車を待った。旅行もいよいよ大詰めである。

中野浩志税理士事務所

FC2Ad