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足立区出身税理士の海外旅行記

地元の東京都足立区で事務所を開業している税理士の海外旅行記です。

リトアニア料理②(バルト三国旅行51)

 この日の夕食は、ヴィリニュス大学近くの路地裏に位置するレストランを利用した。リトアニア料理は前日食したブリーナイ以外にも多数存在するので、この日は別の料理をオーダー。まずはジャガイモのソーセージである「ブルヴィニェイ・ヴェダライ」である。ソーセージの形をしたジャガイモにクリームソースがかかっており、少し薄味ではあるがまずまずのテイストである。
 次にオーダーしたのは「ツェペリナ」という飛行船型の形をした料理である。挽き肉などをマッシュポテトに包んで茹でたものであり、味も去ることながらその形が極めて特徴的である。味は普通に美味しかったが、ブルヴィニェイ・ヴェダライでかなり腹一杯であったので、最後はビールを飲みながら無理やり口に押し込んだ。ジャガイモ料理が基軸になっているのである程度は仕方ないが、オーダーし過ぎないよう十分注意が必要であろう。各料理の料金は、ブルヴィニェイ・ヴェダライ(16リタス)、ツェッペリナ(16リタス)、水(7リタス)で合計39リタス(約1,500円)であった。
 食後はしばらく中心部を散策した後、スーパーで水を購入してホテルに戻った。スーパーには美味しそうな果物が沢山並んでいたが、それらに手を伸ばした瞬間にリーガの一件が脳裏をかすめ、何とか思いとどまった。

中野浩志税理士事務所
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バスからの市内観光(バルト三国旅行50)

 夕方には先に手配済であったシティバスツアーに参加した。真っ赤な色の2階建てオープンバスであり、遠目で見ると一際目立つ。タリンやリーガにも市内観光バスは走っていたが、徒歩で十分散策可能と考えて気にも留めなかった。
 この日の最終便ということで乗客は私を含めて十人程度。観光といってもガイドが同乗するわけではなく、ヘッドホーンから流れるオーディオガイドを聞きながら街並みを散策するというスタイルである。言語は英語を含めて約10か国語用意されていたが、残念ながら日本語はないのでやむなく英語をチョイス。そして、いつも通り30分程度で疲労困憊して聞くのを止めた。
 だが、車窓からの眺めは格別であるとともに、徒歩では移動困難な市街地の外れにも足を延ばして写真を撮ることができるなど、予想以上に充実した観光となった。料金は40リタス(約1,600円)と若干割高であるが、折角訪問した都市の魅力を一層堪能できることを考えれば、利用して損はないと思う。

中野浩志税理士事務所

英語の発音が悪い?(バルト三国旅行49)

 既に何度か述べたとおり、今回旅行におけるトラブルは皆無である。しかし、何もないのも寂しいので、敢えて1項割いて記述する必要もない極めて微小なトラブルを紹介したい。
 それはケディミナス城と言う丘の上に聳える城を見学した時のこと。入口でチケットを購入する際、これまで同様に「アダルト・ワンパーソン」と伝えた。通常これで用は足りるのだが、これに対して受付員が何か尋ねてきた。何と言っているのかわからなかったのだが、おそらく私が言ったことを聞き返されたのかと考えて「YES」と回答。すると、受付員は似たようなチケットを2枚私に手渡し、私が渡した10リタス(約400円)に対するお釣りは帰って来なかった。ガイドブックには入場料5リタスと記載されていたので違和感はあったが、これまでもガイドブックに記載されていた金額と実際の入場料が異なるケースは珍しくなかったので、(チケットが2枚あったので)見どころが1か所増えて金額も上がったのだろうと勝手に考え、その2枚のチケットを係員に手渡した。
 係員はその内1枚のチケットに鋏を入れ、私はそのまま城内の博物館を見学。一通りの見学が終わって階段を下りながら2枚のチケットを改めて見たところ、やはり同じチケットを2枚購入したことに気付いた。帰り際にその旨を伝えて返金を求めたところ、「先ほどチケット2枚欲しいと言われたので2枚渡した。今回は特別に5リタス返金してやるが、今後は十分気を付けてくれ。」とのこと。
 返金されたので何も言わずに帰ったが、受付の言い分に対しては不満があった。先のやりとりにおいて何となくYESと回答した時の質問が「2枚買いたいのか?」であったのか? だが、なぜ1人で来た観光客に対してそのような質問をしたのか? 最初の私の発音が悪かったのか? 悪いと言えば受付員の発音も今一つであったような・・・。ここで得た結論は、(今更ながらではあるが)意味がわからない質問に対して安易に「YES」と言うのは止めようということである。

中野浩志税理士事務所

ヴィリニュス観光(バルト三国旅行48)

 ヴィリニュス駅到着後は、駅舎内のキヨスクで水を購入してトイレを済ませるなど準備を整え、先ほど乗車したトロリーバスで旧市街中心部に向かった。ちなみに、キヨスクにおいて500ml水は2リタス(約80円)と高いが、後ほどスーパーで購入した際は1.5リタス(約60円)と標準価格である。また、トイレはなぜか無料であり、翌日訪れたカウナスでも同様であった。この国の方針であるのか、或いは単なる偶然であるのかはわからない。
 鉄道駅から旧市街中心部まではトロリーバスで約10分。大聖堂やケディミナス城、リトアニア国立博物館などの観光施設を一通り見学した。その帰路に何かの呼び込みに声を掛けられたが、怪しいと思って最初は無視。しかし後ほどガイドブックで確認したところ、ヴィリニュス旧市街内を1周するシティバスツアーであることがわかった。そこで先ほど呼び込みが居た場所に戻って詳しく話を聞き、16時30発のツアーに参加することとした。
 出発までは約1時間30分ほど時間があったので、旧市街中心部のヴィリニュス大学や大統領官邸、付近の教会群などの周囲を散策。ヴィリニュス中心部はバルト3国の中では最も広いと思われるが、リーガほど複雑ではないので大まかな位置関係だけ押さえておけば大きく迷うことはないであろう。しかし、前項でも述べたとおり、細い裏路地は人通りが極端に減り、大変微妙な雰囲気を漂わせているので、この点だけは若干留意しておく必要があろう。

中野浩志税理士事務所

見知らぬ場所で降ろされる(バルト三国旅行47)

 バス内でキビナイを美味しくいただきながら、ガイドブックを読みながら午後のスケジュールについて確認していたところ、驚きの事態に遭遇することになる。
 帰りのバスがヴィリニュス行きであったことについては確認していたのだが、実はこのバスはヴィリニュス中心部(鉄道駅やバスターミナル)には行かずにその手前が終点だったのである。乗車前に支払った運賃が5リタス(約200円)であり、往路と比べて1リタス安いことにピンとくればよかったのだが、そこまで気が利かなかった・・・。いずれにしても、終点の全くわからない場所で降ろされたことでかなり動揺した。
 立ち止まっていても仕方ないので、その付近を何となく歩いてみたところバス停を発見。バスを待つ人々に鉄道駅までのルートを確認したところ、鉄道駅に向かうバスを親切に教えてくれた。実際、このバスに乗車していた時間は10分程度であったので、徒歩で向かうことは厳しい距離であったであろう。このバスは老朽化した市街地循環トロリーバスであり、他の二か国と比べてもその差は歴然であった。乗車料金は2リタス(約80円)であり、日本の半額程度である。
 幸いにも、これに係る時間ロスはほとんどなかったが、運転手に目的地を尋ねる時には、(都市の名前だけでなく)正確な場所まで伝えることが重要であることを改めて認識した。

中野浩志税理士事務所

外国人の旅行者層(バルト三国旅行46)

 今回旅行において日本人旅行者と出会うことはほとんどなかったが、他のアジア諸国や欧米からの旅行者とは各観光地でお目に掛かった。その際気づいたことは、中高年の女性が多かったという点である。
 欧米人の場合には老夫婦やそれらを含めた家族単位での旅行者が目立った。一方、アジア諸国(韓国・中国・タイなど)からの旅行者については、複数名(3名程度)の中高年女性オンリーの個人旅行者を何組も発見した。ちなみに、リーガからシャウレイまでのバスで一緒であった東洋人グループもこの形態であった。
 比較的旅行しやすい地域であるとは言え、大きなスーツケースを持って慣れない移動をするには相当のバイタリティーと精神力が必要である。にもかかわらず、私が出会う旅行者は皆疲れも感じさせぬほど元気そのものであり、しかもある程度の旅行経験を有していると思われた。これは単なる偶然なのかもしれないが、他のアジア諸国の底知れぬパワーの一端を垣間見た気がしなくもない。

中野浩志税理士事務所

サワッディー

 先月のマレーシア旅行から1か月、今回は11月22日(金)~26日(火)にかけてタイのバンコクを訪問した。訪問理由を説明すると長くなるが、簡潔に言えば航空会社のマイレージサービスが大きく影響している。
 タイは、東南アジアが初めてという日本人旅行者にとって様々な肉体的・精神的負担が比較的少ない旅先として好まれており、私の周辺にもタイが東南アジア圏内における唯一の旅行先と話す人は非常に多い。私自身は今回初渡航であるが、日本人旅行者の多さに納得するとともに、比較的近場に位置してアクセス面も良好であるにもかかわらず、これまで訪問しなかったことが悔やまれもした。
 私の興味を惹きつけた最大の要因は、やはり仏教に由来する歴史資源の豊富さであろうか。元々世界史に強い関心があることから、こうした自身の知識と照らし合わせながら観ていくことは好きであるし、こうした機会を通じて非日常的な異文化を体験できることが旅行の大きな醍醐味である。
 同じ東南アジア同士ということで、どうしても先月訪問したマレーシアと比較してしまうが、観光地としての魅力という意味においては、おそらくタイがマレーシアを上回るだろう。逆に、居住を前提として長期間滞在するという観点で考えると、マレーシアに軍配が挙がるだろうか。この辺りの詳細については、今後のブログで紹介していきたい。

中野浩志税理士事務所

トゥラカイの美しさ(バルト三国旅行45)

 リトアニア観光1日目となるこの日は、まずヴィリニュス近郊に位置するトゥラカイ城に足を延ばした。ヴィリニュス~トゥラカイ間はバスが頻発しており、接続面における不安はない。バスは老朽化していて決して快適とは言えないものの、約1時間乗車して6.1リタス(約250円)は、他の2国と比べても格段に安い。
 トゥラカイバスターミナルからお城までは、湖沿いに続く一本道を約20分程度歩いて到着。早速城内見学と思ったが、あいにく入場開始時刻が10時であったため、それまでの間は付近を散策していた。城の周囲は美しい湖や木々に囲まれ、ラトビアのスィグルダに勝るとも劣らぬ素晴らしい景観である。また、この地域に居住するカライメと呼ばれる少数民族の伝統的住居が立ち並ぶ様も周囲の景観と大変マッチしており、落ち着いた雰囲気を醸し出していた。
 10時になったので受付を済ませて城内に入ってみた。赤レンガ造りの古城は現在博物館として利用されており、私が訪問した日も近隣の学生団体が見学に来ていた。外観の美しさに反して内部はかなり実践的な構造となっており、城好きの私としてはかなり見応えがあった。
 城内を1時間程度観光した後、来た道を戻りながら昼食を取ることにした。トゥラカイの名物と言えば「キビナイ」である。キビナイは肉や野菜をパイ生地に包んで窯で焼いたものであり、先に触れた少数民族カライメの伝統料理である。本来であればカフェに入ってのんびり食べたかったのだが、早めにヴィリニュスに戻って観光したかったので、やむなくテイクアウトした。

中野浩志税理士事務所

中級ホテルの難点(バルト三国旅行44)

 今回ヴィリニュスにおいて宿泊したホテルは、駅前に立地する中級ホテルである。インターネットの口コミでもまずまずであったことに加えて、アクセス重視の私がこのホテルをチョイスすることはごく自然であったが、中級ホテル特有の問題に直面することとなる。
 トラブル発生は翌日の朝食会場でのこと。早めに観光に出たかったので7時に朝食会場に向かったところ、入場制限されていて入口前に長い列が出来ていた。聞けば利用客が多過ぎて座れる場所がないので暫く待てとのこと。暫く待ったが全く入れる兆候が見られないので、1人客である旨伝えた上で中に入れないか再度申し出たところ、適当に空いている席に(他の客と相席で)座って欲しいとのこと。何とか座席確保に至り無事朝食バイキングを取ることができたものの、私の経験上これ自体相当レアなケースである。
 私の問題はこれで解決であるが、その後別の韓国人団体のツアー側とレストランでトラブルが発生。簡単に言えば、そのツアーの出発時間が迫っているので何とかしろとのツアー側の要求に対して、ホテル側が聞く耳持たないといった様子。最後にはツアー添乗員が激昂して怒声を浴びせ、しぶしぶホテル側がツアー客の誘導を行い収束したというものである。その後、数十名のツアー客は適宜空いているシートに腰を掛け、10分程度で食事を済ませて足早に会場を跡にした。折角の朝食バイキングなのに可哀想である。
 私が見ている限りでは、ホテル側が後先考えずに予約を詰め込んだ結果であり、ホテル側に非があると考えるのが自然なのだろうが、そのツアーも相当な格安ツアーであってこうしたリスクも全て織込み済であったのかもしれない。いずれにしても、典型的な中級ホテルの難点であると言えよう。日本でのネット予約料金が大幅に割引かれていた理由がよくわかった。
 なお、部屋からは旧市街の街並みがほぼ一望でき、まさにホテルの名前に恥じないものであったことはフォローしておきたい。

中野浩志税理士事務所

リトアニア料理①(バルト三国旅行43)

 夜明けの門を通って更に数分歩くと、ガイドブックに載っていたレストランを発見したので早速入ってみた。人生初めてのリトアニア料理である。この時に注文した料理は、「シャルティバルシチェイ」と言う赤カブスープとジャガイモのパンケーキとして知られる「ブリーナイ」であり、どちらもリトアニアの名物料理である。
 まず、シャルティバルシチェイがサーブされてきた。この時に茹でたじゃがいもが一緒に運ばれてきたので、最初はこれがブリーナイなのかと思ったが、これはスープに入れて食べるための付け合わせのような位置づけであり、完全に私の勘違いであった。ちなみに、この事実は後で知ったことであり、この時点ではスープと味のない茹でたジャガイモを別々に食べてしまった。
 続いてブリーナイがサーブ。このブリーナイはトッピングや味付けによって数十種類のメニューが用意されていたが、この時は最もシンプルなものをオーダーした。パンケーキというよりはフライで揚げたジャガイモであり、それをクリームに付けて食べるのであるが、これはリトアニアで私が食べた料理の中で最も美味しかった。
 料金は、上記2品で13.9リタス(約550円)。内訳はスープが7.6リタスでブリーナイが6.3リタスであり、金額との見合いで考えても大満足であった。だが、各料理に課されている税率21%(日本の消費税に相当?)は日本と比べると厳しいと言わざるをえない。他の2か国でも約20%の高税率が課されており、これが今回旅行における出費の大きな要因になっている。
 店を出た時点でも空は明るかったので更に旧市街の中心部を散策したかったが、ハードスケジュールでさすがに疲れていたことに加え、往路で若干微妙な空気を感じたこともあって早めにホテルに戻ることにした。

中野浩志税理士事務所

微妙な空気(バルト三国旅行42)

 16時にシャウレイを出発したバスは、予定通り20時頃にはヴィリニュスに到着。ちなみに、今回のバスはしっかりとした大型デラックスバスであり、トレイもあったので一安心であった。
 ヴィリニュスの宿泊ホテルに到着後は、夕食を取りに旧市街に足を延ばした。ヴィリニュス到着時にあらかじめ2万円分両替を済ませておいたので、お金の心配は当面ない。ちなみに1リタス=40円弱(2万円=530リタス)であり、ラトビアでは1ラッツ=約200円であったことから、早急な相場感覚切替えは必須である。なお、この1リタス=約40円はこれまでの二国と比べるとかなり良心的なレートではないかと思われる。
 空はまだ明るかったので、これまでの二国同様に街なかに不安要素は皆無と考えていたが、このリトアニアの第一印象は他の2国とは明らかに違った。旧市街の入り口である「夜明けの門」は、ホテルから500メートルほどの場所に位置するが、この数分間の移動中においても何が発生しても不思議ではない微妙な雰囲気を感じた。ここならばスリや強盗が登場しても不自然ではないというストリートがあり、この旅行で初めての物乞いにも遭遇した。街中の建物も旧ソ連・旧東欧諸国のダークなイメージが強く、路地裏や郊外には老朽化した集合住宅やレンガ造りの建物などが散見された。
 今思えば、先の2か国との相対的な比較による感覚に過ぎず、別段不安・危険というレベルではなかったのだが、かなり慎重に移動したことを記憶している。結局、滞在した3日間でトラブルに見舞われることは全くなかったので、私の思い過ごしかもしれない。しかし、「治安」という観点のみで個人的に判断した場合には、エストニア>ラトビア>>リトアニアではないかと思われる。だが、それに反比例する形で「物価」はリトアニアが最も安かったし、何よりも今回私がこの地域を訪れた大きな理由がリトアニアにあったこと、さらにこの国独特の良さに多数触れることができたのも事実である。

中野浩志税理士事務所

十字架の丘(バルト三国旅行41)

 シャウレイバスターミナルからバスで移動すること約15分。郊外のバス停で降りた後は一本道をひたすら目的まで歩く。この日は最高気温30度に達しようかというほどの高温であり、日陰のない一本道を20分間歩くと汗びっしょりになった。しかも、今朝の腹痛を心配して昼食をスキップしたことが、その厳しさに拍車をかけていた。徒歩移動中に十字架の丘に向かう観光バスを何台か目撃したが、こうした点が観光ツアーの最大のメリットである。ようやく十字架の丘付近の土産物店に到着。ここで十字架の丘に奉納用の木製十字架とお土産用の十字架をそれぞれ1つずつ購入した。価格はいずれも数リタスである。
 そしてそこから更に5分程度歩くと、大小無数の十字架が立ち並ぶ異様な光景を目にすることができた。この丘の由来などの詳細についての記述は割愛するが、リトアニアは「十字架の国」と呼ばれており、この光景を見るとそれも十分納得できる。クリスチャンでない私ですらそのように思うのであるから、クリスチャンにとっては特別な意味のある場所なのだろう。丘の中に適当な場所を見つけて十字架を結んだ後、1時間程度丘を見学。これからも世界各地からの訪問者によってその規模を益々大きなものにしてことは間違いない。
 帰路は、来た道をそのまま戻って15時頃にはシャウレイバスターミナルに到着。無論、帰りのバスの時間は事前確認の上で対応しているので、バスが大幅に遅れない限り行程上支障はない。到着後は素早くヴィリニュス行きのバスチケットを購入し(運賃は48リタス=約2,000円)、出発までの時間はバスターミナル隣接のショッピングセンターを散策した。ショッピングセンターの規模や雰囲気は以前訪問したポーランドのそれとほぼ同じであり、数十分の時間潰しには最適と言えよう。

中野浩志税理士事務所

15分間でできること(バルト三国旅行40)

 観光地である「十字架の丘」は、シャウレイからバスで15分程度移動し、そこから徒歩2キロほどの場所に位置する。そして、このシャウレイから十字架の丘付近に向かうバスの出発時間が12時15分であることはあらかじめ確認済であった。つまり、この15分の間に細々とした事項を処理しなければならないのである。
 まず、バスチケットの購入である。チケット売り場が閑散としていたため、「トゥー・シャウレイ」と言って即座に購入(運賃は2.7リタス=約110円)。次に、重い荷物を持って移動するわけにはいかないので、バスターミナル内の預り所で荷物を預けた。これも事前にチェック済であった。
 さらに、移動バスにトイレがなかったので素早くトイレを探して移動。相変わらずトイレは有料であったが、これまでの有人トイレではなく入口にマシーンが設置されており、そのマシーンにコインを入れてドアを開けるシステムである。しかし、金額が記載されていなかったので、幾ら投入すれば良いのかまごついていたところ、通りがかりの人がすかさずお金(0.5リタス=約20円)を投入してくれた。そのお金を返したかったが、気づいたら足早に立ち去られてしまって返せなかった。こうして15分間で3つの細かい用事を済ませて、定刻ギリギリにバスに乗り込んだ。
 ちなみに、シャウレイ行きのバスに同乗していた東洋人達はこのバスには間に合わなかった。理由は両替時間である。まずバスターミナル内に両替所が見当たらなかったし、仮に両替に時間を取られていたら間違いなくこの乗継ぎに失敗しただろう。これこそがあらかじめラトビアでリタスに両替しておいた理由であり、この旅行一番のナイスプレーであった。

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リトアニアに向けて出発(バルト三国旅行39)

 目的地であるシャウレイ行のバスは9時30分発であるので、まずは使い残しのラッツをリトアニアの独自通貨であるリタスに両替した。通常であれば現地国に入国してから両替するところであるが、とある理由によりリーガで両替した方が得策と判断した(詳細は後述)。両替後は、バスターミナル向かいの中央市場を見学していた。朝ということで市場周辺は活気に溢れており、散策していても全く飽きることはなかった。
 一通りの散策を終えてバスターミナルに戻り、バスは定刻通りシャウレイに向けて出発(運賃は8.1ラッツ(約1,600円))。予想に反して今回のバスはミニバスであり、すし詰め状態でかなり窮屈な移動を強いられた。また、当然トイレもないので終始不安であった。
 この日はシャウレイで観光し、その後再度長距離バスに乗車して首都のヴィリニュスに向かうというハードスケジュールであり、特に時間管理が重要であることを強く意識していた。余談であるが、旅程計画段階において当初は、まずリトアニアに入国してからラトビア・エストニアと北に上るルートを検討していたのだが、シャウレイからリーガに向かうバス接続が大変悪く、1日でシャウレイ観光とリーガへの移動が困難であったことから今回旅程に落ち着いたという経緯がある(シャウレイからヴィリニュスは国内移動であるので接続は良い)。
 出発から約2時間半で無事シャウレイに到着。効率的な観光のため、ここで幾つかの対処が必要となってくる。

(ラトビア編完)

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海外旅行中の大敵(バルト三国旅行38)

 真夜中に突然目が覚めた。急な腹痛である。急いでトイレに駆け込み用を足したところ多少落ち着いたが、明らかに異常事態である。
 心当たりは十二分にある。まずは市場で買った果物である。市場を散策しながら食したラズベリーや昨日から食べ続けているチェリーが怪しい。或いは、チェリーを食す際には水道水で念入りに洗ったのだが、その水も原因の一端かもしれない。さらに、夕食後間もない満腹状態で多少無理にチェリーやケフィールを食したのも悪かった。特にケフィールはほぼ1リットルあったので、乳酸菌の取り過ぎで胃腸のバランスを崩した可能性もある。
 幸いにも、その後はトイレに駆け込むことはなく睡眠もしっかり取れた。翌朝はホテルで朝食を取った後、ホテルの部屋には戻らずにバスターミナルに向けて出発。昨晩の腹痛の影響が心配されたが、食事後も何ら異変はなかったのでどうやら問題ないようだ。しかし、これまでの旅程が順調であったが故に多少油断していた部分は否めない。過密スケジュールや暴飲暴食は避け、体調管理には十分留意しようと改めて思った。

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ラトビア最後の晩餐(バルト三国旅行37)

 ラトビアにおける最後の夕食は、旧市街から少し離れたセルフスタイルレストラン(前日のレストランとは別)を訪れた。
 オーダー方法等は前日のレストランと同じであるが、メニュー数が断然多くかなり目移りした。多少グレードの高いホテルの夕食バイキングにでも来た気分である。
 この時にオーダーした料理は、カブのスープにジャンボソーセージ、チーズパイ、魚のムニエルなどであり、明らかに取りすぎたと思ったが何とか完食できた。料金は6.5ラッツ(約1,300円)であり、金額との見合いで考えても十分満足のいく食事であった。
 食事後は付近の公園を散策。この公園はリーガ市民の憩いの場となっており、500メートル四方はあろうかと言う広い敷地内では、多数の人々が談笑し或いは夕涼みを楽しんでいた。いかにもヨーロッパらしい風情である。
 明日はいよいよリトアニアに向けて出発である。前日買ったチェリーと先ほどスーパーで買ったケフィール(酸味のあるヨーグルト)を食して早めに就寝した。

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英語の通用度(バルト三国旅行36)

 先のブログに関連して、バルト三国の英語通用度について触れたい。結論から言えば、エストニア→ラトビア→リトアニアの順に通用度は高い。
 まず、エストニアにおいて英語NGのケースは皆無であった。発音についても私のレベルから判断するとネイティブと大差なく感じた。次に、ラトビアでは先の軍事博物館の館員やスーパーの年配店員はNGであったが、それ以外の観光地等ではほぼOKであり、不便を感じるレベルではない。一方、リトアニアでは観光地以外における通用度は高くなく、むしろロシア語を耳にすることが多かったと記憶している(私自身ロシア語は完全NGだが、ズドラーストヴィーチェ・スパシーバなどの会話を耳にしたため)。無論、あくまで私が感じた印象に過ぎず、実態は異なるのかもしれない。
 ここで触れたいのは、三国とも英語が母国語ではなく、それぞれオリジナル言語を有しているという点である。これは、日本が日本語という母国語を有しており、かつ第一外国語が英語であるという状況と基本的には同じである。しかし、その同状況下における英語通用度を比較すると残念ながら勝負にならない。
 このことは、英語以外を母国語とする全ヨーロッパ諸国との比較においてもほぼ同様ではないかと思われる。言語学的な相違はあるにせよ、日本人の語学に対する意識改革が必要であるという点は旅する毎に強く感じる。

中野浩志税理士事務所

迷惑な外国人(バルト三国旅行35)

 スィグルダからリーガに戻り、スーパーで買い物をすることにした。ガイドブックに載っていたラトビア特産のケフィール(酸味のあるヨーグルト)やスィエリンシュ(チョコケーキ)などを食してみたいと考えたからである。
 まずは水を購入。ブログで何度も触れているとおり、海外で水を購入する場合には炭酸水を購入しないよう十分注意しなければならない。近くに居た店員にノーガスウォーターと伝えたが、残念ながら英語が通じないようだ。やむなく他の店員を探そうとした矢先、その店員が英語堪能な別の若い店員を連れてきて、無事購入することができた。ちなみに、金額は500mlのペットボトルで0.25ラッツ(約50円)と安いが、キヨスクや観光地で購入すると0.4~0.5ラッツ(約80~100円)になる。
 その後は目当ての名物食品群を探すが、売り場が広すぎてどこにあるのかわからない。先ほど水について尋ねた店員達に再度聞くこと3回。これら親切な店員のお陰をもって無事全ての品物を見つけることができた。
 つまり表題の人物こそは自分である。夜の忙しい時間帯に外国人にあれこれ聞かれ、仕事の邪魔であったに違いない。にもかかわらず、無視されることなくこちらの希望に沿って諸々動いてくれたことには深く感謝している。仮に外国人旅行者が日本において同様のケースに見舞われている状況を目にしたら、面倒がらずにできる限りサポートしたいと思う。

中野浩志税理士事務所

ラトビアのスイス(バルト三国旅行34)

 スィグルダは別名「ラトビアのスイス」と呼ばれ、深い渓谷と豊かな緑で囲まれる自然豊かな地域である。川を隔ててスィグルダとトゥライダに分かれており、広大な自然の中に中世の古城や教会が点在するラトビア有数の観光地である。
 スィグルダ駅から最初の観光地であるトゥライダ城までは数キロ離れているので、タクシーを利用した。料金は5ラッツ(約1,000円)とまあ順当なところであろうか。ちなみに、今回旅行においてタクシーを利用したのはこの時だけである。
 トゥライダ城は赤レンガが周囲の緑に映える美しい城であり、特に本丸から見る景色は見事という他ない。城内の展示も充実しており、城の内外からその魅力を十分に堪能することができた。
 トゥライダ城を見た後は、先ほどタクシーで来た道を徒歩で戻ることにした。周囲に点在する史跡群を確認しながらのハイキング。道を誤って数百段の階段をひたすら登る羽目になるなどハードな行程とはなったものの、気候に恵まれたこともあって数キロという距離を感じさせぬほどスムーズであった。最後はロープウェイで再度スフィグルダ側に戻ったが、このロープウェイからの眺めも格別であった。
 この日は人が疎らであったこともあり、本当にのんびりとした半日を過ごすことができた。都市部を目まぐるしく観光するのも良いが、こうした散策も悪くない。

中野浩志税理士事務所

初の国内移動(バルト三国旅行33)

 この日は旅行4日目。ホテルで早めに朝食を取った後、昨日クローズしていたラトビア軍事博物館(火薬塔内部)を訪問した。
 内部にはラトビアの歴史資料が多数展示されており、私の英語解読速度で全て見ていくと丸1日かかるほどである。しかし、この日はリーガ郊外のスィグルダ観光を予定していたので、自身にとって興味深い近世以降の展示に絞って見学し、1時間半程度で切り上げてリーガ駅に向かった。
 リーガからスィグルダまでの所要時間は約1時間。鉄道・バスともに頻発しており交通アクセスは良好である。今回はバルト三国入国以来はじめて鉄道を利用することにした。ちなみに、運賃は1.5ラッツ(約300円)と日本と比べれば格安である。
 車両は外見こそ老朽化しているように見えるが、内部はかなり整っていて日本と比べても全く遜色ない。駅内であらかじめ購入しておいた揚げパンとミネラルウォーターにより少し早目の昼食を取るなど、快適な移動時間を経て定刻通りにスィグルダ駅に到着した。

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セルフスタイルレストラン(バルト三国旅行32)

 遊覧船を下りた時点で21時を過ぎていたので、早速夕食を取ることにした。
 この日の夕食に訪れた店は、旧市街内に立地するセルフサービススタイルのレストランである。具体的には、入口でトレイを取り、何種類か用意されている料理の中から欲しい料理をその場に立っている店員に伝え、全てのオーダーが済んだ後にキャッシャーで精算するというシステムである。
 注文した料理は、ズィルニという茹でた黒豆と茹でたジャガイモ並びにライ麦パンであり、金額は2.5ラッツ(約500円)であった。特に、ズィルニは代表的なラトビア料理と言われており、元々豆料理が好きな私としては非常に美味しく食することができた。
 こうして夕食を終えて無事ホテル帰着。市場で購入したチェリーを半分だけ食し、明日の郊外観光に備えて早めに就寝した。

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遊覧船からの眺め(バルト三国旅行31)

 市場散策を終えて時計を見たら19時を過ぎていた。時間的に施設系は概ねクローズしているので、最後にリーガ市内を流れるダウガヴァ川遊覧船に乗ろうと岸辺に向かった。
 岸辺には幾つかの乗船スポットがあり、概ね1時間置きにリーガ市内を流れるダウガヴァ川遊覧船が運航していた。時刻表を確認したところ、丁度20時発の船があったのでその場でチケットを購入した。1時間乗って5ラッツ(約1,000円)は妥当な金額と言えよう。
 出発から10分間については、遊覧船からの眺めが見事であった。川からの眺めはまた格別である。ヨーロッパ諸国の街歩きをする際には、必ずその街を流れる川(船)からも街を眺めることを強く勧めたい。
 しかし、その後更に船が進んで旧市街から離れてしまった後は、汚れた工場やドックなど美観とはほど遠い景色が続いた。加えて、日が落ちつつあってすっかり冷え込んできたため、船外に居るとセーターを着ても寒いほどである。結論として、遊覧船に乗ったことは後悔していないが、片道20分×2=往復40分遊覧で十分である。

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リーガの市場(バルト三国旅行30)

 一通り観光を終えた後は、バスターミナル向かいにある市場に足を延ばした。市場には大きなドームが数個並び、内部では生鮮三品や乳製品等の食材店が多数軒を連ねていた。訪問時間帯が夕方ということで想定したほどの活気はなかったが、リーガ市民の台所として市民に大変親しまれていることは十分理解できた。
 一方ドーム外では、トマトやチェリー・ラズベリー等の果物を販売する店舗が少なくとも百軒以上出店していた。特にトマトは赤々と熟して美味しそうであったが、到底一人では食べきれないと判断し、代わりにチェリーを500グラム購入。一人で食するには相当の量であるが、今日・明日の2回に分けて食べれば何とかなるであろうと判断した。価格は1.6ラッツ(320円)程度であるから、日本と比べればかなりお買い得であろうと思う。
 併せて、市場散策時のおやつとしてラズベリーも買ってみた。日本では馴染みが薄い果物であるが、散策しながら食べてみると悪くない味である。ちなみに価格は、紙コップ一杯に小さなラズベリーが入って約0.9ラッツ=180円である。前回のインド旅行においては、衛生的な理由からこうした行為を厳に慎んでいたが、バルト3国ならば大丈夫であろうとこの時点では考えていた。

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月曜日の不幸(バルト三国旅行29)

 超高額ランチを食した後は、時間の許す限り旧市街観光を行った。まずはリーガ旧市街地に位置し、同市のシンボルとも言える「リーガ大聖堂」。続いて、中世に建造された「火薬塔」や中世の商館で近年再建された「ブラックヘッドの会館」、旧市街に点在する幾つかの教会群などを訪れた。
 街歩きにも随分慣れ、迷うことも少なくなったのでかなり効率的に回ることができたのだが、残念なことが一つ。それは、この日が月曜日であったために当初予定していた博物館がクローズしていたということである。7分の1の確率で発生してしまう不可避的なものであるが、この日がほぼ唯一のリーガ観光日であることを考えると大変残念であった。加えて、ラトビア歴史博物館はリーガ城が改修工事中につき入場不可というのも痛かった・・・。
 しかし、こうした小さな不幸はありながらも、別の博物館を見学するなどして時間の有効活用を図り、結果として大変充実した観光をすることができた。

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5,000円のランチ(バルト三国旅行28)

 この日の昼食で私が利用したレストランは、バルト海産の魚料理をサーブするお店であった。
 路地裏にひっそりと佇む小規模なレストランであり、少なくとも外見から高級感は感じられなかった。13時半を過ぎていたこともあってか店内に他の利用客はほとんどおらず、店奥のテーブル席に腰を下ろし、メニューを見て愕然とした。コース料理で軽く20ラッツを超えてしまう・・・。1ラッツ=200円換算で約4,000円である。完全に予算オーバーであったが、さすがに今更店を出るわけにはいかない。
 サーブされた料理は、前菜(数種類の魚の刺身的なもの)、メイン(ムニエルと揚げ魚)、パン・デザートである。確かにどの料理も値段相応のベリーグッドな味であり、この点に関して十分満足いくものであったことは救いである。
 そして、最後にコーヒーか紅茶か聞かれてコーヒーを注文。だが、これはコースに入っていなかったらしく請求書に2ラッツ加算されていた。結果、トータルチャージは24.5ラッツ(約4,900円)。生涯のランチ金額ランキングの第一位かもしれない・・・

(参考:各品の料金)
①前菜(9.2ラッツ)、
②メイン料理(10.8ラッツ)
③パン(2.5ラッツ)
④コーヒー(2・0ラッツ)   合計24.5ラッツ

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リーガ旧市街(バルト三国旅行27)

 リーガ旧市街は、「時代の変化が感じられる街」という印象がある。タリン同様に旧市街全体が世界遺産に指定されておりその美観は疑うべくもないが、中世の街並みがほとんど崩されずに保存されているタリンと比べると、リーガはやや近代化している感は拭えない。事実、旧市街周辺には近代的なビル群が立ち並んでおり、現在建設工事中のビルも幾つか目にした。無論タリンに比べればリーガの方が大都市であり、一国の首都として避けられぬ宿命であることは間違いないが、観光という観点を軸にして考えた場合には少し残念な気もした。
 そして、リーガ旧市街のもう一つの特徴としては、路地が入り組んでおり迷いやすいという点である。旧市街の面積自体がそれほど広くないため、迷ってもそれほど手痛い時間ロスにはならなかったが、私が最初に足を踏み入れた際には、それほど広くない旧市街の同じ場所を何度も行ったり来たりで多少焦った記憶がある。
 いずれにしても、旧市街に足を踏み入れた時には既に13時半を過ぎていたので、まずは昼食を取るべく、ガイドブックに記載されているレストランを目指した。

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両替の顛末(バルト三国旅行26)

 本格的な観光前にまず向かったのは、これまで空振りであった日本円の両替である。フロントで教わったとおりに旧市街側へ歩いて暫く経つと、日の丸が記載されたレート表を掲げている幾つかの両替所を目にすることができた。たまたまバスターミナル付近に両替所が少なかっただけであり、両替所自体が少なかったわけではないようだ。
 2~3の両替所でレートを確認した結果、最も良いレートで1ラッツ=200円弱であった。これが限界であろうと考えて1万円両替した。この200円という数値は、海外渡航先における現地通貨1単位(1ユーロ・1ドルなど)当たりの日本円換算額としては最高額である。こうした場合、通貨単位に惑わされないよう金銭管理をしっかり行っていく必要がある。
 しかし、残念なことにこの両替所にはこの後2回お世話になってしまう。気を付けるべきであった上記の金銭管理が不十分であった何よりの証である。

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外国人に対するおもてなし(バルト三国旅行25)

 リーガで2泊したこのホテルは、今回私が宿泊したホテルの中では立地・部屋・食事・雰囲気など総合的に判断して最良であった。
 これまでの旅行記においても何度か触れているとおり、私がホテル選定を検討する上で最も重視する要素は「立地」である。これは、交通の起点であるバスターミナルや鉄道駅とのアクセスが良好であれば移動に伴う無駄な時間をカットできるし、見知らぬ街を長時間移動する犯罪リスクも回避できるという合理性を論拠としている。無論、それ以外の要素を一切不問にするというわけではないが、選定に当たってのボーダーラインは相対的にかなり低い。
 こうした中で、このホテルは全ての要素において十分合格点に達している。加えてフロントの対応も良好であり、先の両替所に関する情報はもとより、リーガ旧市街が入り組んでいるので迷わないよう十分注意するようアドバイスを受けた。
 限られた日数を旅するツーリストがその国に対して持つ印象は、こうした現地の人々の対応によって決定する要素が強い。今振り返れば、バルト三国いずれの国においてもほぼ全ての場面において不愉快な扱いを受けなかったことが、今回充実した旅行になった大きな要因ではないかと考えている。

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両替できない(バルト三国旅行24)

 リーガ到着後は、まずラトビアの現地通貨であるラッツへの両替を求めて街を歩いた。この両替を巡って30分程は、この旅行で一番と言ってよいほど苦戦を強いられることになる。
 まず、バスターミナル周辺に両替所そのものの数が少なく、2~3の両替所について日本円両替はNGであった。そして唯一日本円両替が可能な場所における為替レートは、1ラッツ=230円という目を疑うものであった。私が旅行前に確認した限りでは、1ラッツ=180円程度であろうと考えられ、コミッション込みでも200円程度が妥当であった。さすがにここまで悪いレートで妥協するわけにもいかず、やむなく先にホテルに向かうことにした。
 ホテルはバスターミナルから徒歩3分程度の好立地であり、すぐに辿り着くことができた。ホテルの正面横には銀行があったので日本円の両替できるか交渉してみたが、やはりNGであった(可能なのは米ドル・ユーロのみ)。一昔前ならいざ知らず、昨今において日本円を両替できないことはほぼないと考えていたが、まだまだ米ドルには敵わないようだ。
 こうして現地通貨を1銭も持たぬままホテルチェックインを済ませた。

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ボーダーラインはどこ?(バルト三国旅行23)

 ラトビア行きバスの設備は、日本の長距離高速バスと同様である。2座席×2列でトイレは車体中央に設置されている。クリンネスも悪くない。逆に、アジア諸国の国際バスにたまに見られるような、飲み物や食事がサーブされるということも全くなかった。
 車内には、欧米人旅行者をはじめ何か国(タイ・韓国など)かの旅行者が乗っていたが、日本人は皆無であった。というか、エストニア滞在中において日本人を目にすることは結局一度もなかった。
 EU域内間の移動とはいえ一応「国際バス」であるので、国境通過の瞬間は是非目にしておきたいと思ったのだが、結局どこが国境なのかが全くわからないままラトビアに入国してしまった。出入国管理場のような施設を通ったのかについても不明である。これは少し残念であった。
 いずれにしても、バスは1回休憩を挟んで4時間半走り続け、ほぼ予定通りにラトビアの首都であるリーガに到着。旅行3日目にして早くも2か国目の観光開始である。

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