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足立区出身税理士の海外旅行記

地元の東京都足立区で事務所を開業している税理士の海外旅行記です。

ドクターフィッシュ(カンボジア・ベトナム旅行40)

 夕食を終えて再度パブストリートを散策していると、小魚が沢山泳いでいる大きな水槽を目にした。これがドクターフィッシュであり、人間の足(皮膚)の悪い角質を食べて血行を促進してくれる大変有り難い魚である。既に何名かの先客がこのマッサージ?を楽しんでおり、見ていて面白そうだったので早速トライしてみた。ちなみに、料金はビール1缶付で30分3ドルである。
 第一声は「くすぐったい」であったが、慣れてくると次第に違和感はなくなってきた。大通り沿いなので道行く人から次々と視線を浴びせられたことは若干恥ずかしかったが、1度はトライして損のない経験であろうと思う。こうして開始から40分程経過したが、どういうわけか終了の合図はない。このまま何も言わずに追加チャージを要求されることを恐れて自己申告すると、何事もなかったかのように足拭き用タオルを持ってきた。どうやら完全に忘れられていたようだ。
 こうしてシェムリアップ最後のマッサージを楽しみ、無事ホテルに帰着・就寝した。明日は第二の難関であるプノンペンへの移動日である。

中野浩志税理士事務所
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氷と生野菜(カンボジア・ベトナム旅行39)

 この日の全ての観光を終えてホテルには16時半頃に到着した。帰路にはドライバーからマッサージやアプサラダンス鑑賞はどうかと幾度か誘われた。(決して無理やり提携店に連れて行こうと言う魂胆ではなく)おそらく彼なりの心遣いであると思われたが、あいにく双方ともに経験済であったので丁重にお断りした。その代わりに、ホテル到着後に1万リエル(約2.5ドル)をチップとして渡したら大変喜んでいた。今日1日本当によく頑張ってくれた。
 ホテルで1時間ほど休息+携帯充電を済ませた後、昨日同様にパブストリートに出掛けた。途中アンコールトレードセンターというSCを覗いたが、日本の寂れた地方都市の旧来型SCという印象であり、まだまだ上昇余地は十分ある気がする。そのSC内に入居しているピザやチキン系のFF店にも入ってみたが、こちらは地元家族連れや観光客で結構賑わっていた。各フードの料金は失念したが、結構割高であったと記憶している。
 その後しばらくオールドマーケットを散策して、シェムリアップ最後の夕食を取ることとした。この日の夕食は、ガイドブックにも載っているパブストリート内のレストランで取った。注文したのは、クメールカレー+マンゴーサラダ+レモンジュースであり、料金は総額8.5ドル(カレー4ドル+サラダ4ドル+ジュース0.5ドル)とかなり高めではあるが、カレーのクリーミーさが強く印象に残っている。
 しっかりしたレストランであったので、氷・生野菜ともに大丈夫かと考えていたが、残念ながらこの日の夜中にトイレに駆け込む羽目になった。どちらが原因であったのかはわからない。幸いに軽傷であったが、やはり食事には気を付けなければならない。

中野浩志税理士事務所

広大なアンコールトム(カンボジア・ベトナム旅行38)

 昼食後は、ドライバーとの合流時間である16時までアンコールトム内を観光した。前々日に観光したアンコールトムであるが、その時に観光したのは主要部分のみであり、この日はその残りの部分を体力の続く限り観光することとしていた。
 2時間で観光できたスポットは、ライ王のテラス → プリア・パリライ → 王宮 →ピミアナカス → バプーオン である。特に後の2つはピラミッド型の大型遺跡であり、段差のある高い階段を登るのに一苦労であった。この段差と勾配の凄さは、定番観光コースでこの2遺跡を外している理由が、高齢者向けの安全管理(高齢者がケガをしないため)ではないかと感じられるほどである。しかし、これでも広いアンコールトム内の半分強を見たに過ぎず、結局東半分は手つかずになってしまった。まさに恐るべき広さである。
 同時に、最後に訪れたバプーオンを観光中に携帯カメラの電源が切れるという不幸に見舞われる。午前中に写真を撮りすぎていたので覚悟していたが、このような偉大な遺跡があることを知っていたら、もう少しセーブしておくべきであった。お金と同様に「電池のご利用も計画的に」と言ったところであろうか。

中野浩志税理士事務所

お金か食事か(カンボジア・ベトナム旅行37)

 今回も、移動手段を1日チャーターした場合においてガイドの食事をどうするかという壁に遭遇した。昨年のインド旅行後、ドライバーには適当な金額を与えれば十分と聞いており、今回はその通りに対応しようと考えていたのだが、半日一緒であったこのドライバーともう少し話したいと思った。そこで、私が全て支払うので一緒に昼食を取らないか誘ってみた。するとドライバーは1度遠慮するも、再度確認したところ(私に悪いと感じたのか)OKしてくれた。
 食堂に入ってメニューを見てびっくり。何と市内の観光客向けレストランの約2倍の料金設定である。結局、私はチャ-ハンとビール、ドライバーは鳥肉プレートとコーラをオーダーして料金は合計12ドル(各約6ドルずつ)。本件について私側から見れば、オーダー待ちの間にドライバーと英会話ができたと考えれば、これに関して別段意には介さない。ちなみに、一般的なトゥクトゥクドライバーである彼の英語力は私とそれほど変わらないので、十分な英会話の練習になった。
 しかし、ドライバー側からは違う景色が見える。例えば、この食事に6ドル払うなら2ドルキャッシュで欲しかったとは考えないか。少なくとも、私がドライバーの立場であったら間違いなく考える。そしてこの考えは、この食事に6ドル払うなら俺にももっと払ってくれという内容に変わり、最終的には金銭トラブルや犯罪という結末を迎えるかもしれない。
 今回に関しては、精算時にドライバーは本当に私に対して感謝していたと思われるし、その後に金銭トラブルを招くこともなかった。だが、特に発展途上国を旅する上では、こうした金銭感覚の違いは十分に認識しておく必要があろう。こちらにとっては善意であったとしても、相手がそれをどう受け止めるかということは別問題であるのだから。

中野浩志税理士事務所

飽きない遺跡観光(カンボジア・ベトナム旅行36)

 この日は、スラ・スラン及びバンデアイ・クデイ → プレ・ループ → 東メボン → タ・ソム → ニャック・ポアン → プリア・カン の順に遺跡を回った。当初は3日間も遺跡を見続けていたら飽きるのではないかと考えていたが、遺跡ごとにそのスタイル・色彩・スケールなどが異なるので、どの遺跡も大変興味深く見ることができた。この中で特に印象に残っているのは、プレ・ループとプリア・カンである。
 前者は、そのスタイルがピラミッドを彷彿とさせるものであり、これまでのアンコール遺跡らしからぬ雰囲気を有していた。一方後者は、前日までに訪問した定番遺跡にも負けない規模と風格を兼ね備えており、近郊遺跡の中では最も訪問価値の高い遺跡の一つではないかと感じられた。また、各遺跡ともに観光客はそれなりにいたが、定番遺跡と比べれば比較にならないレベルであるので、ある程度落ち着いて観光できたこともプラスであった。
 こうして全ての遺跡観光を13時過ぎに終え、昼食を取るべく前々日に訪れたアンコールトム内の食堂に入った。

中野浩志税理士事務所

郊外観光開始(カンボジア・ベトナム旅行35)

 シェムリアップ観光最終日となるこの日は、トゥクトゥクを1日チャーターして近郊遺跡観光を行った。既にホテルで手配済のトゥクトゥクドライバーとホテルロビーで合流し、8時にホテルを出発した。
 近郊遺跡の観光ルートは、大きく分けて大回り・小回りの2通りがある。当初は1日で双方を回ることを考えていたが、ドライバー曰く「両方回る場合には追加料金10ドルが発生する」とのことであったので、今回は大回りコースを選んだ。1日チャーターにもかかわらずこの言い分は納得いかなかったが、結果として各遺跡をじっくり見る場合にはスケジュール的に困難であった。また、最初こそトラブル臭を感じさせたこのドライバーも、実際には非常に温和で真面目な人物であり、お陰でこの1日を気持ちよく過ごすことができた。
 長袖でも肌寒く感じられる早朝の道路を走ること30分、大回りコース最初の遺跡であるスラ・スランに到着した。

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夕暮れのシェムリアップ(カンボジア・ベトナム旅行34)

 マッサージを受けた後は、パブストリートと呼ばれる繁華街を散策した。この一帯だけを見ると、ここがヨーロッパの主要都市の一角であると誤解するほど洗練されている。少なくとも、当初イメージしていたカンボジアを感じさせる要素はほとんどない。
 しかし、この異次元空間を1歩出ると様相は変わる。とは言っても、シェムリアップの街は比較的落ち着いた佇まいであり、この街自体が本来のカンボジアの姿とはかなり乖離いるものと思われる。言い方を変えれば、観光客にとっては非常に快適で過ごしやすい街であるということにもなる。
 こうして通りを歩いていると、歩道に出店している食堂を発見した。そこでは沢山の観光客が食事を取っており、入口には英語のメニューも設置されていた。早速入店してカンボジアヌードル(イエローヌードル)とココナツジュースをオーダーした。料金は3.5ドル(ヌードル2ドル+ココナツ1.5ドル)。味もまずまずであり、丁度暑さも和らいできたので快適な食事を楽しむことができた。ちなみに、本旅行ではココナツジュースを度々オーダーしているが、決して好きだから頼んでいるのではなく、他のノンアルコール飲料には氷が入っているためである(氷製造用の水が危険との判断)。
 食後も夜のパブストリート散策をしばらく楽しみ、20時頃にホテルに戻って就寝した。

中野浩志税理士事務所

クメールマッサージ(カンボジア・ベトナム旅行33)

 ガイドブックに記載されたマッサージ店に辿り着くと、その入口前で店員に声を掛けられた。何でも、本来であれば1時間8ドルのところ今ならば7ドルで良いとのこと。そこで2時間コース(14ドル)をオーダーすることにした。ちなみに、ガイドブックには1時間5ドルの店も紹介されており、観光客をターゲットとしたこの手のマッサージ店の間では価格競争が激化しているのかもしれない。 
 施術技術は、タイのオンヌットで受けたタイ式マッサージに比べれば数段良いので、コスパは高いと言える。だが、施術用の着替えがなくパンツ1枚で施術を受けなければならないのは驚きであった。これは、翌日宿泊ホテルで受けたマッサージ(1時間8ドル)も同様であり、かなり違和感があった。クメールマッサージの特徴なのだろうか。
 こうして2時間はあっという間に終了。トラブルもなく、チップ1ドルを含めても15ドルはかなりお得であると言えよう。

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一か八か(カンボジア・ベトナム旅行32)

 オールドマーケット内で買い物を終えた後も、しばらくマーケット内を散策した。食品・衣料・宝飾など様々な店舗が所狭しと並ぶ様は、いかにもマーケットという表現が相応しい。
 そして、とうとう私が気になっていた甘味屋台がその姿を現した。カンボジアでは甘味が大人気であり、ガイドブック等でも紹介されていたので是非足を運んでみたいと考えていたのである。そして、ここで一つの選択を迫られることになる。それは食べるor食べないかであり、当然食中りを想定した意思決定であることは言うまでもない。
 一か八か勝負することも考えたが、旅行序盤なので結局見学だけにとどめることとなった。その隣には本格的な屋台食を提供する店があり、周囲には美味しそうな匂いが立ち込めていたが、こちらも泣く泣くスルー。
 その後もしばらく市場内を見学したが、夕食時間にはまだ早いので、兼ねてから予定していたクメールマッサージを受けることにした。

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買い物下手(カンボジア・ベトナム旅行31)

 本旅行中において、最初の相手の言い値で交渉が成立したことは皆無であった。これは発展途上国における買い物の基本中の基本であるが、問題は適正相場がどの程度であり、(地元住民ではなく)観光客が購入可能なミニマム金額がどの程度かという点である。本ブログでは、今回私が価格交渉した経緯をできるだけ正確に記載していきたい。結論としては、多くの日本人と同様に交渉を前提とする買物は不得手である。

①オールドマーケットのTシャツ
 遺跡内の子供物売りの販売価格が2ドルまで下がったので、2ドルを軸に交渉することを決めていた。しかし、金額を尋ねたところ5ドルとの一声。こちらが2ドルなら買うと言うと3ドルになった。交渉不成立のため諦めてバイバイしようとすると(厳密にはそのフリ)、相手が折れて2ドルで成立。なお、Tシャツ生地は薄手ではない普通のもの。
 仮に1ドルから交渉を開始したら1.5ドルに下がった可能性は十分あった。ちなみに、この日の夜にも別の店でもう1枚買ったのだが、全く同じ経緯・結果を辿った。

②オールドマーケットの展示用土産品(小サイズ)
 日用品に比べると土産品は価格が下がりにくい。まず値段を聞くと8ドル。結構欲しいと思ったので5ドルなら買えたのにと答えてその場を離れようとすると、5ドルOKとのこと。なぜ3ドル(せめて4ドル)と言わなかったのかと瞬間後悔したが、これは自分の責任なので仕方なく5ドルで購入。ちなみに、私の宿泊ホテルに併設されているギフトショップでは、全く同じ商品が丁度5ドル販売されていた。従って、マーケットでは間違いなく3~4ドルで購入可能であった。

中野浩志税理士事務所

自由行動開始(カンボジア・ベトナム旅行30)

 午前中の行程は全て終えたので、他の参加者とはここでお別れして一度ホテルまで戻った。午後から明日までは完全フリーである。実は当初、この日の午後は天空の城ラピュタのモデルになったと言われるベンメリア遺跡ツアーに参加しようと考えていたのだが、ツアー料金が予想以上に割高(45ドル。仮に個人で車をチャーターした場合には68ドル)であったことに加えて、半日くらいは遺跡以外の観光を楽しみたいと考えてスルーした。
 まずは、昼食を取るためにオールドマーケット向かいのレストランに入った。オーダーしたのは「アモックトレイ」と言う雷魚のココナツミルク蒸しであり、カンボジアを代表する人気の名物料理である。私の感想としては、所謂魚貝入りクメールカレーであり、タイカレーとは異なりクリーミーな味わいについては非常に好感を持つことができた。料金は4ドル(他にアンコールビール(1.5ドル)を注文したので合計5.5ドル)と観光地価格であるが、総合評価は可も不可もないと言ったところか。しかし、オーダーからサーブまで30分以上かかったことは大きな減点要素である。
 次に向かったのはオールドマーケット。これまでの旅行同様、ご当地Tシャツと同国を訪問したことが一目でわかる展示用土産品(今回の場合にはアンコールワットを描いたグッズ)を購入するためである。この後の旅程においてしばらく続く、現地人との価格交渉バトルの開始である。

中野浩志税理士事務所

農村の生活(カンボジア・ベトナム旅行29)

 この日のガイドは、遺跡に関する説明に加えて、カンボジア農村部の人々の生活や伝統文化などについても熱心に説明してくれた。
 例えば、カンボジア人の平均月収は約100ドルであるが農村部はさらに低額であることや、電気が普及していないので早寝早起きが徹底されていること、結婚年齢は男女ともに20歳前後であるが最近は日本同様に晩婚化していること、さらにはカンボジア国民の中で近年急増している病気は糖類の摂り過ぎによる糖尿病であること、などである。ガイドブックでは触れる機会の少ないこのような情報に接することは、その国に対する理解を深める上でも重要であり、ツアー参加の大きなメリットでもある。
 こうして移動中に様々な話を聞きながら午前中最後に向かったのは、カンボジア農村地区である。カンボジア農家の多くは、雨期の洪水から身を守るやめに木造の高床式家屋が一般的であり、この他その折々の状況に応じて諸々の工夫が凝らされていた。ちなみに、今は乾季で農業が休みであることから、多くの農家が副業としてヤシ砂糖の製造・販売を行っているとのことであり、沿道では沢山の露店がヤシ砂糖を販売していた。私がこの日の午前中に訪問したスポットの中では、この農村見学が一番印象に残っている。

中野浩志税理士事務所

地雷の悲劇(カンボジア・ベトナム旅行28)

 続いて辿り着いた地雷博物館には、カンボジア内戦時代に使用された対人地雷・対戦車地雷などの展示や、地雷被害者に関する資料などが展示されていた。館内はそれほど広くないが、ガイドの説明に基づいて一つ一つの資料や展示についてしっかり見ていくことができた。
 カンボジア内戦に関しては、別途記述するプノンペンのキリングフィールド・トゥールスレン博物館の項でも触れることになるが、カンボジアの将来に対して甚大な悪影響を及ぼし、国民に深い心の傷を与えた愚行であったと言わざるをえないだろう。
 加えて、これは決して過去の話ではない。と言うのも、敷設された地雷は今でも完全に除去されておらず、毎年それによる犠牲者が出ている。遺跡の入口などでは、地雷被害者らが観光客向けに民族音楽等を演奏している光景をしばしば目にする。これに対する寄付やCDの売上により生計を立てざるをえない彼らの姿を目にする度に、戦争は決して行ってはならないことを実感せざるをえない。

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東洋のモナリザ(カンボジア・ベトナム旅行27)

 続いて向かったのは「バンテアイスレイ」と呼ばれる郊外を代表する遺跡である。この遺跡は、前日のメインコースを除けば主要旅行会社の観光ツアーの中に組まれていることが多い。というのも、遺跡内には「東洋のモナリザ」と呼ばれる優美なレリーフが描かれており、それを見るべく多くの観光客が訪れるためである。
 だが、肝心のモナリザは遺跡保護の観点から間近で拝むことができず、遠目からその存在を確認することができるに過ぎない。私もガイドからその場所を示されたが、周囲が大変混雑していたこともあり、しっかりと確認することができなかったことは残念であった。しかし、赤い砂岩で造られた遺跡が、太陽の光に照らされてその赤味を増していく素晴らしい情景は、一見の価値がある。
 こうして午前中の早い時間帯に郊外2遺跡の観光を終え、次なる目的地である地雷博物館に向かった。

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子供たちからの集中攻撃(カンボジア・ベトナム旅行26)

 こうして落ち着いた雰囲気の中で遺跡の素晴らしさを堪能することができたのだが、唯一の難点は、物売りの子供たちによる集中攻撃を浴びることである。
 前日のように観光客で溢れかえった場所では、物売りも多いが観光客の数に比べれば微々たるものであるので簡単にかわすことができたが、この閑散とした空間の中においては10名を超える子供たちからの集中攻撃を避けることはなかなか容易ではない。そして、やはり年配の夫婦や女性などが集中的に狙われやすいことは共通しているようだ。しかし、インドと異なりスリ・ひったくりといった犯罪系の臭いは皆無であるので、大きなトラブルは起こりえない。
 ちなみに、販売価格はTシャツが3ドル(後に2ドル)、ミサンガ風の小物が2個で1ドル(後に5個で1ドル)などふっかけ率はそれほど高くなく、おそらく平均2~3倍程度であろうと思われる。
 さすがに子供たちのしつこさにも嫌気がさしてきた時、一台の観光バスが正面入口に到着した。その瞬間、その子供たちは新たな獲物を求めて一斉にそのバスに向かって走って行った。こうして包囲網は解かれることとなり、我々はようやく次なる目的地に向かうことができた。

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2日目の観光開始(カンボジア・ベトナム旅行25)

 シェムリアップ滞在2日目となるこの日も、前日同様ツアーオフィス前に8時に集合することになっている。ホテルからの道順は完璧に頭に入っていたので、7時45分にホテルを出発し、集合5分前には到着した。前日が終日ツアー参加で肉体的・精神的に大変楽だったこともあり、体調は万全である。
 この日に私が参加したツアーは、アンコールワット遺跡群の郊外を半日かけて観光するツアーであり、参加者は私を含めて10名弱。この中には前日ツアーで一緒であった1人旅の初老男性もいた。ちなみに、このツアーの午後の行程は、トレンサップ湖とオールドマーケット観光が予定されており、私以外の参加者は全員午前・午後のフル参加であったが、私は午後市内でのんびりと過ごしたかったので、午前半日ツアーのみを申し込んでいた。
 定刻に出発したバスは、まず「バンデアイサムレ」という遺跡に到着。前日の定番スポットと異なり遺跡内は非常に閑散としていた。素人の私から見れば、この決してメジャーとは言えない遺跡一つだけでも十分素晴らしいと感じるのであるが、これと同様若しくはそれ以上のスケールと美しさを兼ね備えた遺跡が、何百・何千と存在する同地域の歴史的価値に驚嘆せずにはおれない。

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合理性よりも趣向重視(カンボジア・ベトナム旅行24)

 こうして大満足のツアーを終えて21時にはホテルに帰着した。出発時はツアーオフィス集合であったが、帰りには各参加者のホテルまで送ってくれた。ちなみに、ガイドに対しては別れ際にチップ1ドルを与えた。彼の働きからすれば決して多くない金額である。
 この日の最後の仕事は、明後日以降の交通手段の確保である。具体的には明後日の1日観光トゥクトゥクチャーターとプノンペンまでの移動手段をホテルで手配した。まず前者については、シェムリアップのホテルで手配する場合における標準価格が1日15ドルであることを確認済であり、このホテルも同額であったことから即刻交渉成立。ちなみに、今回利用したツアー会社で手配した場合には数ドル程度割高になる。また、自力でドライバーと交渉した場合には2~3ドル安くなるようだが、それに伴う諸々のリスクを考えれば15ドルは十分妥当な金額であろう。
 次に、シェムリアップからプノンペンまでの移動手段の確保である。この両都市間の移動手段としては、飛行機・バス・ボートの3通りがある。事前に確認したところでは、両都市間はバスが頻発しており、その金額は5ドル程度(所要時間は約6時間)とのこと。リーズナブルな金額と使い勝手の良さで考えれば断然バスを利用すべきなのだが、私はどうしても船という選択肢を捨てることができなかった。結局、料金はケタ一つ高く(45ドル)、時間はかかる(7時間)といった、上記3つの移動手段の中では最低の選択をすることとなった。やはり、人間は経済合理性だけでは動けない。
 料金については、ガイドブックには35ドルと記載されていたので、ホテルのコミッションが10ドル含まれている可能性が高い。実は、船のチケットを求めて早朝に今回利用したツアー会社を含めて旅行代理店を2~3か所回ったのだが、いずれも船のチケットは扱っていないとのことであった。翌日以降にもう少し探して正価で買う努力をすべきであったのかもしれないが、後にホテル経由で良かったという事態に遭遇することになる。

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素晴らしい夕べだが・・・(カンボジア・ベトナム旅行23)

 この日の夕食会場は市内中心部の大型レストランであり、昼食時と同様にやはり沢山の日本人を見かけた。食事はブッフェスタイルであり、料理メニューは質量ともに十分過ぎる内容であった。
 しかし、それにも増して素晴らしかったことは、その席次がダンスショーの行われる舞台真正面であったことである。ちなみに、個人で来店した場合には大抵会場後方の座席になってしまうようであったので、さすが地元有力ツアー会社であると感心した。しかも、これだけ付いて料金は7ドルである(1日ツアーと同時に申し込んだ場合に限る)。
 夕食時間は約1.5時間であり、地元の伝統舞踊であるアプサラダンスショーと影絵ショーがその間に行われた。アリーナ席での鑑賞には十分満足しているが、前述の通り写真が撮れなかったことだけがやはり大いに悔やまれる。次回は必ず充電済のカメラを持って参加したい。

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アクシデント発生②(カンボジア・ベトナム旅行22)

 パスポート・財布・携帯電話(カメラ兼用)は全てあった。しかし、何とその携帯の電源が無くなってしまったのである。1日中壮大なスケールの遺跡の写真を撮り続けた結果である。従って、この後の夕日の写真並びに夕食時のアプサラダンスや影絵ショーなどの写真を撮れなかったことは痛恨の極みであった。だが、実際の目で遺跡群の中に夕日が沈みゆく情景を見られたことで良しとしよう。
 ちなみに、この夕日と早朝の朝日鑑賞ツアーはアンコールワット旅行の定番であるが、私は朝日鑑賞をパスした。パスに至った経緯は色々あるが、結論としてはわざわざ早起きして参加するまでの強い魅力を感じなかったということなのだろうか。次回訪れた時は前向きに考えたいと思う。
 夕日が地平線に身を隠し始めてから数分、その姿は完全に見えなくなった。それと同時に観光客が一斉に山を下り始めた。我々はガイドの先導で裏道から下山し、15分程度で山麓に到着。この日2件目の土産物屋を経由して夕食会場に向かった。

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アクシデント発生①(カンボジア・ベトナム旅行21)

 続いて移動したのはプノンバケンと呼ばれる山の頂である。ここは夕方前に多数の人々が殺到する同遺跡群随一の人気鑑賞スポットである。
 夕方16時半頃から山道を登ること20分して頂上付近に辿り着いたが、既に沢山の人々が頂上に登るべく列を成していた。危険防止のために頂上手前では入場制限が行われており、後は気長に順番を待つしかない状況である。このウェイティング中、ガイドからスリに十分気を付けるよう注意喚起があった。どうやらこの順番待ちの最中に財布や貴重品を盗まれる事件が多発しており、同ツアー参加者も約1か月前に被害に遭っているとのことである。確かに、この状況下はスリにとって絶好の仕事場になる。
 待つこと約30分、ようやく頂上に登れることとなり勾配のある階段を急いで登る。間もなく夕日が沈まんとする時間帯であり、頂上に辿り着いて何とかギリギリ間に合ったと思い一安心。先ほどのガイドのアドバイスを思い出して改めて気を付けようと思った矢先、あるものが無くなっていることに気付いた。

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