足立区出身税理士の海外旅行記

地元の東京都足立区で事務所を開業している税理士の海外旅行記です。

ネイティブとの食事(カンボジア・ベトナム旅行78)

 即売会の後は少し早目の昼食となった。やはり、メコンデルタ名物のエレファントイヤーフィッシュは聞きしに勝る外見である。また、店のおばさんがそのフィッシュを解し、その場で他の食材と一緒にライスペーパーで巻いてくれると言うスタイルは、ベトナムらしさが感じられる瞬間でもあった。こうしてベトナム料理づくしの昼食を十分満喫した・・・と書きたいところであるが、正直なところ精神的に結構なストレスであった。
 こうしたツアーに1人で参加した場合、当然昼食は他の旅行者と相席になり、そのこと自体はこれまでも何度か経験済であるので全く問題はない。問題はそのメンバーであった。
 英語ツアーとは言っても、これまでの私の経験では語学レベルが私と同じ又はそれ以下のである非英語圏の参加者(韓国人・スペイン人など)が最低1名はいたので、必然的に彼らを交えた若干ぎこちない英会話を通じて食事を楽しみ、コミュニケーションを深めていくというケースが多かった。しかし、今回私のテーブルは、ファミリー参加の英国人と英語が堪能なマレーシア人という組合せであった。
 英国人ファミリーとマレーシア人との会話に何とか入っていきたいと試みたが、完全に私の語学力を超える会話レベルであることを理解するに及び、諦めざるを得なかった。後にマレーシア人が気を遣って私に色々話しかけてくれたが、(性格的な問題はあるにせよ)やはり言葉の壁がコミュニケーションを消極的にしてしまう点は否めないだろう。あの時の会話レベルにスムーズに入っていける時が果たして来るのか正直疑問であるが、「継続は力なり」を信じて、その時を目指して精進していくしかないだろう。

中野浩志税理士事務所
スポンサーサイト

デルタ内の散策(カンボジア・ベトナム旅行77)

 バスは2時間走り続けてメコン川流域に到着した。郊外部の道路は所々痛んでおり震動が激しかったが、ハノイから南下してきた先の日本人曰く「この程度ならば良い方である」とのこと。どうやらフエやホイアンがある中部はかなり酷いらしい。ちなみに、交通事情はホーチミンが最も酷いという話も聞いた。
 川岸からは船に乗り換えてメコンデルタに接岸。メコン川の第一印象としては、まず「雄大である」ということ。さすが東南アジアを代表する大河川である。そして、他の東南アジアの河川と同様、同地域の地形・気象に起因する濁った土色を帯びていた。
 接岸してデルタ内を散策した後、まず向かったのはライスペーパー工場である。ここでは製造過程について一通りの説明を受けた後、乾燥させたライスペーパーの試食を経て即売会が行われた。多くの観光客が1袋1ドルのライスペーパーを大量に購入していったが、私は買わなかった。ちなみに、味は極めて薄味のチップスのようなものであり、間食には良いおやつになるかもしれないが、好んで食べるほどではないだろう。ちなみに、この見学→試食→即売会のパターンは、この後の蜂蜜工場やココナツキャンディー工場でも行われた。なぜこのツアーが11ドルという格安料金で催行できるのかについて、何となく理解できた。

中野浩志税理士事務所

早朝のツアーオフィス(カンボジア・ベトナム旅行76)

 ベトナム観光2日目となるこの日は、前日に申し込んだツアーに参加すべく7時前には朝食を済ませ、7時半にはシンカフェオフィス前に到着した。オフィス前には様々なツアーに参加する旅行者たちで溢れかえっており、また入口前の道路には彼らを乗せる数台のバスが停車していた。仮に、一切の情報なくこの場に居合わせた場合、自身の目的達成には相当の苦戦を強いられることは必定であろう。
 前日言われた通りにカウンターでバウチャーを渡すと、参加するツアーチケットが発行され、乗車するバスとシートナンバーを指示される。これでチェックイン完了である。しばらく待機していると、私が乗車するバスがアナウンスされたのでオフィスの外に出てそのバスに乗り込んだ。
 英語ツアーということなので、当初は欧米外国人を中心とした客層を予想していたが、実際には参加者約30名のうち半数近くが家族連れの韓国人であり、続いて欧米人・東南アジア人といったところであった。ちなみに、日本人は私を含めて2人であり、お互い1人旅ということもあって本ツアー中には常に一緒に行動し、旅の情報を交換し合った。
 かくしてバスは定刻の8時にツアーオフィスを出発し、メコンデルタに向かった。

中野浩志税理士事務所

水上人形劇(カンボジア・ベトナム旅行75)

 食事を済ませて再度水上人形劇場まで戻り、18時前には指定された席に腰を下ろした。予想通り端席であったが、直前に購入したことと個人客であったことを考えれば仕方ない。シェムリアップのアプサラダンス同様に中央の特等席は全てツアー会社が押さえているのだろう。やはりこの予想は正しかったが、ここに着席した人々が全て日本人であったことには大変驚いた。観客の8割以上は日本人であったと記憶している。
 水上人形劇は約45分間行われ、様々な形をした人形達が演目に沿って様々なパフォーマンスを見せていた。感想としては「一度見れば十分」といったところだろうか。
 夜間ということに加えて、人形劇場からホテルまでは結構な距離があったのだが、迷わず徒歩で戻ることにした。ホーチミン市内の雰囲気から考えてこの時間帯であればセーフティであると判断したためである。さすがにベトナム一の大都市ということで、どこに行っても賑やかな一角に出くわし、日本人旅行者も数多く目にした。ベトナムが日本人の旅行先トップ5に入る日も決して遠くないかもしれない。

中野浩志税理士事務所

ひたすら歩く(カンボジア・ベトナム旅行74)

 統一会堂を去った後は、サイゴン大教会並びに隣接する中央郵便局を訪問した。どちらもホーチミンでは定番の観光スポットではあり、統一会堂同様にひっきりなしに観光客が押し寄せていたが、私自身は「訪問した」という事実以外の特別な印象はない。
 続いて向かったのは水上人形劇場である。水上人形劇はベトナム北部の伝統芸能であるが、ホーチミンでも上演されている。受付で確認したところ18時上演開始のチケットを入手することができた(料金は16万ドン=約800円)。
 18時まで時間があったので、少し早目の夕食を取ることにした。少し歩くとフォーで有名なチェーン店を見つけたので、この店でフォーと生春巻きをオーダーした。料金はフォーが約5万ドン、生春巻きが約2万ドン、ココナツジュースが2.5万ドンの合計9.4万ドン(約470円)であった。少し高いと感じたが、無論チェーン店なのでぼったくりは考えられない。ホーチミン中心部においてまともな食事を取るとこの位かかるのだろうか。

中野浩志税理士事務所

ベトナム近代史の象徴(カンボジア・ベトナム旅行73)

 両替と翌日ツアーの手配を済ませた後はいよいよ観光である。予定通り最初の目的地である統一会堂まで徒歩で向かったのだが、デタム通りからは結構な距離を歩く羽目となった。後で地図を確認したが、一般ツーリストであればバイタク利用が無難な距離である。
 統一会堂(入場料3万ドン=約150円)は旧南ベトナム大統領官邸後として使用されていたことがあり、私もテレビで何度か目にしたことがあったので、ホーチミンでは最も著名な観光スポットであろう。会堂内は多くの団体旅行者で溢れかえっており、中でも日本人旅行者を数多く目にした。やはり正月休み+直行便というダブル効果によるものであろう。会堂内の各部屋には解説が付されており順路に沿って見ていくのだが、正直な感想としては可も不可もないといったところであろうか。もう少しベトナム史について関心があれば一層興味も湧くのであろうが、見て納得して次に移動という行動パターンを繰り返し、気づけば全て見終わっていたという感じであった。或いは、カンボジアの観光資源が素晴らしかったことの反動であったのかもしれない。
 内部を見学した後は、屋外に展示されていた戦車などを見ながら敷地内の散策を行い、次なる目的地に向かった。

中野浩志税理士事務所

格安ツアー(カンボジア・ベトナム旅行72)

 両替を済ませた後は、そのままデタム通りのシンカフェと呼ばれるツアー会社を訪問し、翌日のメコンデルタ1日英語ツアーの予約を済ませた。
 このシンカフェはベトナム国内では著名なツアー会社であり、旅行者の多くが本ツアー会社を利用していることは事前に調査済であった。唯一残念な点は日本語ツアーがないことであるが、自然観光であることから高度な語学力を要しないであろう点、並びに料金の安さ(22万9千ドン=約1,150円)を考慮して、英語でも問題なしと判断した。ちなみに、他の日系会社が主催する日本語ツアーの料金は、ほぼ同じ内容にもかかわらず安くて30ドル弱である。
 ツアー予約の流れとしては、まず受付で参加したいツアーを選択してバウチャー発行を受け、続いて精算カウンターで支払いを行ってバウチャーに領収印を押印してもらう。このバウチャーにはチェックイン開始時間(概ね出発時間の30分前)が記載されており、当日に本バウチャーを持参してチェックインするとツアーチケットが発行されるという、極めて効率的なシステムとなっている。さすがベトナムを代表するツアー会社であると感心した。

中野浩志税理士事務所

街なかの両替相場(カンボジア・ベトナム旅行71)

 気を取り直して当初の方向に歩みを戻して20分、ようやくホテルに到着することができた。一言で書いているが、重い荷物を持ちながら交通量の多い通りをバイクに注意しながら歩くことは容易ではなく、少なくともベトナム旅行中においてはこの区間が精神的・肉体的に最も疲労した。ちなみに、タクシー・バイタク利用についてはリスク管理の観点から検討対象外であった。
 まだチェックインができなかったので、荷物だけ預けて最初の観光予定地である統一会堂(旧南ベトナム大統領官邸)まで行こうとしたが、ベトナム通貨であるドンをほとんど持っていなかったので、どこかで両替しなければならない。ホテルまでの移動中に両替所が幾つかあったが、また戻るのも面倒と考えてホテル近くのエージェントに確認したところ1万円=180万ドンとのことであった。
 途方もない高額数値なだけに一瞬誤魔化されそうであるが、ここは冷静に考える必要がある。つまり、当時の相場である1ドル=103円=2万ドンで考えれば決して良いとは言えない。しかし、ホテル近くには他に両替所がなかったので、やむなく(統一会堂とは逆方向になる)先ほど来た道を戻って、ファングーラオ通り沿いの両替所を覗いてみた。結果は概ね1万円=190~193万ドンであり、先ほどの相場から判断しても悪くないと考えて2万円両替した。ちなみに、私が確認した中で最も良いレートであったのが中央郵便局内の両替所であり197万ドンであったが、まあこれは仕方ないだろう。

中野浩志税理士事務所

ベトナムの道路事情(カンボジア・ベトナム旅行70)

 これについては既に何度か触れているとおり、途轍もないバイクの数という点に尽きるだろう。特に、大通り沿いを何列にも連なって走るバイクの群れは、おそらくベトナム以外でお目に掛かることはできないだろう。
 特にベンタイン市場周辺の大通りを渡る際には、バイクを掻き分けて強引に渡る必要があるが、これはかなりの労力を要する。インドや東南アジア旅行においてある程度慣れたつもりであったが、それでもタイミングを見計らうのが大変であった。こうした場合、他の通行者と一緒に渡るのが有効な手段であるのだが、その通行者が下手に外国人(欧米人旅行者など)であったりすると、かえって自身にとって迷惑な存在になることもある。
 唯一意外であった点は、インドやカンボジアと異なり信号が相当数設置されていたことである。しかし、その信号を過信することは禁物である。というのも、日本のように信号のルールが遵守されるとは限らないからである。実は、私は今回ベトナムに滞在した3日間のうち2回バイクと衝突しそうになったのだが、いずれも信号がある交差点を渡る際におけるバイクの信号無視によるものであった。むしろ、守られない信号などない方が安全である。

中野浩志税理士事務所

自分の勘を信じろ(カンボジア・ベトナム旅行69)

 ファングーラオから宿泊ホテルまでの道順は何となく頭に入っていたが、確認のためにバスガイドに確認してみた。これが、ベトナム入国早々の混乱を招くことになるとも知らず・・・。
 その確認結果は、私の考えていた道順とは全く逆方向であった。ガイドブックの地図を見る限りではどう見ても私の考え通りに思えたが、初めての街を歩くことに対する不安とこの混雑した街なかで絶対に迷いたくないという思いが重なり、ガイドの言葉に従って当初予定とは逆方向に歩き始めた。
 メイン通りということで交通量は半端ない凄さであり、通り一つを渡るのも一苦労である。加えて、タクシーやバイタクの客引きも煩い。歩くこと数分して交差点が見えてきた。ガイドブックにもホテル近辺に交差点があるので、この交差点をそれと信じてさらに歩みを進める。しかし、ガイドブックに記載されていた建物や店舗が一向に見つからないことが一層の不安を掻き立てた。
 さらに歩くこと数分、不安に耐えかねて通行人に道を尋ねたところ、完全な逆走の事実を告げられた。結局最初の私の考え通りで正しかったわけである。もっと自分を信じてあげるべきであった・・・

中野浩志税理士事務所

ベトナムの第一印象(カンボジア・ベトナム旅行68)

 ベトナムに入国するやいなや、明らかに違う国に来たことを実感した。
 まず、途轍もないバイクの数である。無論、カンボジアにおいてもバイクは走っていたが、トゥクトゥクや自転車など様々な乗り物が混在していたこともあり、比較的スローな光景であった。しかし、眼前の状況はそれとは全く異なる。しかも、クラクションの音が半端ない凄まじさであり、車内で眠れないほど各所で響き渡っていた。おそらく、この日が元旦ということも関係しているのであろう。ベトナムのバイクの多さは耳にしていたが、日本では想像できない大量のバイクを改めて目にすることで十分納得できた。
 次に、道路整備の状況については明らかにベトナムが上回っている。これは道路以外のインフラ整備についても共通ではないかと思われ、ベトナムの経済力の強さを如実に示していると言えよう。さらに、沿道の店舗やビルディングなども比較的綺麗であり、カンボジアではほとんど見られなかった高層建築物も随所に目にした。さらに、道路沿いにはベトナム国旗が一定間隔毎に設置されており、この当たりもベトナムらしさが感じられた。
 こうして入国から約2時間でホーチミンに到着。ファングーラオ通りの一角で降りて、ここから宿泊ホテルを目指すことになる。

中野浩志税理士事務所

スムーズな出入国手続き(カンボジア・ベトナム旅行67)

 まず、カンボジア出国ゲート到着前にガイドからパスポートを返却されたので、これを持ってバスを降り、順番にカンボジア出国審査を受けた。ここでは入国時に行われなかった指紋認証が行われた。とは言っても、管理官から言われた通りに一つずつ丁寧に行っていけば何ら問題ないレベルである。
 出国審査を済ませてバスに乗車すると再度ガイドにパスポートを回収され、1~2分走ると今度は荷物を持ってバスを降りるよう指示があった。そして、ベトナム側の入国審査窓口前で待っていると、ガイドが乗客の名前を1人ずつ読み上げていった。そして、名前を呼ばれてパスポートを受け取るとそのまま荷物検査場に行き、簡単なチェックを経て入国完了という流れである。つまり、入国審査官とは直に接することなくガイドが代行してくれたことになる。
 ここで一つ気になったのは、乗車してきたバス内も当然検査が行わるのであろうが、どの程度まで厳しくチェックされているのかという点である。出入国に要した時間が30分程度であったことを考えると、隅から隅までというわけにはいかないであろう。まあ空路でなければ多少甘くても大事には至らないということなのだろうか。
 こうして間もなく現れたバスに乗り込み、一路ホーチミンを目指した。
 
 (カンボジア編完)
中野浩志税理士事務所

飽きない長距離移動(カンボジア・ベトナム旅行66)

 バス乗車時間は6時間であったが、この長距離移動を感じさせぬほどの快適な移動時間を過ごすことができた。無論、車内が混み合っておらず清潔であったことも一因であるが、やはり、移動中において通常の国内移動とは異なる幾つかの経験ができたことが大きい。
 まず、乗車して1時間ほど経過すると船着き場に到着した。ここではバスごとフェリーに乗り込んで対岸に渡るのである。日本はじめ先進国ではなかなか経験できないことである。しかも、船着き場やフェリーには物売りの子供たちが必死に販売活動に勤しんでおり、これらの様子を車窓から興味深く観察することができた。
 そして対岸に着いてから更に走ること1時間半で国境の町に辿り着き、ここで30分の休憩タイムを迎えた。正面には食堂があったので、ライス+骨付き肉の野菜炒め風の料理を注文した。料金は合計9,000リエル(約225円)とぼったくり価格の感は否めないが、手持ちのリエルで支払うことができた。興味深かったことは、1万リエル札に対する釣り銭がベトナムドンで返金されたことである。具体的には1,000リエル=5,000ドンが返金されたのだが、1ドル=2万ドンという当時の相場通りの換算であったため何ら問題はない。
 続いて、カットパインを1個1ドルで購入。これも市価の倍くらいなのだろうが、国境沿いの町なので仕方ないか。国境沿いと言えば、この町には少なくとも2軒のカジノホテルが立地しており、これらの案内板が随所に設置されていた。おそらくベトナムからカジノ目当てに遊びに来る人々が多く、故にベトナム相場に近くなっているのかもしれない。
 こうしてバスに乗車して3時間半後の10時半には国境に辿り着いた。

中野浩志税理士事務所

快適な車内(カンボジア・ベトナム旅行65)

 バスターミナルでは、朝食用として昨日ワットプノンからの帰りに買ったような揚げパンと蒸しパンを購入した。2個で2,000リエル(約50円)であり、昨日と同じ金額であったが、カンボジア相場で考えれば別段割安ではないように思える。
 バスはほぼ定刻通りに出発。乗客は私を含めて10名前後であり、このうちの半数が中国人グループ、後の数名が欧米人・東南アジア人であり、日本人は私1人だけであった。
 車内は比較的清潔であり、これまで乗車した数々のバスの中では最もハイグレードであった。後で気づいたのだが、本車両は日本の中古車を輸入・活用しているようであり、車内の随所に日本語の注意書きや案内が掲載されていた。
 出発すると、まずおしぼり・水・クッキーのサービスがあった。続いて、ガイドから本日の行程について説明を受けた。言語はクメール語(又はベトナム語?)と英語であり、英語は若干聴き取りづらかったが、概ねの理解はできた。どうやら国境における出入国管理手続きはバス会社側で行ってくれるようだ。ほどなくしてパスポートを渡すよう指示があったので、言われたとおりに対応した。実に有り難いシステムである。
 ちなみに、バス会社関係者はドライバーの他に、交代要員のドライバー兼雑用係とガイド兼出入国手続き要員の合計3名が乗車しており、これまたしっかりした運営体制を窺わせるものであった。この路線は他社も割安で多数のバスを運行させているが、多少割高であっても私はこのメコンバスを強く推奨したい。

中野浩志税理士事務所

再び送迎トラブル?(カンボジア・ベトナム旅行64)

 2014年の第一日目となるこの日は、6日間滞在したカンボジアに別れを告げて陸路でベトナム・ホーチミン市に向かう予定である。シェムリアップにおいて経験したピックアップバスの大幅遅延といったトラブルが再度起こらないことを強く祈りつつ、早朝6時にホテルに迎えに来るピックアップバスを待った。
 幸いにもバスは10分程度の遅れで無事到着・乗車したので、今回は十分間に合いそうに思えてほっと胸を撫で下ろしたが、そう甘くはなかった。この後、バスは別のピックアップポイントを目指すべく走り続けたのだが、どうやら目的のホテルが見つからないらしい。ドライバーが何度も物売りや通行人などに道を尋ねて確認していたが、20分経っても同じブロックをウロウロするばかりで埒が開かない。気づけば私が乗車予定であるバスの出発時間(7時)が迫っていた。
 さすがに焦ったので、早くバスターミナルに連れて行くようドライバーに促したところ、しぶしぶターミナル方向にバスを走らせて何とか無事到着。到着したのが出発10分前であったので大事には至らなかったが、やはりなかなか一筋縄ではいかない。また、ピックアップされ損なった旅行者は結局どうなったのであろうか。私も前々日にこの旅行者とほぼ同様の状況を経験しており、相当の不安や焦りを感じているはずである。これも旅の醍醐味と割り切れれば良いのであろうが・・・

中野浩志税理士事務所

門限を遵守(カンボジア・ベトナム旅行63)

 海外旅行中における夜の一人歩きはできる限り避けるべきであるが、特にプノンペンではその意識を強く持ち、前述の通り18時迄にはホテルに戻ることを心がけていた。リバーサイドを歩いてホテルに到着したのが17時50分。夕食を済ませる時間がないと考え、昨日お世話になった屋台でテイクアウトすることにした。
 昨日出店していた場所に行くと、案の定同じ屋台群を目にした。昨日気になっていた様々な食材を刺した串揚げを食べたいと思ったので、2ドルで適当に見繕ってくれと依頼したところ、食べきれないほど沢山の串がテイクアウト用のパックに放り込まれた。一般男性であればおやつ感覚で1ドル、夕食でも1.5ドルあれば十分かもしれない。味はなかなかのものであった。
 併せて、隣接する屋台で売っていたサトウキビジュース(氷なしで1杯2,000リエル(約50円)、氷ありは1杯1,000リエル)もオーダーした。この搾りたてのジュースは決して甘すぎず口当たりの良い味であり、また機会があれば是非飲んでみたい。
 こうしてホテルの部屋で夕食を済ませ、シャワーを浴びて明日の予定を一通り確認してから20時には床についた。昨日同様、小学生並みの就寝時刻であり健康には大変良い。

中野浩志税理士事務所

大晦日の大渋滞(カンボジア・ベトナム旅行62)

 トゥールスレン博物館からホテルまでは数キロ離れているので、当然トゥクトゥクを利用することになる。丁度こちらに向かってきたトゥクトゥクに声を掛けてホテルの場所を告げると5ドルとのこと。私の相場感覚では2ドルで十分と思われたが、時刻が17時を過ぎて空が暗くなり始めていたことに加えて、前日のセントラルマーケットの一件以来自身の相場感覚に不安を覚えていたこともあって、ここは3ドルで合意した。ぼったくりというほどではないが、今考えれば多少割高であったかもしれない。
 しかし、しばらく走ると大渋滞に巻き込まれて動かなくなってしまった。夕方の通勤ラッシュに巻き込まれたのか、或いはこの日が大晦日であったことも影響していたのか、いずれにしてもひどい渋滞であった。空は益々暗くなり、このままでは完全に暗くなる18時迄にホテルに戻ることは不可能である。丁度今停車している場所が午前中に訪れたシルバーパゴダであり帰路はわかっていたので、ここでトゥクトゥクを降りて徒歩で戻ることにした。一応「ここで降りるので2ドルにしてくれ」とドライバーに言ったものの、当然拒否。まあこちらもダメ元で聞いただけなので仕方ない。
 夕方のリバーサイドは、午前中に歩いたそれとは明らかに異なる様相を呈していた。飲食・物販など多数の露店が軒を連ね、エアロビクス・ランニング・バトミントンなど様々なスポーツを楽しみ、或いは多数設置されているベンチで雑談に耽り、はたまた夕涼みに川縁を歩く人々で溢れかえっていた。前述の通りこの日が大晦日であったことも大きく影響していたかもしれないが、いずれにしても、午前中同様に犯罪や危険な臭いは皆無であった。

中野浩志税理士事務所

衝撃的な光景②(カンボジア・ベトナム旅行61)

 キリングフィールドで1時間強過ごした後は、来た道を戻ってトゥールスレン博物館に向かった。特にトラブルなく無事到着したので、ドライバーにチップ1ドル与えたら大変喜んでいた。移動時の雑談を通じても十分わかっていたが、先のコミュニケーションミスについてドライバーに悪意はなかったようだ。
 ちなみに、カンボジアのガソリン料金は1.6リットル当たり2ドル(ドライバー給油時に確認)と同国の物価水準から考えると大変高額である。特に郊外エリアに向かう際には結構なガソリン消費を余儀なくされることを考慮すると、トゥクトゥク相場は私が考える程安くないのかもしれないと思えた。
 トゥールスレン博物館は、かつてキリングフィールドで処刑された市民の収容所として機能しており、今でも当時の建物が残されている。建物の内部には当時のバラックや拷問器具などが多数展示されており、キリングフィールド同様に大変生々しい。特に、この地に収容された約2万人のうち、無事生還できたのは僅か7名という話には驚愕した。また、収容された理由についても、単に眼鏡を掛けている(知識人である)、手が柔らかい(農作業をしていない)といった大変馬鹿げたものであり、当時の暴政ぶりが窺えるものである。
 こうして驚き・怒り・悲しみといった感情を覚えながら、約1時間かけて見学を済ませて同地を後にした。

中野浩志税理士事務所

衝撃的な光景(カンボジア・ベトナム旅行60)

 キリングフィールドの見学(入場料3ドル=約300円)は、まず受付で貰うオーディオガイド(日本語あり)を身に付け、決められた順路に沿って進んでいくと各ポイントにおいて様々な解説を聴くことができるというシステムである。オーディオガイドの説明では、重々しい口調により各所で発生した惨劇について詳しく語られており、それらの1つ1つが大変生々しい話ばかりである。特に、最後のスポットである慰霊塔に設置された無数のシャレコウベを見た時は、最も心が痛んだ。おそらく同地を訪れた誰もが同じ思いであっただろう。
 キリングフィールドについての詳細は割愛するが、依然訪問したアウシュビッツにおいて感じた恐怖と同様の感覚を覚えたことは鮮明に記憶している。その感覚とは、人類がこれほどまでの残虐行為を行う可能性があるという「悪い意味における人間の無限の可能性」である。
 特に、この残虐行為が行われた時期には私も既に地球上に生を受けており、この私が生きている瞬間に遥か彼方の地において、こうした行為が行われていたという事実が未だに信じられない。と同時に、今後人類が同様の過ちを決して犯してはならないという強い思いに駆られた。そして、そのためには我々国民1人1人がいかなる時においても適切な判断を行えるよう、常に政治その他国内外の情勢に対して関心を持っていくことが不可欠ではないかと考えられる。
 同地は決して安易な気持ちで訪れるべきではない場所であるが、個人的にはプノンペンを訪問した場合には、是非足を延ばすことを強く勧めたい。

中野浩志税理士事務所

マスク必携(カンボジア・ベトナム旅行59)

 気を取り直してキリングフィールドに向けて移動開始。しばらくするとドライバーがマスクをくれた。多少の埃であれば別段不要とも思ったが、やがて凄まじい土埃に遭遇することとなる。
 原因の一つは未舗装の道路である。プノンペン中心部を少し離れると土剥き出しの路面が表れ、風に舞い散る土埃が容赦なく飛んで来るのである。タクシーであればまだしも、トゥクトゥクの場合には屋外と座席を遮る壁がないので、頭から足先まで直接土埃の攻撃に晒されることになる。特に髪の毛は埃塗れでザラザラになり、この状況はキリングフィールド到着時まで続いた。インド旅行時においてもここまで酷い状況ではなかった。いずれにしても、キリングフィールドを訪れる際にはマスク必携である。
 こうして土埃の中の田舎道をひたすら走ること30分、人里離れた農村の一角に大きな塔(慰霊塔)を目にした。キリングフィールドに到着した。

中野浩志税理士事務所

コミュニケーションミス(カンボジア・ベトナム旅行58)

 トゥクトゥクに乗り込んだ後も不安は募るばかり。そして、15分程度走り続けてある建物前に到着した。この瞬間「完全に失敗した」と思った。この建物こそは、キリングフィールドの次に訪問予定のトゥールスレン博物館であった。ドライバーは(キリングフィールドよりも遥かに近い)トゥールスレン博物館往復と勘違いしていたのである。こちらがどのような主張を行ったとしても、コミュニケーションミスであることに変わりはない。重要なのはアフターケアーである。
 この旨をドライバーに伝えたところ、当然のことながら7ドルでは無理とのこと。それならば(私が伝えたつもりであったキリングフィールドも含めた行程であれば)幾らだと聞いたところ、返ってきた答えが15ドル。比較的まともな答えに少し驚いた。ここからは通常の値引き交渉に移行、結局13ドルで合意した。
 そして、間もなくドライバーは意図的に誤解していたわけではないことも悟った。つまり、自身のコミュニケーション力が不足していたのである。地図・矢印を書くなどのテクニカルな緻密さは結局自己満足でしかなく、今回はそれが仇となったような気がする。やはり、言葉を超えるコミュニケーションは一筋縄ではいかないという点を改めて痛感させられた一件であった。

中野浩志税理士事務所

FC2Ad