足立区出身税理士の海外旅行記

地元の東京都足立区で事務所を開業している税理士の海外旅行記です。

タクシーか地下鉄か(ルーマニア・ハンガリー旅行19)

 翌朝は6時に起床して7時には朝食を取った。前日早く就寝したため、寝覚めは大変良い。朝食ブッフェはハム・チーズ類が豊富に取り揃えられており、典型的な東欧スタイルである。ちなみに、今回私がルーマニアにおいて宿泊した全てのホテル(概ね1泊8,000円前後)は、ほぼ同様の内容であったと記憶している。
 ノルド駅までの移動手段について、ホテル側からはタクシー利用を推奨されたが、ここは迷うことなく地下鉄を選択した。ホテル手配のタクシーであればぼったくりリスクは幾分軽減されようが、可能な限り公共交通機関を利用することが私のポリシーである。ルートについては、(昨日ノルド駅に向かう際に間違えたルートではなく)ノルド駅から旧市街に戻ってきた時に利用した経路で向かうこととした。乗り換えを伴うため多少面倒であるが、自分が最も安心できるルートを利用することは行程管理上必須である。
 昨日の記憶が鮮明に残っていたので、一切迷うことなく出発30分前には無事ノルド駅に到着。日曜日であるためなのか車内も閑散としていた。余談であるが、ブカレスト地下鉄の切符は往復販売であるため片道切符が無駄になってしまうことだけが、少しもったいなく感じられた。

中野浩志税理士事務所
スポンサーサイト

ブカレストの印象(ルーマニア・ハンガリー旅行18)

 ブカレストの第一印象は既に述べたとおりであるが、1日を過ごした感想は、「想定していたほどひどくはない」(決して良いとは言えない)と言ったところか。総合的な体感治安としては、東南アジアの平均的な都市よりも多少悪い程度ではないか。無論、これは私が安全面を強く意識して行動したことによる判断であり、場所によってはこれと異なる状況となることは十分有り得る。そして、人々は私が思っていたほど冷たくはなかったことも意外であった。片言の英語やボディランゲージでカバーしてくれたこともあり、基本コミュニケーションで齟齬が生ずることはなかった。これは、ブカレストに限らずルーマニア全体に共通する事象である。
 物価については、この後訪問するハンガリーと比べればその安さが際立っていると言えよう。500ml水は2.5レイ(約75円)、一般的なレストランにおける食事代は前述の通り50レイ(約1,500円)で十分。そして、ノルド駅構内にはマクドナルドのフィレオフィッシュ+ポテトS=5レイ(約150円)の広告が大々的に貼り出されていた。
 そして、街自体は今回訪問した都市の中では旧東欧らしさが最も残っている都市と言える。他の都市が典型的なヨーロッパ都市としてのカテゴリーから抜け出ないという意味において、ブカレストが非常に印象深い都市であったことは間違いない。決して住みたいとは思わないが、できればもう1日時間を掛けて散策したい都市であった。

中野浩志税理士事務所

ブカレスト市内観光(ルーマニア・ハンガリー旅行17)

 こうして明日以降の準備を万端にした上で、ブカレスト市内観光を再開した。まず、地下鉄で大学広場に移動してルーマニア国立歴史博物館を訪問し、続いてヴィクトリア通りを北上して共和国宮殿や旧共産党本部など革命広場周辺地域を散策した。
 歴史博物館は、近代の洋装や古代遺跡関係の展示が中心であったが、25レイ(約750円)支払って入場する価値があるかどうかについては個々の判断によるところだろう。だが、古代の宝飾展示は見事であったと記憶している。共和国宮殿の内部は国立美術館になっており、料金を支払って入場することは可能であったが、私は街並み散策を優先したかったので外観見学にとどめた。この周辺はブカレストの観光名所である建物群が集中していることもあって観光客はそれなりに居たものの、全体的な人通りは相変わらず少ない。
 こうして一通りの散策を終えて、初のルーマニア料理を堪能することとした。ホテル近くのレストランでビール+チョルバ・デ・ブイ(スープ)+サルマーレ(ロールキャベツ)+パンを注文し、チップ込で約50レイ(約1,500円)。なかなかボリーミーではあり完食に苦戦したものの、味はなかなかであった。だが、本旅行中における食事の大半がこうした肉料理となることについては、(薄々はわかっていたものの)この時点では知る由もなかった。

中野浩志税理士事務所

言葉の壁を克服せよ(ルーマニア・ハンガリー旅行16)

 しばらく沈黙が続いた後、国内線はここで購入できるが、国際線は別の窓口になるとの回答。係員は英語をほとんど話せなかったものの、身振り手振りで国際線の販売窓口を親切に教えてくれた。ちなみに、ブカレスト→シナイア間は1等IR(急行)で59レイ(約1,800円、所要1.5時間)であった。
 次に、国際線窓口で先ほどのメモを再度見せた。乗車予定の国際電車には、寝台(1等・2等)及びシート(1等・2等)が連結されていた。私は安全性・快適性の両面から1等寝台をチョイスすることを決めていたが、1等寝台を1人使用できるのかという点に強い関心があった。無論1人使用の方が何かと好都合ではあるが、問題は料金である。そして、係員に対してその質問を正確に伝え、正しい回答を導き出せるかという点がポイントであった。
 極めてシンプルな英語を駆使して係員に対してその意思を伝えると、「360」「720」という2つの料金を提示された。つまり、1人使用の場合には単純に2人分の料金を支払う必要があるという極めて順当な回答であり、と同時に私の意向が正しく伝わったことの証でもあった。
 倍額支払ってまで一人使用にこだわりはないので、通常通りの1等寝台チケットを1枚手配した(もう一人と相部屋)。料金は約360レイ(約10,800円)と2等寝台の倍近い料金であると思うが、今後はそれに見合った快適さを追求することを一層意識していきたい。

中野浩志税理士事務所

ノルド駅の治安(ルーマニア・ハンガリー旅行15)

 ルーマニアに関する多くのガイドブックでは、ブカレスト市内において治安の悪い地域としてノルド駅周辺を挙げている。
 私自身の印象としては、訪問時間帯が15時過ぎということもあり、記載されているほど悪いとは感じなかったが、タクシーの呼び込み、そしてストリートチルドレン風の子供やロマ系の人々が屯しているなど、決して穏やかな雰囲気ではなかったと記憶している。従って夜間であれば、これに倍する体感治安の悪さを経験するであろうことは明らかであった。いずれにしてもあまり長居すべき場所ではないので、私自身も先のブカレスト空港同様に「迅速になすべきことをなす」ことだけに神経を集中させていた。
 地下鉄ノルド駅から国鉄ノルド駅までの順路は、案内板に沿って進めば何ら問題はなかった。続いてチケット購入の窓口探しである。優先順位としては、まず明日のシナイア行きの国内線のチケットを購入し、次に国際鉄道(ルーマニア・シギショアラからハンガリー・ブダペスト)の寝台を確保することであった。駅構内に入ると販売窓口と思しき多数の窓口を目にしたので、そのうちの1つを訪ねて上記2路線のチケットを購入したい旨を記載したルーマニア語のメモ(事前に作成)を係員に見せた。

中野浩志税理士事務所

ブカレストの地下鉄(ルーマニア・ハンガリー旅行14)

 国民の館見学を済ませた後は、翌日の鉄道チケットを入手すべくルーマニア国鉄のターミナル駅であるノルド駅に向かうこととした。 
 地下鉄チケットの購入は窓口で行い、それを改札機に挿入することにより入場できる。改札前では警察官が警備しており、若干物々しい雰囲気も漂っていた。ちなみに、チケットは2枚(往復)で4レイ(約120円)であり、不思議なことに1枚(片道)だけ購入するという買い方はできないようである。
 ホームは閑散としており照明も暗い。加えて、やがて到着した車両もレトロチックという全てが東欧感満載な雰囲気であり、ここまでは想定の範囲内と言えよう。しかし、地下鉄内には1~2車両毎に警備員が配置されており、こうした安全面における配慮が行われていたことは想定外であった。おそらく置引き・スリで悪名高いブカレストの治安対策として一定の効果を発揮しているのではないかと思われる。
 一方で、駅ホームや地下鉄車両内の案内や地図表示はわかりやすく機能的であり、加えて市街中心部をそれなりに網羅していることから、旅行者にとってもかなり有効活用が図れるものと思われる。にもかかわらず、ここで私は乗車すべき路線を誤って20分程度タイムロスした。ブカレストの地下鉄路線は決して複雑ではないので、誤ることはないと考えていたが完全に油断した。具体的な誤内容を東京で例えれば、JRで新橋駅から渋谷駅に行く際に京浜東北線に乗車し、品川駅で山手線に乗り換えずに大森駅で気づいたというパターンである。おそらく東京を訪れた外国人旅行者も、東京で同様の事態を経験された方は多いのではないだろうか。

中野浩志税理士事務所

アジア人旅行者数の変遷(ルーマニア・ハンガリー旅行13)

 本ツアーに限らず今回旅行で観光した都市について、中国人旅行者の多さには改めて驚かされた。ルーマニアに関して言えば、私の5日間の滞在中において日本人を見かけたのは1回(シギショアラ)だけであったが、中国人を見かけることは何度もあった。その内訳は個人旅行者が多かったが、団体ツアーも2~3組見かけたので、日本と比べれば旅行先として多少の関心はあるのだろう。全体を通じても、中国人が居て日本人がいない都市は数多くあったが、日本人が居て中国人がいない都市は皆無であった。
 海外旅行可能な経済力を有している人口という観点で考えた場合、日本と中国の人口はほぼ同数と考えられ、韓国との人口比で考えれば倍以上であろう。しかし、ここ数年私が海外旅行先において目にした旅行者数は、中国>日本=韓国である。
 定番観光地における旅行者数は、上記とは異なる結果になることだろう。従って、今後日本人にとっては、定番を少し外した地域に対して関心を向けるという選択肢も有り得るのではないか。

中野浩志税理士事務所

ブカレストの光と影(ルーマニア・ハンガリー旅行12)

 旧市街をしばらく散策した後は、街なかのベンチに座って日本から持参したサンドイッチ(ランチパック)を食べた。なぜ、現地のレストランを利用することなく日本から持参したのか?という点については、ブカレスト滞在日数が実質半日(この日の午後)のみであり、食事に時間を割くことなく観光オンリーで効率的に回りたかったからという理由に尽きる。こうして諸々の準備を整えた上で、予約した国民の館ツアーに参加すべく先ほど来た道を引き返した。
 私が参加した時間帯のツアーには、50名前後が参加していた。大半は欧米人であったが、インド人が数名、そして中国人が3名ほど参加していた。館内に入るためには、受付でパスポートを預けた上でセキュリティーチェックを受ける必要がある。従って、その手続きに自ずとかなりの時間を要することとなり、実際にツアーが出発したのは13時半過ぎであった。
 国民の館の内部は、外観に勝る豪華絢爛さであった。見学した部分は全体面積の約6%に過ぎないとのことであったが、そのゴージャスさを体感するには十分である。各部屋前でガイドから解説を受け、数枚ずつ写真を撮って次に移動というパターンを繰り返し、約1時間のツアーはあっという間に終了した。日常の英語リスニング練習の成果もあってか、ガイドの解説について半分程度は聴き取ることができたので、これまでの旅と比べてもかなり有意義なガイドツアーであった。ブカレストで唯一と言っても過言ではない観光地であり、行く価値は十分ある。
 しかし同時に、このような壮大かつ豪華な建造物が何故必要であったのかという回答には全く辿り着かない。先ほど訪問した旧市街の異質さを目にすれば、これは当然の疑問と言えよう。果たしてルーマニア国民は、この建造物についてどう思っているのだろうか。
 だが、一見無用と思われるこの建造物が、今後ブカレスト観光の目玉として更に多くの観光客を魅了することとなれば、多少はその存在意義を示すことができようか。

中野浩志税理士事務所

民族問題(ルーマニア・ハンガリー旅行11)

 前述のとおり、ブカレスト市内の雰囲気は他のヨーロッパ各国と比べると異質さを感じざるを得ないが、その構成要素の一つがロマ(ジプシー)の存在ではないだろうか。
 ロマはインド北西部を起源とする移動型民族であり、西暦1000年頃にはヨーロッパに渡ってきたと言われている。しかし、これまで少数民族として様々な偏見や迫害を受け続けてきた歴史があり、それは現在においても根強く残っていると言われている。そして、ルーマニアはヨーロッパの中でロマが最も多く居住する国なのである。
 私も今回旅行中において、ブカレスト市内に限らずルーマニア各都市で彼らの存在を幾度となく目にした。その多くは、市街地の清掃活動や観光地で物売りを行っている姿であり、それ自体何ら問題はない。しかし、観光地や鉄道駅で物乞いをしたり、或いは集団で屯して周囲に不安感を与えるなどの様子も散見された。そして、残念ながら彼らによる犯罪が決して少なくないことも事実である。
 民族問題は長い歴史があるため、一朝一夕に解決を図っていくことは容易ではないが、偏見や差別が貧困をもたらし、それが犯罪へ繋がるという構図を断ち切るためには、まずは各国が彼らを社会に受け入れる体制を積極的に構築していくことも重要であると考えられる。

中野浩志税理士事務所

挨拶はしっかりと(ルーマニア・ハンガリー旅行10)

 国民の館から旧市街地までは徒歩で約15分。帰りも同じ所要時間であることを考えると、旧市街に滞在できる時間は1時間半弱であった。
 移動中の街並みは相変わらずの寂しさであったが、旧市街地は幾分賑わいがあった。石畳の通りにはカフェテラスが並び、この区画だけは他の欧州各国の一般的な都市景観とそれほど大差はない。だが、それを取り巻く建物群は古びた薄い土色がメインであり、やはり地味で無機質な感は否めない。
 しばらく散策していると、どこからともなく「ハロー」という声が聞こえてきた。突然のことで全く意識していなかったのだが、後になって私に対する挨拶なのだと気付いた。この時は完全無視して申し訳なかった。これで日本人のことを嫌いにならねば良いのだが・・・
 その後も、2回ほど「ハロー」「こんに~ちは」と声を掛けられた。その時はしっかり手を振って挨拶を返した。やはりルーマニアは東洋人旅行者の数が極めて少ないことから、国民にとっては東洋人が珍しく思えるのだろう。ちなみに、この後の行程においてもルーマニア・ハンガリー問わず何度か同じような挨拶をされることがあった(そのうち2~3回は中国人と間違われて「ニイハオ」と声を掛けられた)。僅か数秒のコミュニケーションであるが、旅を楽しいものにする要素であることに間違いはない。

中野浩志税理士事務所

世界第2位の宮殿(ルーマニア・ハンガリー旅行9)

 「国民の館」は、数少ないブカレスト市内の観光名所の中では必須ポイントと言っても過言ではない。まず驚くのはその巨大さであり、世界の官庁・宮殿の中ではアメリカのペンタゴンに次ぐ規模であるという。最初は周囲を一周しようと試みたが、1辺が1km近くあると思われたことから諦めざるを得なかった。
 館内見学はツアー形式のみであり、所定の時間毎に出発する言語別ツアーに事前予約する方式となっていた。私は11時頃訪問したのだが、街なかの寂しさが嘘のように館内は多くの観光客で溢れ返っていた。やはりどの観光客も本ツアーは外せないと考えているのだろう。
 受付で次のツアー出発時間を確認したところ、最も早いツアーで13時15分発の英語ツアーとのこと。また、ツアー内容は幾つかあったのだが、時間の都合上最もオーソドックスな1時間コースをチョイスした。支払いは隣接する土産物店で済ませることになっており、料金は入場料25レイ+撮影料30レイ=55レイ(約1,650円)と結構な金額であった。 
 ちなみに撮影料は、ルーマニア各都市の観光地において共通する料金体系であり、写真撮影OKな観光スポットの多くが追加料金を支払うことにより撮影を許可するというシステムを採用している。そして、今回のように撮影料が入場料よりも高額であることも決して少なくない。さすがに本館内では追加料金を支払ったが、この撮影料が意外とバカにならないので、この後訪れる観光スポットの多くでは撮影チケットは購入しなかった。
 こうして、ツアー開始までの約2時間は旧市街散策を行うべく館を出発した。

中野浩志税理士事務所

観光前の準備作業(ルーマニア・ハンガリー旅行8)

 宿泊先に荷物を預けて早速観光開始といきたいところだったが、その前に明日の訪問先であるシナイアまでの鉄道チケット等を購入する必要があった。無論、ノルド駅というブカレストのターミナル駅で購入することはできるのだが、徒歩では移動困難であることに加えて、ノルド駅周辺は大変危険なので近付かないよう様々な媒体において記載されていたので、本選択は可能な限り回避したかった。しかし幸いにも、CFRと呼ばれるルーマニア国鉄の窓口が宿泊ホテルから至近距離に位置していることを事前チェック済であったことから、まずはそれを手早く片付けることにした。
 ところが、幾ら探しても目当ての施設は見当たらない。通行人や警備員にも道を尋ねたが、結局わからずじまい。雨天の上に若干狭い通りに入り込んだことで、人影は大通り以上にまばらであったので、これ以上の探索は危険と考えてチケット購入を諦めた。 
 また、両替も事前準備作業の一つであったが、こちらも歩いた範囲内では見つからず(銀行はあったのだが土曜日のため休み)、ホテルフロントで確認した際にも結構歩くと言われたので、パスすることとした。実は、先の空港での両替時においてバス代だけであれば10ユーロ両替すれば十分であったのだが、この事態を想定して多めに両替しておいたことが、ここでは吉と出た。
 こうして、準備万端とはいかないままに最初の観光目的地である「国民の館」に向かった。

中野浩志税理士事務所

寒々しい街(ルーマニア・ハンガリー旅行7)

 空港バスから眺めた街並みは、おそらく「東欧」と聞いて一般の日本人がイメージする情景そのものであろうと考えられる。具体的には、地味で無機質でどこか寒々しい街という表現がぴったりであった。しかし、(後述するが)この印象はブカレストのみについて当てはまるものであり、その後訪れる同国の地方都市の印象とは全く異なる点だけは明確にしておきたい。
 バスは40分ほどで市街地に到着した。市街地のシンボルの一つである「凱旋門」は残念ながら修理中でその姿を目にすることはできなかったが、これは運が悪かったと諦めるしかないだろう。大学広場という中心エリアでバスを降りた後は、500メートルほど大通りを歩いだが、中心部にもかかわらず人通りが異様に少ない。少し前に雨が降り始めたことも多少は影響しているのだろうが、到底一国の首都とは思えないほどの寂しさであった。
 先に述べた街並み+寂しさ=犯罪という図式が頭を過った。何が起こっても決して不思議ではない空間と言えなくもない。この旅行中における最大の不安を抱えながら歩くこと約10分、ようやく宿泊先に辿り着いた。

中野浩志税理士事務所

両替相場(ルーマニア・ハンガリー旅行6)

 ルーマニア国内における両替事情として、まず円はほぼ使用困難と考えて良く、仮に両替できたとしても相当の手数料を徴収される。やはり、(カードキャッシングという手段を除けば)ユーロ現金を持参することが最善であろう。
 次に両替場所であるが、ブカレストの場合にはレートの良い順に、①市内中心部、②ノルド駅構内、③空港内(入国審査前)、④空港内(入国審査後)、という順であり、具体的には1ユーロ当たり、①=4.3~4.4レイ、②=約4.2レイ、③=4.15レイ、④=4レイ、といったところである。空港両替の場合、入国審査前後で相場が若干異なるというのは興味深いが、いずれにしてもレートが極めて悪いことは事実である。
 また、両替ショップは市内各所にあり、チェコのように両替レートを二重表示している悪徳ショップはなかった。併せて、多くのショップはノーコミッションであったと記憶しており、最低限の注意を怠らなければ、両替に伴うトラブルは回避できると考えて良いだろう。

中野浩志税理士事務所

最初の難関2(ルーマニア・ハンガリー旅行5)

 空港到着口を出るとすぐに階段を見つけたので、足早にその階段を下りた。到着口には白タクドライバーらしき人物を何名か目にしたが、こちらの動きが素早かったことからアプローチされることはなかった。
 1階に下りてターミナルを出ると右手にプレハブ風の小屋があった。既にネットで目にしていたバスチケット(ICカード)の販売所であり、乗車料金は8・6レイ(約260円)であった。
 次に、このICカードを車内の自動改札機に読み取らせる必要がある。というのも、ICカードを購入しただけでは十分ではなく、自動改札機へのタッチを怠って仮に検札でそれが判明した場合には多額の罰金を徴収されるからである。私は慎重にICカードを機械にかざした。ピッという音とともに緑色のランプが点灯した。どうやら無事対処できたようである。しかし、本件についてはバス乗車口付近にいた係員がその旨を親切に教えてくれていたことから、過度の心配は不要であった。実際、このシステムを知らずに乗車していた他の多くの旅行者もこの係員に指摘されて改めてタッチしていたが、無論罰金を取られることはなかった。
 こうして無事空港を抜け出し、バスは市街地に向けて走り出した。

 ※今後は1レイ=30円で換算。

中野浩志税理士事務所

最初の難関1(ルーマニア・ハンガリー旅行4)

 乗継便に無事搭乗し、2時間も経たないうちにブカレスト空港に到着。欧州各都市間の航路は概ね3時間以内であり、日本人にとっては羨ましい限りである。しかも、国際便であれば短時間フライトであっても機内食はしっかりサーブされることも有り難い。
 これまで同様、最初に到着する空港から市内中心部までの移動に際しては細心の注意を払う必要がある。特にブカレスト空港は欧州の中でも悪名高い空港の一つと言われており、約2年前には深夜に到着した女子大生が白タクドライバーに殺害されるという痛ましい事件も発生している。私も旅行前にはガイドブックやネット情報等をベースにして、何度も頭の中でシミュレーションを行っていた。
 まずは空港内での両替である。ブカレスト空港内の両替所のレートは市中レートに比べてかなり悪いことは十分理解していたが(両替相場の詳細は後述)、カードキャッシングに対して消極的な私は、ここで市内に向かう交通費+αで30ユーロ両替した。
 そして、入国審査を経て空港バスに乗車する間の移動である。空港ロビーでは多数の白タクドライバーが待ち構えており、一瞬でも立ち止まればその餌食になる恐れがあった。空港の到着口は2階であり、バス乗車場所は1階なので、到着口に辿り着いたらすぐに階段を見つけて下りる必要があった。

中野浩志税理士事務所

イスタンブール空港(ルーマニア・ハンガリー旅行3)

 フライトは順調であり、定刻1時間前の午前4時にはイスタンブール空港に到着した。次の乗継便搭乗までは約4時間あるので、重い荷物を担ぎながらしばらく同空港内を散策した。
 まず、早朝にもかかわらず結構な利用客がいたことが意外であった。その中には日本人も相当数いたことから、トルコが日本人にとって人気旅行先であることが改めて理解できた。と同時に、この地をこのまま素通りすることが改めて残念に思えた。
 また、早朝にもかかわらず多くの免税店が既に営業しており、その中にはドル・ユーロが利用可能な店舗も相当数あった。これは世界を代表する国際空港であるための大きな要件の一つと言えよう。少なくとも私の眼には、しっかりとした空港であるという印象に映った。
 最後に、空港内の物価の高さが目についた。ファーストフード系のセットメニューが約20トルコリラ(1,000円)など驚きの価格表示であった。早朝で寝ぼけていたので見誤った可能性も決して0ではないが、少なくとも全体的に日本相場とほぼ同様と感じられた。ちなみにこの時、私が喉の渇きに耐えられずに売店で購入した500ml水は、2ドル渡して0.55トルコリラのお釣りであった(日本円で約170円)。

中野浩志税理士事務所

トルコ航空(ルーマニア・ハンガリー旅行2)

 今回トルコ航空を利用した理由としては、①料金面、②フライトスケジュール面、の2つの要因がある。
 ①については、他の航空会社と比べて2~3万円安かったことが挙げられる。一方、②については、ルーマニアのブカレスト空港に午前中到着である点が決め手となった。欧米系航空会社の多くは、同日乗継ぎにより同空港には夜到着となるのだが、ブカレスト空港は安全上の理由から夜到着は極力避ける必要があった。と言って、欧米各都市で1泊して翌日の午前便利用というのもあまりに要領が悪く、乗継ぎ面も良好である同航空会社の深夜便利用に白羽の矢が立ったのである。体力面から深夜便利用は可能な限り避けたいところであったが、今考えてもこれは賢明な選択であった。
 なお、トルコ航空のプラス面としては、機内食の内容や往復便で便利グッズ(スリッパ・耳栓など)が支給される点が挙げられる。一方のマイナス面は、アテンダントの言動が若干雑であったこと、及びオンラインチェックインにより搭乗券をプリントできず(成田空港出発便は不可とのこと)、改めて空港カウンターに並ぶ必要があるというプロセス面における煩雑さであろうか。そして総合的な評価としては、「また利用しても良い」と思える航空会社であったことを申し添えたい。

中野浩志税理士事務所

深夜出発便(ルーマニア・ハンガリー旅行1)

 ウクライナ上空でマレーシア航空機が撃墜されるという衝撃的なニュースがあったこの日は、約3年ぶりとなる東欧旅行の出発日と重なった。不吉の前兆ではないかと若干不安に襲われ、念のため今回利用するトルコ航空日本オフィスに対して飛行ルートの確認を行ったところ、紛争地域であるウクライナ東部を飛行する予定はないとのことで、ほっと一安心である。
 仕事を定時で切り上げた後は、自宅で軽く夕食を済ませて家を出発したのが19時。これまでの早朝出発とは全く異なるスタイルに若干戸惑いながらも、いつもの京成線ルートで成田空港を目指した。丁度帰宅ラッシュの時間と重なったために車内は混雑していたが、想定の範囲内であることから特に苦痛を覚えることもなく、出発1時間半前にはチェックイン及び出国審査を済ませた。
 空港内のショップは既に閉店しており、いつも通り搭乗ゲート前でしばらく待機かと思いきや、出発が30分早まるとのボード表示。どうやら、トルコ航空の本深夜便ではしばしば発生するようである。当然それに伴って搭乗開始時刻も早まり、これまでの旅行のように「長時間待たされた」という感覚が一切なかった。
 そして、定刻30分前に無事離陸。これまでの旅行経験の中で定刻前出発は初めてである。

中野浩志税理士事務所

FC2Ad