足立区出身税理士の海外旅行記

地元の東京都足立区で事務所を開業している税理士の海外旅行記です。

豪華マック(ルーマニア・ハンガリー旅行57)

 ホテルチェックインを済ませ、夕食を取るべくブダペスト西駅に移動した。実は、西駅に隣接して世界一豪華と言われるマクドナルドが立地しているのである。実際に訪問した感想としては、(世界一であるかどうかは別として)日本ではお目にかかれないスタイリッシュかつゴージャスな雰囲気であり、20世紀初頭に造られた旧食堂をそのまま利用したとされる外観のレトロさがそれを一層際立たせていた。
 メニューは日本でもお馴染みのものに加えて、オリジナルメニュー或いはネームだけを変えた類似メニューが数多く用意されており、品数は比較的多い。私は、ロイヤルバーガーというプレミアムバーガーのバリューセット(フライドポテトM+ドリンクM)を注文した。ちなみに、価格は1,350ft(約610円)と日本と比べて若干高く、味は当然のことながら普通のマックの味であった。
 この日はいろいろとハードな1日であったが、明日からはブダペストに腰を落ち着けてゆったりとした観光ができよう。そう考えつつ明日の観光ルートを確認して床に就いた。

中野浩志税理士事務所
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初日のトラブル②(ルーマニア・ハンガリー旅行56)

 西駅からホテルまでは徒歩5分圏内と安心していたのが悪かったのだろう。マップを見ながら探しても目的のホテルは一向に見つからない。というか、そのホテル探しの目印となる通りの名や店舗も一切目にすることができなかったのである。明らかに異常事態であった。しかも、時計は既に20時を回って辺りは次第に暗くなり始めている。比較的治安の良いブダペストとは言っても、この状態で夜を迎えることは避けたかった。しかし、焦るばかりで手掛かりは一切なし。通行人に道を尋ねるにしても多少なりとも手掛かりが欲しかった。
 さすがに歩き疲れたので立ち止まって再度マップを確認したところ、ここでマップを90度誤って見ていたことが判明。トラムが走っている路線の位置関係から気付いたのだが、最近にしては珍しいミスである。
 気を取り直して正しい方向に歩き出すと、僅か数分でホテルに近づいていることを確信し、間もなく無事辿り着くことができた。この短い距離を進むのに30分以上要したことがバカバカしく思えたが、迷っただけで済んだことをもって良しとしよう。

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初日のトラブル①(ルーマニア・ハンガリー旅行55)

 ハンガリー旅行中における最初のトラブルは初日に発生した。それは地下鉄で東駅に移動し、コインロッカーから荷物を取出して再度地下鉄に乗車すべくホームで待っていた時のことである。突然、駅員から出て行けと指示された。理由を確認したところ「プロブレム」と一言。どうやら故障若しくは人身事故の類により運行ストップになったようである。ホームにいた乗客たちは混乱し、観光客風の人々は揃って駅員に代替ルートを確認していた。
 ここでは私も混乱した。地下鉄の最寄駅からホテルまでは徒歩5分圏内であったことにすっかり安心し、地下鉄を利用せずにホテルまで辿り着く経路など全く考えていなかったからである。取りあえずガイドブックを取り出してマップを確認したところ、少し歩くとトラム乗り場があり、そこから最寄駅であるブダペスト西駅に行けることがわかった。
 重い荷物を担ぎながら10分程度大通りを歩いてトラム乗り場に到着。夕刻のラッシュアワーなのか車内は大変混雑していたが、何とか踏ん張って無事西駅で下車できた。こうして危機は脱したかに見えた。

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役立つ乗り放題券(ルーマニア・ハンガリー旅行54)

 乗車したのはブダペスト南駅行き(早朝到着したのは東駅)であり、南駅から東駅までは地下鉄に乗って20分程度移動しなければならない。南駅には19時頃到着し、72時間乗り放題券(4,150ft=約1870円)をゲットして地下鉄に乗車した。それにしても、東欧のエスカレーターの速さは明らかに異常である。以前訪問したチェコでも既に経験済ではあるが、仮に日本で同様のエスカレーターがあれば間違いなくクレームの嵐であろう。
 一方、この乗り放題券については、他国の主だった観光都市においても販売されているので別段珍しくはないが、ブダペストの場合には市内の大部分の交通機関(トラム・バス・地下鉄・郊外電車)に乗車できるという点において経済的メリットは大変高い。加えて、切符購入や改札を失念して検札で罰金を取られるというリスクからも解放される。しかし、ガイドブックにはかなり厳しく書かれていた検札について、今回旅行中に私が地下鉄以外の場において遭遇したことは一度もなかったので、過度に怯える必要はないと考えられる。また、地下鉄の検札はホームに降りる前にチェックされるので、(切符を買うよう注意されるだけで)罰金を取られるという事態にはならないのではないか。
 さらに、「ブダペストカード」と呼ばれる類似チケットとどちらを購入するかについても迷った。このカードは、乗り放題+指定観光施設の割引(又は無料)が受けられるという優れ物であるのだが、料金は8,900ft(約4,000円)と高額である。私見では、2~3日程度の観光では差額約5,000ft分の観光施設を回るということが非常に難しく感じられることから、乗り放題券のみの購入が好ましいと考えられる。

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コマールノ散策(ルーマニア・ハンガリー旅行53)

 ドナウ川を挟んだスロバキア側の町はコマールノという。コマールノは、3年ほど前に購入したスロバキアのガイドブックにも紹介されていない小さな町であるが、実際に散策してみると非常にのんびりした素敵な街である。
 全く情報のないままに、最近例を見ない行き当たりばったりの散策であったが、小さな町なので特に迷うことなく街歩きを楽しむことができた。他の町と同様、広場や教会を中心として美しい建物が立ち並び、広い沿道では市民が買い物やテラスでの食事を楽しむという典型的な光景を目にすることができる。
 スロバキアはユーロ圏であるので、当然価格表示は全てユーロである。だが、私がアイクスリームを買った店舗はフォリントが使えたので、国境の街ということで大部分の店では柔軟に対応しているのではないか。ちなみに、私が唯一スロバキアでコミュニケーションを取ったのはこのアイスを買った時であり、金額は120ft(約50円)と格安。しかも、誤って220ft出した際にその間違いを指摘してくれるなど、大変親切なおじさんであった。そうした意味においてもコマールノの印象は大変良い。
 しばらく散策すると、不思議な形をした土色の大きな要塞を目にした。どうやら19世紀に造られたものらしくツアーで内部を見学できるようであったが、既にツアーは終わっていた。コマーロムにあった要塞をはじめ周辺に要塞が多いということは、この地域は軍事上の重要拠点だったのであろうか。
 こうしてあっという間に2時間のスロバキア散策は終了。来た道を引き返してコマーロムからブダペスト行きの電車に乗った(2等自由席:1,860ft=約840円)。

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徒歩での国境越え(ルーマニア・ハンガリー旅行52)

 ジュールからスロバキアとの国境駅であるコマーロムまでは鉄道を利用した。料金は約1時間乗車して895フォリント(約400円)と格安である。
 コマーロムには15時半近くに到着。本来であれば市街地の外れに点在する2つの近代要塞を見学したいところであったが、いずれも駅から徒歩20分以上かかることに加え、タクシーで往復してもどちらか1か所が限界であったので、ここは思い切って両方スルーしてスロバキアとの国境散策に時間を割くこととした。
 スロバキアとの国境であるエリーザベト橋までは徒歩10分程度。そして橋を渡ってしばらくすると中間地帯にスロバキア国旗が描かれたボードを目にした。ここからが晴れてスロバキア領であり、無論パスポートチェックなどない。さらに5分程歩いて対岸に辿り着くと「ウェルカム スロバキア」の看板を目にし、改めてスロバキアに入国したことを実感できた。周囲の光景はハンガリー側と比べて変わらないが、徒歩で国境を越えたという事実に底知れぬ喜びを覚えた。

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ハンガリーの両替事情(ルーマニア・ハンガリー旅行51)

 ハンガリーにおける両替については、ルーマニアとは異なり日本円は基本的に両替可能と考えて良い。ブダペストは無論のこと、ジュールやドナウベンドの各都市にある両替所においても日本円の表示を至る所で目にした。レート(100円当たり)はブダペスト市街地の銀行で216.5ft、センテンドレ両替所で214ftであり、ユーロからの両替と比べれば若干悪いものの、気にするほどではないだろう。
 しかし、王宮の丘などメジャーな観光スポット近辺では100円=180~190ftであったり、中央市場内のように200ftを超えていてもコミッションを取られたりするので、両替前には必ず相場とコミッションの有無を確認しておくことは必須である。なお、チェコのような二重相場を掲げている両替所はなかったと記憶している。
 ちなみに、ジュールの某銀行だけはドル・ユーロのみ両替可能で日本円はNGであったので(この銀行では1ユーロ=295ft)、地方都市では円は必ずしも万能通貨とは言えないのかもしれない。だが、その際にも日本円が両替可能な近くのスポットを教えてくれたので、旅をするに際して支障はないだろう。

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見るか飛ばすか(ルーマニア・ハンガリー旅行50)

 パンノンハルマ観光を終えてジュールに戻ったのは正午近く(バス代は麓から370ft(約170円))。昼食は、バスを待っている間にボリーミーなサンドイッチ(500ft=約230円)を食べたので問題ない。ここで一つの選択を迫られることになる。それは、ジュールの街を観光するか、或いは観光しないでコマーロムというスロバキア国境の街に向かうかというものであった。当初予定は、パンノハルマが手早く片付けばジュールを観光し、時間がかかるようであればスキップすることとしていた。そして現在のこの時間は、丁度ボーダーラインと言ってよい。
 結局、スキップするのは忍びなくジュール市街地の観光に2時間ほどかけたが、これは大正解。大聖堂・司教の塔・カルメル教会といった見どころを巡ったが、いずれも徒歩圏内で移動しやすく、街並みもルーマニアのそれに劣らぬほど可愛らしく見事なものであった。ウィーンとブダペストの中間に位置するこの街は、大部分の観光客は通過するだけなのだろうが、もし半日時間が取れるのであれば是非散策することを勧めたい。

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乗継ぎの乗継ぎ(ルーマニア・ハンガリー旅行49)

 ブダペストを6時過ぎに出発した電車は、7時半前にはジュール駅に到着。ここから世界遺産であるパンノンハルマ修道院までは、さらにバスを乗り継いで行く。バス乗り場は駅正面に位置するので問題なく辿り着き、発車時間について窓口で確認したところ8時発とのこと。ほぼベストタイミングであると言える。しかも、このバスはパンノンハルマ修道院の頂上までダイレクトに行く数少ない便であった(料金は465ft(約210円))。
 バスに乗車した乗客の大部分は右列に席を確保していた。なぜなのかわからないままに私は空いていた左側の席を取った。やがて理由はわかった。強烈な朝日が眩しく、すぐにカーテンを閉めざるをえなかったからである。車窓を見ることは敵わず、8時に出発したバスはジュール市街を抜けて田舎道を走ること50分で修道院に到着した。
 修道院のオープンは9時なので10分程付近で時間を潰し、定刻と同時に入院。入院料は2,000ft(約900円)と安くないが、日本語オーディオガイドがあり順路に沿ってしっかり見学できたので、見応えという意味では満足している。特に、数十万冊の蔵書を誇るライブラリーは圧巻であった。

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早朝のドタバタ(ルーマニア・ハンガリー旅行48)

 ブダペスト到着後は、すぐにブダペスト西部にある地方都市ジュールに向かう予定であったが、そのためには①荷物をコインロッカーに預ける、②ジュール行きのチケットを購入する、③正しい電車に乗る、の順にスピーディーに対応する必要があった。
 まず①については、あらかじめ駅構内図をガイドブックで確認済であったので、すぐに見つけて放り込んだ。料金は小ロッカーが1日400フォリント(約180円)であり、付近には両替機もあったので使い勝手は良い。両替レートは悪くても日本であらかじめフォリントを準備しておいて良かったと改めて思った。
 ②は、1階の窓口であらかじめ紙に書いたメモを渡した。係員の愛想は良かったのだが、1等車両を希望したにもかかわらず手配されたのは2等車両のチケットであった(乗車後に判明)。料金は、3,025フォリント(約1,360円)であり、その内訳が2,520(乗車券?)+505(指定券?)と記載されていたのだが、これは2等席の料金であったのか、或いは1等と2等の差額をぼられたのだろうか。今とはなっては知る由もない。
 ③は、上記②の事情により1等車両を探していたので、乗車車両がわからずに若干混乱したが、駅員に確認して事なきを得た。しかし、窓口で終点下車と言われたはずのこの電車は、少なくともオーストリアのザルツブルグまで行くことが後に判明。危ない所であった。それにしても、あのチケット窓口の係員は私に恨みでもあったのだろうか。

※今後は1フォリント(ft)=0.45円として換算。

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スラマッ パギ

 去る10月10日(金)~15日(水)、観光でインドネシアを訪問した(旅程は以下参照)。同国を選定した理由としては、この季節に比較的快適に旅ができ、かつこれまで訪問したことのない東南アジアの国であること、そして世界三大仏教遺跡の一つであるボロボドゥール遺跡をこの目で見たいと考えたからである。

 旅行前の段階においては、訪問都市(ジャカルタ・ジョグジャカルタ)が大都市・観光都市であることから行程上の支障はないと楽観的に考えていたが、実際に旅してみると東南アジア独特の喧騒、そして赤道直下の灼熱に苦しめられ、予想以上に厳しい旅であった。治安・犯罪面以外における行程上の混乱度合としては、ここ数年間の旅の中ではインドに準ずるくらいであっただろう。
 しかし、訪問価値は十二分にあった。今でも印象に残っている光景としては、ジャカルタ空港から市内に向かうまでの間に目にした夜景、②ジョグジャカルタからの鉄道移動中の車窓から見た美しい棚田、③独特の形を成すボロボドゥール遺跡、の3つであろうか。いずれにしても、これによりASEAN10か国のうち、半分の5か国を訪問したことになる。
 なお、詳しい旅行体験記については後日紹介したい。

(旅程)
10/10  成田発、ジャカルタ(インドネシア)着 【ジャカルタ泊】
10/11  終日ジャカルタ観光 【ジャカルタ泊】
10/12 ジャカルタからジョグジャカルタに移動(鉄道) 【ジョグジャカルタ泊】
10/13 ボロボドゥール遺跡・プランバナン遺跡観光 【ジョグジャカルタ泊】
10/14~15 ジョグジャカルタ市内観光、ジョグジャカルタからジャカルタ経由で成田着 【機中泊】

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ハンガリー入国(ルーマニア・ハンガリー旅行47)

 再度眠りについて2時間ほど経過すると、突然「ハロー」という声が聞こえた。どうやらA氏がもうすぐブダペスト駅に到着することを知らせてくれたようだ(A氏も同駅で下車)。当初の到着予定時刻は4時40分であり、今は4時であるので普通に考えれば順当な時間に起こしてくれたと感謝すべきであるが、この時点における状況は少し違う。
 シギショアラ駅で30分遅延した電車はその後も少しずつ遅れ、国境駅出発時点では45分遅れとなっていた。つまり、普通に考えればブダペスト到着は5時半頃と考えて良く、そうであれば起床は5時で十分と理解し、私の携帯アラームも5時にセットしていた。お気遣いは有り難かったが、ただでさえ睡眠不足であったのでもう少し寝かせて欲しかったというのが本音である。
 1時間ほど座席でぼんやりしていると、車掌さんが軽食(ビスケット・水)を持ってきてくれた。そしてそれを平らげた頃、あと数分でブダペスト到着という車掌さんからの個別アナウンス。時計を見れば予想通り5時半前、これは当初の到着予定時間が早過ぎると考えていた私にとっては嬉しい誤算である。こうして世界一美しい首都と言われるハンガリー・ブダペストに到着した。
(ルーマニア編完)

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真夜中の英会話スクール(ルーマニア・ハンガリー旅行46)

 停車して周辺が若干騒がしくなったので、私も起きて様子を窺った。おそらく車内で出国審査が行われるのだろうと考えてパスポートを準備して室内で待機していると、上段にいた外国人が話しかけてきた。彼はアメリカ人のビジネスマン(以下A氏と呼ぶ)で、通訳者として世界各地を回っており日本にも度々訪れたことがあるとのこと。出国審査が終わるまでの20分程度はこうした会話を楽しんだ。世界を旅しているだけあって、彼から提供される話題はいずれも大変興味深いものであり、特にルーマニアに対して彼が好印象を持つに至った数々のエピソードについては、今でも強く印象に残っている。
 そして、審査が終わって10分程走った後に再度停車した。今度はハンガリーの入国審査である。しかし、待てど暮らせど審査官はやって来ない。その間もA氏との会話は続いていたが、既に結構な時間が経過したことに加えて、話題は基本コミュニケーションの域を完全に脱したテーマにも及んでいたので、(話自体は大変興味深いものであったが)体力的・語学力的に結構厳しい時間帯でもあった。おまけに、A氏から年齢当てクイズを出され、実際年齢60歳のところ65歳と回答するポカを犯すなど、頭脳的にも全く冴えない状況。相手も私の語学力を察して多少スローに話してくれるが、ここまで長時間外国人と差しで話したことは久しぶりである。
 ようやく入国審査官が我々の部屋にやってきた。ルーマニアの審査官(女性)と比べると随分緩慢な感じがした。そして私の審査はすぐに終わったが、A氏の審査にはかなり時間がかかった。何故であるのか全く不明であるが、審査官が去った後にA氏はかなり立腹しており、まさに私と同じ感想を漏らした。そしてしばらくはそれに付随するテーマ(例:EU間なのにイミグレがあるのはおかしい、EU間の経済格差は深刻だなど)について会話をした後、再度眠りについた。

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1等寝台の乗り心地(ルーマニア・ハンガリー旅行45)

 乗車予定の電車は18時頃発着の予定が30分以上遅れた。だが、昨日乗車車両等をしっかり確認していたので混乱はなかった。車両に入るやいなや乗務員がチケットを回収しに来た。そして、このチケットは降車時に返すことや、途中駅でもう一人乗車して来るのでしばらく鍵はかけないで欲しいといった2,3の連絡事項があった。
 1等寝台の個室内には2段ベッドが1セット置かれており、私のスペースは下段であった。車両には乗務員が常駐していることに加え、部屋の鍵は三重ロックという厳重ぶり。必要な備品類も概ね室内に用意されていたことから、1泊を過ごすスペースとして何ら不自由はない。ちなみに、トイレ・シャワーは共同使用であり各車両に設置されていた。
 まだ日が高いのでぼんやり景色を眺めながら先ほど買ったパンを食べていたが、2時間ほど経って外が暗くなるに従って睡魔に襲われたので、灯りを消して眠りについた。やがて寝入った頃に部屋のドアが開いた。大柄の外国人であることはわかったが、その時はハローと挨拶を交わしただけでそのまま眠り続けた。
 それから数時間後、電車は国境駅で停車した。久しぶりの鉄道による陸路国境越えである。

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紙幣収集は状況次第(ルーマニア・ハンガリー旅行44)

 私は、以前から訪問国の紙幣・硬貨をできる限りコレクションしている。硬貨の場合には、観光地で受け取った金種を適宜別の財布にしまうことで収集可能であり、少額硬貨についても地元スーパー等で買い物すれば概ね入手できるので特段問題はない。 
 問題は紙幣である。小額紙幣については、海外旅行中において高額紙幣を可能な限り早期にブレークし、小額紙幣を数多く手元に残すことを強く意識しているので何ら問題はない。しかし、日本円で1,000円を超えるような高額紙幣(上限約3,000円)をどこまで収集できるかは、その国における旅後半の観光スケジュールや飲食・買い物度合などの諸要素を総合的に勘案した結果のまさに状況次第となる。具体的には、高額紙幣を収拾できないリスク、使い切れずに紙幣を余らせすぎるリスクの双方を回避しなければならない。
 例えばルーマニアの場合には50レイ札(約1,500円)までは是非持ち帰りたいと考えてあらかじめ別の財布に保管しており、100レイ札(約3,000円)は状況次第と考えていたのだが、ブラショフで両替した際に入手した100レイ札がシギショアラでの昼食を終えた後も1枚残っていた。街なか散策中に土産品購入等で使用することは可能であったが、この時は倹約に徹して紙幣持ち帰りを優先した。その結果、紙幣をほとんど余らすことなく出国でき、これは(効率的な両替ができたという意味において)少し嬉しい気分になった。
 一方、ハンガリーでは高額紙幣収集のために多めに両替したことが祟り、予定していた観光スポットの一部をカットしたという事情はあったにせよ、最終的に約6千円分の現地通貨を余らせて帰国することになったのである。しかも、10,000フォリント札(約4,500円)を持ち帰れればまだ救いもあったが、当初ここまでの高額紙幣を持ち帰ることを想定していなかったので、既に5,000フォリント札にスモールチェンジ済であった。次回使用すれば良いと前向きに考えれば問題ないのだが、個人的にあまり気分の良いものではない。
 なお、その収集した紙幣が紙くずになるという別の観点からのリスクもある。具体的に東南アジア諸国をはじめ発展途上国の通貨全般がそれに該当するが、これについては私自身十分承知した上で行っていることなので、リスクとは考えていない。

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異常気象(ルーマニア・ハンガリー旅行43)

 一通りの散策を終えた後、欲張って市街地の外に出てみたのだがこれは失敗。途中道に迷って20分程度の時間と体力をロスしてしまった。市街地の外周は方向感覚を失いやすいので若干注意が必要かもしれない。だが、これについては街の外から見上げる市街地の景観を見られたことで帳消しであろうか。
 加えて、帰路には突然雨が降り出す始末。幸いにも、私は常に折畳み傘を持ち歩いているので傘を差しながら観光を続けたが、観光客の多くは土産物店や城門で雨宿りをしていた。ルーマニア滞在中は雨に降られることが多かったので、真夏でも意外と雨が多い国なのかと感じていたが、実際はそうではないらしい。後にホテルマンに確認したところ、今年のルーマニアは異常気象であり、例年はこれほどの雨は降らないとのこと。日本も7月に各所で猛暑日を記録するなど異常気象であったが、これは世界的な現象であるのだろうか。
 こうして時刻は16時半過ぎとなったので、寝台乗車中の水(500ml=2レイ(約60円))やパン(通常のパンは1個2レイ×3個。名物のクルトゥース・カラクスは5レイ)を調達した後、ホテルに戻って荷物を引き取り駅に向かった。

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シギショアラ市内観光(ルーマニア・ハンガリー旅行42)

 11時半頃に要塞教会から戻った後は、時計塔・山上教会などのスポットを巡り、続いて市街地で昼食を取った。ソフトドリンク+スープ+グラタール+パパナッシュ=60レイ(約1,800円)と若干割高であるが、パパナッシュ15レイ(約450円)を差引くとほぼ予算通りの金額になる。パパナッシュは前回ブラショフで食べた際の美味さが強く印象に残っており、ルーマニア出国前に是非もう1回食したいと考えていたので、ここで再会できて本当に良かった。
 昼食後は、中世武器博物館やそれに付随する地下室などのスポットを巡りつつ、残った時間はひたすら市街地を散策した。これらの施設については、最初に時計塔で共通チケット買っておけば20レイ(約600円)であった。しかし、その際には全て回れる自信がなかったのでスルーし、個別にチケットを購入することとなったのでそのトータル料金は22レイ(約660円)。まあ誤差の範囲であり仕方ないだろう。
 前述の通り、狭い街であるので迷うことなくあっという間に一周できてしまうのだが、これまで同様に歩けば歩くほど世界遺産の街に相応しい魅力を次々と発見することができた。しかし、大変細かい話であるが公衆トイレ使用料2レイ(約60円)は少し高い。入場した教会や博物館にもトイレがなかったので、やむなく2回利用してしまった・・・

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要塞教会(ルーマニア・ハンガリー旅行41)

 シギショアラ市街地から要塞教会までは車で約30分。ホテル出発が9時であったので到着は9時半だったのだが、あいにく要塞教会のオープンは10時からであった。これはガイドブックにも記載されていたので、完全に私のうっかりである。やむなく30分は周辺散策や写真撮影などで時間を潰し、オープンと同時に内部を見学した(入場料は8レイ=約240円)。
 感想としては、城塞系に全く興味のない人にとってはそれほど強い魅力を感じない場所ではないだろうか。要塞教会とは言っても、内部に教会を持つ城塞はヨーロッパ内にも数多くあり、わざわざ車をチャーターしてまで来る価値を見いだせるかという点に疑問を感じざるを得ない。
 だが、この地域の置かれていた当時の厳しい状況がこうした要塞を造らせたという歴史的背景に思いを馳せながら、三重の壁により防御された小さいながらも堅固な要塞を見ると、非常に興味深いものに見えてくる。
 ちなみに、私は内部よりも外部から要塞を見上げた時の城壁と教会の尖塔が強く印象に残っており、世界文化遺産に指定されたという事実もあって訪ねて良かったと感じている。

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ドライバーとの会話(ルーマニア・ハンガリー旅行40)

 ルーマニア観光最終日となるこの日は、まずチャータータクシーによりビエンタン要塞教会を観光した。前述の通り、このドライバーは昨日対応したホテルマンの友人であり、ビエンタン往復で150レイ(又は34ユーロ)であった。ガイドブックには80~120レイと記載されていたので若干割高であるが、安心料と考えればそれほど過大な金額ではないだろう。
 ドライバーは多少英語が話せたため、往復ともに様々な話をした。彼曰く、「基本的には会社に雇われているのだが、今回のような予約が入った場合には個人タクシーとして商売しているので、完全勤め人というわけではない。加えて、タクシーだけでは家族3人食べていけないので、銀行?から依頼されて書類作成事務代行などを副業として行っている」とのこと。また、ルーマニア経済は悪いので、我々市民の生活は皆苦しいといった話も出た。
 この手の話題が出た場合、東南アジアであると諸々警戒すべき必要がある。しかし、彼の仕事ぶりは至って忠実であり、その後他の観光を勧められることもなく、また追加チャージや過大なチップを要求されることもなかった。そして、最後に35ユーロ支払ってバイバイ。全体として満足のいく観光であった。

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