足立区出身税理士の海外旅行記

地元の東京都足立区で事務所を開業している税理士の海外旅行記です。

魅力的なアート(タイ・マレーシア旅行39)

 周家の橋付近ではTシャツを1枚買った。十歳位の男の子が売り子をしていたので、値段を確認してみると17リンギ(約600円)とのこと。「安くして」と言ったが拒否されたので、15リンギ(約530円)なら買うと具体額を提示したところ、あっさりOK。今回旅行中における唯一の値段交渉であった。購入金額はマレーシアでは妥当な価格であろう。
 Tシャツ前面のプリント柄は自転車に乗った小さな兄妹の絵であり、土産物店では同様の図柄を描いたクッズを数多く目にした。ペナン名物である壁面アートに描かれている有名作品の1つであることは帰国後にわかり、現地でその壁画を見なかったことを心から悔いた。
 というのも、この絵には単なるノスタルジックさを越えた不思議な魅力がある。ペナンの一昔前の風景の中を自転車で楽しそうに走る2人の子供の姿は、まさに平和そのものである。私は、どんな有名画家が描いた絵画よりもこのシンプルな絵が大好きである。

足立区の中野浩志税理士事務所
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ジョージタウンの魅力(タイ・マレーシア旅行38)

 この日の午前中はまずセントジョージ教会を見学し、その後隣接するペナン博物館に1時間程度滞在した後、コンウォール要塞を観光した。
 ペナン博物館は展示数が程よい量であり、各展示物にじっくり時間を掛けられたという点において予想以上に充実した見学となった。要塞(入場料2リンギ=約70円)は、城好きの私としては絶対に外せないスポットであり、かつ、ジョージタウンを代表する素晴らしい観光地であると思う。しかし、私の評価に反してここを訪れる観光客はまばらであった。リゾート地ペナンにおいて都市観光はかなりマニアックなのかもしれない。
 相変わらずの暑さにもかかわらず要塞でかなり時間を費やした後は、ジョージタウン域内に立地する19世紀~20世紀初頭の様々な建造物を見学しつつ、プラナカン博物館では前日同様に華僑豪邸の素晴らしさに改めて感動。入場料20リンギ(約700円)は高いが、私個人としてはお勧めのスポットである。
 その後は、フェリー乗り場を海岸沿いに進み、「周家の橋」と書かれた桟橋に辿り着いた。この一帯は、同姓一族(林氏・周氏・陳氏など)が生活する海に突き出した家々が立ち並ぶ伝統水上家屋となっており、先ほどのヨーロッパ風建築とは全く趣が異なるローカル風情満点のチャイニーズエリアである。徒歩圏内で移動可能な距離に様々なタイプの街が共存しているという点こそがマレーシアの魅力であることが改めて再認識できる。

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大好物の朝食(タイ・マレーシア旅行37)

 最終日となるこの日は7時半に起床し、ホテル近くの食堂でナシルマを食べた。ナシルマは前回マレーシア訪問時に私の大好物となった一品であり、今回旅行で1回は食したいと考えていたのだが、前日にナシルマの看板が出ている屋台を発見したので、是非朝食にと訪れた次第である。
 ココナツライスに豆・小魚・卵を入れて2.5リンギ(約90円)。値段・味ともにパーフェクトな逸品である。ちなみに、前日の反省を踏まえて今回は食堂に入ってドリンク(コールドティー)をオーダーしたのだが、こちらは1.7リンギ(約60円)。場所代が含まれているのもしれないが、飲・食の値段のバランスが悪い。ちなみに、ナシルマをテイクアウトする選択があったことに気付いたのは、残念ながらドリンクをオーダーした後であった。
 朝食を取った後は、ホテルをチェックアウトしてペナン中心部であるジョージタウン観光に出掛けた。9時近くにもかかわらず日差しは強かったが、この日が唯一のペナン観光日ということで、足早に最初の目的地であるセントジョーンズ教会を目指した。

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屋台街の夕食(タイ・マレーシア旅行36)

 コムタタワーからの帰路は、豆腐ジュース(1.3リンギ=約45円)などを飲みながらレッドガーデンズというホテル近辺にある屋台街を目指した。18時半前ということでエリア内は閑散としていたが、それでも食事エリアを取り囲むようにして数十店舗の屋台が出店し、その周囲には美味しそうな匂いが立ち込めていた。
 利用ルールとしては、まずテーブルを確保してテーブル番号をチェックし、続いて店に出向いて注文。注文時にテーブル番号を伝えると店員が料理を運んでくれるので、その際に精算する。別段難しい流れではない。
 この日に注文したのは、辛味麺の福建麺(ホッケンミー)と日本の焼きそばに似たドライ雲呑麺(ワンタンミー)であり、値段はいずれも4~5リンギ(約140円~175円)程度(小中大の3サイズあり、値段差は各0.5リンギ前後)。この他、ドリンク係がエリアを巡回しており、ビールやジュースを頼むことができる。マレーシアのアルコール類が高額であることは十分理解していたので、ここではライチジュース(2~2.5リンギ(70~90円))をオーダーした。
 各料理の値段は市内相場と比べれば若干高いかもしれないが、食の街ペナンでは欠かせない観光スポットであることは間違いない。次回は、ジョージタウンから少し離れたガーニープレイスなども是非訪れたいところである。

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幻のドリアン(タイ・マレーシア旅行35)

 ブルーマンションツアーを終えた後は、事前にインターネットでチェックしていたホテル近くのチェーンマッサージ店を訪れた。1時間の足裏マッサージで45リンギ+チップ5リンギ(約1,750円)。また、翌日の夕刻に受けたボディーマッサージは、2時間で98リンギ+チップ10リンギ(約3,780円)。日本の3分の1ということで他の東南アジア諸国と比べれば割安感には乏しいが、腕は確かである。ちなみに、この日の夕食後にはホテル内に入っている別のマッサージ店を利用し、こちら1時間のボディーマッサージ68リンギ(約2,380円)。技術的には前述の店とさほど変わらなかった。
 マッサージを終えた後は、ドリアン屋台が出店しているとガイドブックに記載されていた場所まで1キロ以上歩いたものの、季節外れということで見つけることはできなかった。昨年訪れたクアラルンプールでは10月でもドリアン屋台が出店していたので、少し期待していたのだが残念である。
 その後、突然のスコールなどに見舞われながらもコムタタワーに辿り着いてバスターミナルをチェック。翌日の空港までの移動に際してはここから出発するバスを利用できるのだが、ターミナル内の構造がわかりづらく、かつ荷物を持ってホテルからここまで歩くことが相当難儀すると思われた。突然の豪雨は難敵であるものの、他の東南アジア諸国に比べれば信号が多く別段歩けない距離ではないのだが、明日の足をどうするか悩みながらコムタタワーを後にした。

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100%理解不能(タイ・マレーシア旅行34)

 ブルーマンションツアーには50人前後が参加。国別では中国人が多く、日本人はおそらく私1人だけであった。
 出発と同時にガイドの中年女性がブルーマンションの概要について話し始めた。私は、真剣に聞こうと懸命に頑張ってみたものの、物の見事に全く理解できず・・・。しかし、これまでも徐々に慣れてきて最終的には半分程度まで理解できたことはあったので、引き続き頑張ってみたものの、状況はさっぱり変わらず。正直、ツアー中盤までの理解度はほぼ0%であった。ガイドの声がかなり小さかったことは影響しているであろうが、ここ数年では間違いなく最低レベルの理解度であっただろう。
 それでも、館内の装飾や展示品などが見事であることは一目瞭然であり、後半は(多くの中国人観光客が行っていたように)ガイドの説明を離れ、館内を自由に見学していた。
 ちなみに、翌日はやはり華僑のプラナカン博物館を訪れたのだが、こちらの外壁はエメラルドグリーンに覆われており、私個人としては外観・内部展示ともにこちらの方が好みである。

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そこまで嫌がるか・・・(タイ・マレーシア旅行33)

 チキンライスを食べて時間を潰した後は、先ほどのブルーマンションに戻りチケットを買い求めた。入場料16リンギ(約560円)はマレーシアにしては割高であるが、ガイドブックにも載っている観光名所であるので仕方ないと思って50リンギ紙幣を出したところ、受付の老人から極めて露骨な拒否反応を受けた。最近の旅行経験の中ではめったにお目に掛かれない反応ぶりに少し驚き、慌てて20リンギ札を出すと何事もなかったかのように4リンギ戻してきた。
 高額紙幣の不便さについてはこれまでの旅行記においても再三触れてきたが、16に対する50は私目線では十分セーフである。万全を期するならば56を出せば間違いなかったのだろうが、さすがにそこまで考えが及ばなかった。高額紙幣をブレークするためにこちらが気を回し過ぎるというのも妙な話であるが、マレーシアはタイ以上に高額紙幣のブレークに難儀する。
 いずれにしてもこうしてブルーマンションの中に入り、その後10分ほど経ってツアーが開始。そして、ここで自身の英語力に対する厳しい洗礼を受けることとなる。

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チャイナタウンのルール?(タイ・マレーシア旅行32)

 両替の後は、この日に唯一予定していた観光スポットであるブルーマンションに向かった。ここは、簡単に言えば大物華僑の豪邸を博物館として公開しているというものであり、空きがあれば宿泊も可能である。1日3回行われるツアー形式の見学スタイルである旨はガイドブックで確認済であったので、ツアー開始時間をチェックしたところ今から40分後の15時半で、ツアー受付は15分前から開始するとのこと。ロティチャナイのボリュームが少なかったので、受付開始までの間にチャイナタウン内にあったローカル中華料理店で腹を満たすことにした。
 店頭の屋台でチキンライスが売られていたので、1個注文して席に着いた(4リンギ=約140円)。そして、間もなくサーブされたチキンライスを食べていると、店員がドリンクのオーダーを取りにきたのだが、私は別に喉が渇いていなかったので「ノーサンキュー」と辞退した。しばらくすると子供(おそらく経営者の子)が再度「ドリンク?」と投げ掛けてきた。再度お断りをした後、今度はその子供が中国語で何か言ってきたが、無論わからないのでスルーした。そして、またしばらくして経営者らしき人が三度私の所にドリンクを勧めてきたので私も面倒くさそうに三度断ると、彼が店内に貼ってある貼り紙を指さした。
 その貼り紙には、「食堂に入ってドリンクを注文しない場合には0.4リンギ(約14円)頂戴します」と英語で書かれていた。全て合点がいったので、慌ててティー(1.5リンギ=約52円)を注文した。あくまで私の推測だが、この食堂の店頭の屋台は食堂とは別経営であり、仮に食堂を利用する場合にはこの食堂のメニューである何か(大部分はドリンク)を注文する必要があるのだろう。普通に考えれば当然のことであるが、店頭の屋台=食堂という先入観があると発生しうるミスである。店内に貼り紙があったということが、私と同様のミスを犯した旅行者が多いという何よりの証であろう。

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マレー系インド料理の味(タイ・マレーシア旅行31)

 チェックインを済ませた後は、ホテル正面のインド料理店で少し遅い昼食を取った。ここでは、マレー系インド料理を代表するロティチャナイ(1.2リンギ=約42円)と定番ドリンクであるテタレ(1.4リンギ=約49円)を注文。ロティチャナイにはカレーが付けられており普通のインドカレー+ナンと同様の感覚で食することができるが、如何せんボリュームが少なすぎる。味はまずまずであるが、期待したほどの美味ではなかった。
 ちなみに、注文の時に店員が何かを私に勧めてきたのだが、その言葉がわからなかったのでスルーしてしまった。もしかすると(ロティチャナイに付ける)オプションの追加オーダーを聞かれたのかもしれない。どうにも英語がすっきり入ってこない。
 続いて行った両替では、少し歩いて見つけた2店のうちレートが良い方(1万円で282リンギ)で対処した。ちなみに、このレートは他エリアで見つけた幾つかの両替所と比べても遜色ない好レートであり、この時も含めて滞在中3回利用した。しかし、レートの良さに対して接客態度は悪かった。まあ、逆より良いが・・・

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英語力に対する不安の予兆(タイ・マレーシア旅行30)

 宿泊ホテルにはCATに乗って10分弱で到着。ペナン通り中心部にある典型的な中級ホテルであり、CATバス停の正面に立地するという抜群のアクセスがチョイスの決め手となった。
 チェックインを済ませた後、ホテルマンから3リンギ(約105円)支払えと言われた。内容としては、ペナン島(或いはマレーシア国内全土?)にはホテル税なるTAXがあり、4ツ星以上のホテルは3リンギ、3ツ星以下は2リンギ徴収されるとのこと。そして、このホテルは4ツ星なので3リンギをその場で現金払いするという単純な話である。
 しかし、正直なところ私はこの時の英語をほとんど聴き取れなかった。英語のイントネーションが少し変であったことは多少影響したかもしれないが、二度目で聴き取ったHOTEL TAX=ホテルの税金(ホテル税)の推測と勘でどうにか辿り着いたという、何とも情けない状態。しかし、この時の英語力に対する不安は、その後まもなくして現実のものとして直面することになる。

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ペナンに到着(タイ・マレーシア旅行29)

 バタワースからペナン島まではフェリーを利用。バタワース駅からフェリー乗り場までは迷うことはないだろうと楽観していたが、いざ駅舎を出ると不安になって道行く人に念のため確認した。結果としては、駅舎を出てから海側に向かって道なりに歩けば何ら問題なかったのだが、旅行者のためにもう少し目立つ案内板を設置しておくべきである。
 ペナン島までのフェリーは1.2リンギ(約42円)。ちなみに、この料金は往復分であり、仮にペナンからバタワースに戻る場合には無料となる。私の場合、片道利用(帰りはフェリーを利用せずにペナン空港から帰国した)で往復料金を支払っているので、若干損した気分になる。ちなみに、往路は空港からペナン入りし、帰りは鉄道利用のためにフェリーを使えば料金はかからない。
 フェリーには20分程度乗船し、ペナン港に到着。テレビでよく見るペナン島の遠景が徐々に近づいてくる様は、今回旅行の中で強く印象に残っているシーンの一つである。桟橋到着後、道なりに歩くと市内中心部を循環する無料バス「CAT」らしき車両を発見したので、ドライバーに確認してそのまま乗り込んだ。これについても、他のバスとの見分けが付きづらいので、バス側面に大文字で「CAT」と記載するなど目立たせるべきであろう。だが、無料バスを運行している点は十分評価できる。さすがは東南アジアを代表するリゾート地ペナンである。

※今後、1リンギッド=35円で換算。

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タイとの違い(タイ・マレーシア旅行28)

 タイとマレーシアの時差が1時間あることについては、往路フライト時には十分認識していたのだが、この時は完全に失念していた。時間管理の甘さに改めて反省しつつ、しばらく車窓を眺めていた。そして、とあることにすぐ気付いた。
 まず、それなりに大きかった電車の揺れが収まり始め、そして駅舎が小奇麗になってきた。加えて、沿線に捨てられているゴミも随分減っている気がした。一言で片づけるならば、東南アジアらしさがなくなり垢抜けてきたとでも言えようか。
 タイとマレーシアの1人当たりGDP(2013年時点)は、マレーシアがASEAN10か国中3番目(シンガポール・ブルネイの次)、タイは同4番目であり一見拮抗しているように思えるが、この1番差はかなり大きい。ちなみに、5番手インドネシアとタイの差も幾分あるように思えるが、タイ・マレーシア間の差に比べれば小さいだろう。
 マレーシアに入って3時間ほどで電車は終点のバタワースに到着。時計を見ると到着予定時刻の12時半よりも約30分早い。私が記憶する限りにおいて、これまで海外の電車が定刻より早く到着した例は皆無である。これは奇跡的とも言える幸運ではなかろうか。できればこうした幸運は別の所で手にしたいところではあるが・・・ 

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国境越えの手順(タイ・マレーシア旅行27)

 国境駅では、まず全員が荷物を持って下車してタイ出国手続きを行う。出国手続き終了後、駅舎内を迂回するような形で進んでいくと、今度はマレーシア入国手続きが行われる。そして、入国手続き後は極めて簡単な荷物チェックを済ませ、晴れてマレーシアに入国となる。難しいことは何もなく若干拍子抜けした感はあったが、狭い駅舎スペース内でのユニークな移動が興味深かった。
 また、所要時間について私は15分程度であったが、対面者をはじめ他の乗客は結構時間がかかっていた様子。理由の一つは、最初のタイ出国手続き時の順番待ちであろうか。窓口が2つしかなかったので、ここで後れをとると必然的に遅くなってしまう。窓口を増やそうにも駅舎内に設置されており、スペース的に限界があるのでこれはいた仕方ないだろう。待たされるのが嫌な場合には早く並んでしまうに越したことはないが、今回の私のように早く済ませても、結局電車内で待たされることになるので結果的には同じだが・・・
 こうしてイミグレを通過した全ての乗客が乗り込んだ後、電車はマレーシアに向けて走り始めた。

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朝の目覚めと喧騒(タイ・マレーシア旅行26)

 「寝台列車で十分な睡眠が取れたか?」。答えはノーである。無論、ホテルのベッドのような快適な睡眠は期待していなかったが、他の2,3の問題が睡眠を妨げた。まず、警笛の音がやたらうるさかったことである。次に、車内が結構揺れたことも影響した。さらに、ようやく深い眠りにつきつつあった6時前、ベッド係が寝台を片付けるために叩き起こされたことも辛かった。
 しかし、昨晩の寝台セットの時と同様、「お前はそんなに早く仕事を片付けたいのか」という単純な理由ではなさそうである。と言うのも、この後まもなく電車はタイ第3の都市であるハジャイ駅に到着し、多くの乗客が下車したからである。そして、ここで朝食売りと両替商が乗り込んできた。
 朝食売りは、小さな弁当を20バーツ(約70円)程度で販売しており、対面者も買っていた。これはよくある光景であり別段珍しくない。一方、両替商はタイ・バーツからマレーシア・リンギッドへの両替を勧めてきた。私は、昨年のマレーシア訪問時の余った紙幣を持っていたので不要であったが、対面者を含めて私の周囲数名は両替に応じていた。ネットで確認したところほぼ適正相場のようなので、手持ちのリンギッドがなければここで両替しておくことが賢明かもしれない。
 こうして朝8時には、私が楽しみにしていた国境駅に辿り着いた。ちなみに、ここまでの運行はほぼスケジュール通りである。

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夜の車内(タイ・マレーシア旅行25)

 17時半過ぎになり空が暗くなり始めた頃、乗務員が夕食用のテーブルをセットし始め、続いて夕食がサーブされた。持って来てくれるのは有り難いのだが、対面席の若者と私の目の前にセットされた大きなテーブル上に数皿の料理が並ぶという状況は、さすがに彼に対して申し訳ないと思った。一口食べるか聞いてみようかと思ったが、相手が気を利かせたのか私の食事中はずっと席を外していた。ちなみに、料理は170バーツと高額なだけあってフルコースメニューであり、食べ応えはあった。車内で取る夕食の雰囲気も含め、一度試して決して損はないだろう。
 夕食が終わって18時を過ぎると、ベッドメイキングの時間が始まった。先ほど18時に夕食を運んでくれと依頼したにもかかわらず、17時半過ぎに持ってきた理由がわからなかったのだが(遅れることは十分予期できるが、予定時刻よりも早いということが意味不明)、ベッドメイキング係がさっさと仕事を片付けたかったので、自然と食事時間も早めた可能性は否定できない。
 こうして19時前には就寝モードとなり、しばらくは横になって音楽を聴いていたが、ここでトラブル発生。と言うのも、窓の隙間から小さな羽虫が沢山車内に入ってくるのである。しかも、窓は壊れており完全に閉めることができない。昼間はまあ仕方ない程度の認識しかなかったが、夜間はさすがにこのまま放置できないレベルであった。隙間にカーテンを入れて穴を塞ぎ、カーテンが届かない場所にはタオルを突っ込んで対処することで事なきを得たが、いやはや油断ならない。

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寝台車両の様子(タイ・マレーシア旅行24)

 私が乗車した車両は2等寝台であり、昼間は座席(対面で1×2=2席)として利用し、夜間は座席を折り畳んで寝台(2段寝台)になるというスタイルである。この2等寝台は全体のうち2両しか連結されていないことから、それほど利便性の高いルートであるとは言えないにもかかわらず、車内はほぼ満席であった。少なくとも、前々日或いは前日に窓口で直接チケットを購入することは避けた方が賢明であろう。ちなみに、料金は1,210バーツ(約4,230円)であり、現地相場から考えれば決して安くない。
 乗車して間もなく、乗務員がメニュー表を持ってきた。今夜の夕食用と明日の朝食用メニューであり、夕食の平均的な料金は170バーツ(約600円)と市価と比べて相当割高であったが、鉄道内で取る豪華な?食事という誘惑に負けて夕食(スープ・ライス+豚肉の炒めもの・デザートのコース)のみオーダーした。
 さらに1時間ほど乗車していると、途中駅で対面席の客が乗車してきた。一言挨拶した後少し話をしたところ、マレーシアに留学している学生(タイ人)であるとのこと。タイ語と中国語が堪能であり、英語もまずまず話せるという強者である。外国語として中国語を選択した理由を聞いたところ、「将来性があるからだ」という納得の回答。私個人もその通りであると思う。
 もう少し詳しい話を聞きたかったのだが、彼がオンラインゲームに夢中でありこちらからの問いかけに対する反応も薄かったことから、この後突っ込んだ話をする機会に恵まれなかったことは残念であった。今回旅行においては、旅人との交流が希薄であったことが最大の反省点であったかもしれない。

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出発前のトラブル(タイ・マレーシア旅行23)

 ファランボーン駅には13時45分頃に到着。出発は1時間後であるので、駅構内の食堂でパッタイを食べた。この食堂は、一般的なフードコートと同様に最初は専用窓口で食券を買い求め、食堂内の各店での支払い時は食券で精算。そして、当然のことながら余った食券は販売窓口で換金してもらえる。ちなみに、ここで食べたパッタイは45バーツ(約160円)と市内の食堂と比べれば若干割高であるが、別段気にするほどではないだろう。ちなみに、500mlペットボトル水は10バーツ(約35円)と市価とほとんど変わらない点は好感が持てる。
 その後、既に到着していた電車に乗り込み、チケットに記載されている席に座って待機していると、突然駅員がやってきて「降りろ」と言われた。どうやら乗り込んだ車両に不備があったらしく、別の車両を連結することになったようである。このパターンは下手をすると数時間待ちの可能性も予想されるやっかいなトラブルである。代替車両が来るまでの間は微妙な気持ちで時を過ごした。
 しばらくすると代替車両が到着し、乗客全員が乗り込むとすぐに出発した。時計を見ると14時50分と定刻5分遅れ。信じられない奇跡である。だが、これはこれから20時間以上続く鉄道旅行の始まりに過ぎず、遅延要因は山積している。1時間単位の遅延は生じることのないよう祈りつつ、電車は次第に速度を上げて進み始めた。

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満点のホテルサービス(タイ・マレーシア旅行22)

 バンコク中心部の散策を済ませた後は、ラーチャダムリ駅からウォンエンヤイ駅まで戻ってホテルで預けていた荷物を引き取った。コレクションマニアの要求に快く応じてくれたマネージャーが対応してくれたので、20バーツチップを渡したところ、「ノー」と辞退された。タイにチップの習慣がないことは理解していたが、これまで東南アジア旅行中においてチップを拒否されたことはほとんどなかった(インドネシアにおいてヘアードライヤーを部屋に持って来てくれたホテルマンに渡した際に拒否された時くらい)ので非常に意外であった。
 無論、無理に渡すつもりは毛頭ないのでそのまま別れを告げて去ろうとすると、タクシーを呼ぶか尋ねられた。基本的にタクシーは極力利用しないよう常に意識しているのだが、ここから目的地であるファランボーン駅まではBTS&地下鉄を利用する必要があり、乗り換えの手間等を考えると明らかにタクシー利用に分があった。しばらく考えてお願いすることにした。
 しかし、コールタクシー=電話コールかと思いきや、何と私の荷物を持ったまま玄関の外で手を挙げて流しのタクシーを止めた。そして、私がタクシーのドアを閉めて出発するまで見送ってくれた。今後バンコク訪問時の常宿にしたいと思えるほどの素晴らしいサービスを提供するホテルであり、まさにインターネットの評価・口コミ通りであった。唯一の難点を挙げるとすれば、部屋に歯ブラシセットがなかったことだろうか。私は自身のセットを持ち歩いているので何ら問題はなかったが・・・。
 ちなみに、ウォンエンヤイからファランボーン駅までは約30分で100バーツ程度と聞いていたが、実際には20分強で料金は61バーツ(チップ込で70バーツ=約245円)。ホテルはタクシーの料金を多少高めに言う傾向があるので、これについては意に介していない。前回訪問時の経験も含めて言うならば、バンコクの流しのタクシーは基本的に安全と考えて良いだろう。

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有名店のチキンライス(タイ・マレーシア旅行21)

 プラトゥーナムでボートを降りた後は、プラトゥーナム橋の近くに立地するチキンライスで有名な店を訪れた。
正午近くということで店前には既に行列ができていた。並んで5分ほどすると、店員が入口手前の席に座るよう促してきた。私の前にも随分人が並んでいたのだが、こうしたショートカットができることは1人旅の大きなメリットかもしれない。肝心の味については「美味しいと思った」、或いは有名店で食べているという先入観により「思わされた」という方が相応しいだろうか。特に、付け合せの辛いタレを少しかけると美味しさが一段とアップする。いずれにしても、これで40バーツ(約140円)は十分合格点である。
 昼食を平らげた後は、15分ほど歩いてBTSのラーチャダムリ(S1)駅に向かった。週末と言うこともあり、この通りは混雑が激しく歩くのにも結構苦労したが、先ほど感じた庶民的な生活感とは別物の大都市バンコクならではの無限の成長力が感じることができた。
 余談であるが、この通り沿いにはペットボトルに詰めたザクロジュースを販売する露店が数店並んでおり私も1本買ったのだが、価格は50バーツ(約175円)とかなりの高額商品。無論どの店にも価格表示がされていたのでぼったくりではないのだが、せいぜい30バーツ程度ではないかと思った。

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ローカルボートの風情(タイ・マレーシア旅行20)

 センセーブ運河の始発船着き場からプラトゥーナムまでは所要時間約15分で料金は12バーツ(約42円)。周囲には洗濯物を干した多数の家々が立ち並び、バンコク中心部を航行しているとは思えぬほどの庶民的な生活感が漂っている。おそらくこれがバンコクの最大の魅力の一つであろう。
 また、係員がボートの外周の縁を器用に移動しながら料金を徴収していく様は、なかなか見応えがあった。年に数回は誤って川に落ちることがあるのではないかと思える程である。そして、このボートのもう一つの特徴は、水しぶきが飛んで来るのを防ぐために乗客が手動でブルーシートを上げ下げすることである。私は中央席であったので残念ながらこの役割を担うことはなかったのだが、両端に座っていた乗客は要所でこの作業をしっかりこなしていた。
 ちなみに、このボートはバンコクを代表する街の一つであるプラトゥーナムが終点なのだが、ここから別のボート乗り換えることにより郊外の東側地区を訪れることができる。次回は、是非東の果てまでこの船旅を楽しみたいところである。

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通りがかりの寺院(タイ・マレーシア旅行19)

 民主記念塔からさらに東に歩みを進めていた途中、大きな寺院を目にした。この周辺も1年前にはデモ隊に占拠され、或いは彼ら目当ての露店が出店しており、近づくことができなかったためスルーしていた。しかし、今回改めて眺めてみると結構目立つ存在である。タイを代表する寺院であろうことは容易に推測できたので、早速中に入ってみることにした。
 入口で20バーツ(約70円)寄付して内部に入り階段を上がっていくと、タイらしい金ぴかや黒い仏像が数多く展示されていた。そして、最上階から眺める民主記念塔などの景観はなかなかのものである。無論、三大寺院と比べれば訪問者は少なく、観光客風の人々を目にすることもほとんどなかったのだが、それが魅力であると考えれば訪れて損のないスポットであろう。少なくとも、行き当たりばったりで見つけた私にとっては十分満足できる内容であった。
 こうして30分ほどで寺院観光を終え、ツーリスト向けのチャオプラヤボートに対して生活者用ボートと言われるセンセーブ運河ボート乗り場を目指した。

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デモの爪痕(タイ・マレーシア旅行18)

 旅行会社で無事チケットを受領した後は、5,000円だけバーツに両替した。手持ちのバーツは十分あったのだが、コレクション用の500バーツ札が欲しかったからである。
 しかし、受け取った500バーツ札(5,000円=1,380バーツでありレート的には良い方)は、昨年も何度か手にした見慣れた500バーツ札ではない。最近新札が発行されたことは知っていたが、しばらくは旧札が主流だろうと考えていただけに残念であった。新札は再訪時に入手することが可能なので、ここでは是非とも旧札が欲しかったのだ。後でホテルに頼んで旧札に換えてもらおうと思って気を取り直し、民主記念塔を目指した。
 5分ほど歩くと、見覚えのあるモニュメントが近づいてきた。昨年バンコクを訪問した際には多くのデモ隊によって占拠されていた民主記念塔周辺であったが、今では歩く人はまばらであり、車がひっきりなしに通る典型的なバンコク中心部の交差点として機能している。しかし、「デモ」と言っても子連れの家族が沿道に座ってお弁当を食べていたり、お年寄り同士が談笑しながら国旗を振って歩いているといった緊迫感のない雰囲気であり、危険とは全く無縁であった。
 このように、一年後には何事もなかったような状況に落ち着くことはごく自然の成り行きであろう。無論、国民にとって平和と安定は大変喜ばしいことであり、一旅行者である私にとっても非常に好ましいことである。

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バックパッカーの聖地(タイ・マレーシア旅行17)

 乗船して間もなくするとチケット係が料金徴収にやってきた。料金は15バーツ(約53円)と大変リーズナブルである。係員は船着き場に到着する度に船内を回って新たな乗船客から料金を徴収しているのだが、船内はかなり混雑しており少なくとも100人は乗っている。果たして、係員は誰がどこで乗船してきたのかをどこまで完全に記憶しているのだろうか。
 カオサン最寄りの船着き場には30分程で到着。数分歩くとテレビでお馴染みの景色を目にした。おそらく旅番組のタイ特集の中で、最も多く映し出される画の一つではないだろうか。第一印象としては意外と広いエリアだと言うことであり、周囲をのんびり散策したために結構な時間を費やすこととなった。また、セブンイレブンの数がやたら多い(バンコク中心部にも多数あるのだが、カオサン付近は特に目についた)。
 一方、午前10時過ぎということもあり喧騒・雑踏のイメージはなく、歩いている観光客はまばらであった。しかし、通り沿いには怪しげなトゥクトゥクや呼び込み風の男性を何度か目にするなど、中心部とは若干違う様相を呈していることは十分理解できた。夕方以降に来れば面白そうな界隈かもしれないが、その機会は次回にお預けである。

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