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足立区出身税理士の海外旅行記

地元の東京都足立区で事務所を開業している税理士の海外旅行記です。

ヤンゴン環状線(ミャンマー旅行59)

 炎天下の一本道を20分程度歩き続けて鉄道駅に辿り着き、ヤンゴン中央駅までのチケットを窓口で購入すると、料金は300チャット(約36円)とのこと。2駅程度の移動にしては明らかに高いと思ったが、ぼったくりではないことは間違いなさそうだ。鉄道には是非乗りたかったので言われた料金を支払うと、係員からAC付の高級車両だとのコメントがあった。
 最初はよくわからなかったのだが、実際に乗車してその理由が概ね理解できた。(あくまで私の推測であるが)このヤンゴン環状線には一般電車(ACなし)と高級電車(ACあり)の2種類が走行しており、私が次に乗車予定の電車は後者であったのだろう。この車両は日本製の車両が再利用されており、車両内は凍えんばかりの強い冷房が効いていた。そして、意外にも車内は結構混雑しており、外国人旅行者も少なからず目にした。
 電車はゆっくりとヤンゴン中心部を進み数分でヤンゴン中央駅に到着。その速度は自転車に追い抜かれるほどの遅さであり、一方で揺れは結構激しい。だが、鉄道好きの私としては、仮に次回ヤンゴンを訪れた際には、是非この環状線を一周したいと考えている。

中野浩志税理士事務所
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徹底した手荷物管理(ミャンマー旅行58)

 アウンサン博物館を見学した後は、再度タクシーに乗って国立博物館に向かった(入場料は5千チャット(約600円))。国立博物館の展示自体は質・量ともに非常に見事ではあるが、入館に当ってはセキュリチィチェックがあり、手荷物は全てロッカーに預けさせられるという徹底ぶり。無論カメラ持込みも不可である。ちなみに、バガンの考古学博物館でも全く同様であり、どうもミャンマーはセキュリティに対する警戒が強すぎるようである。
 こうして館内を1時間半程度見学し、近くの食堂で昼食を取った。ペプシコーラ(1,100チャット)+オンヌウカウソエ+セイチャカウソエ(2つで1,700チャット)の合計2,800チャット(約340円、チップ含めて3千チャット)。ヤンゴン中心部の食堂としては味・料金ともにまずまずではあるが、ペプシは明らかに高過ぎる。
 昼食後は中心部を徒歩で南下して鉄道駅(ヤンゴン中央駅から環状線で2つ目のローカル駅)に向かった。大通りの歩道をひたすら歩き続けるだけなので横断に際しての支障はなかったが、炎天下の中をひらすら歩き続けるのは結構辛い。しかも、緯度が低いということもあってヤンゴンはマンダレー・バガンと比べると明らかに暑く感じた。私のように鉄道乗車にこだわらなければ、アウンサンマーケット付近の中心部までタクシー利用が賢明であろう。

中野浩志税理士事務所

完全な見落とし(ミャンマー旅行57)

 シュエダゴンパヤーの次は、アウンサンスーチー率いるミャンマー最大野党のNLD本部に向かった。距離的には2キロと離れているが、幅広い歩道が整備されており、かつ信号も幾つかあったので徒歩移動に際しての支障は少なかった。
 途中通行人に尋ねるなどしたものの、歩いて20分ほどでNLD本部に到着。しかし、なぜか事務所は閉まっていた。しばらく立ち止まっていると、近くの屋台にいた中年男性から「土日は休みだ」という衝撃的な言葉を耳にした。実はこの日は土曜日であり、この情報はガイドブックにもしっかり記載されていた。要するに私の完全な見落としである。仮にこの事実を知っていたとしても行程を変更することは困難であり、(事務所が閉まっていても)事務所自体を訪れることはしたので、いずれにしても結果は同じであるが見落としは良くない。
 結局、ここでは事務所外観の写真を何枚か撮り、その後はタクシーに乗ってアウンサン博物館に向かった。アウンサン博物館ではアウンサン晩年の住居を博物館として公開しており、展示数は少ないながらもお洒落な2階建ての洋館はなかなか趣があった。
 ちなみに、アウンサンの写真はバガンの食堂で見たことがあり、その時は随分若い写真を掲げていると思ったのだが、この博物館を見学した時に彼が30代で暗殺されたことを初めて知った。逆に言えば、若くして将軍という地位に登り詰めて現在もミャンマー国民に慕われているようなので、よほど偉大な人物であったのだろう。

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律儀な旅行者(ミャンマー旅行56)

 シュエダゴンパヤーのメインゲートは南口のようであり、この沿道には多数の土産物店が軒を連ねるお馴染みの光景を目にすることができる。往路と同様に東口からエレベーターを下れば間違いなくこのまま寺院を後にすることができるが、やはりメインゲートの南口を見たい。
 早朝ということもあり、南口ゲートは閑散としていた。私は参道の階段を数段降りたものの、その後そのまま立ち止まって周囲の風景を見ていたところ、近くのカウンターの女性が、ここから先に入場するなら入場料を支払うよう声を掛けてきた。厳密にはこれから寺院を出ていくので支払う必要はないのだが、無論私は素直に入場料を支払った(8千チャット=960円)。すると、パンフレットと地図を渡され、胸にシールを付けてくれた。これで晴れて正々堂々と入場できる。見つかって損したという思いよりも、明らかにほっとした自分がいた。
 この時点では寺院を後にするつもりであったが、(カウンターの女性の目もあるので)再度寺院に戻って周辺をもう一回りして、同じ南口から今度は堂々と寺院を後にした。外国人旅行金の存在は決して気持ちの良いものではないが、文化財保護のための協力金として快く支払うべきものである。

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何かがおかしい(ミャンマー旅行55)

 バスターミナルからは約40分で中心部の宿泊ホテルに到着。そのままホテルに荷物を預け、再度タクシーに乗り込んでヤンゴン随一の見どころであるシュエダゴンパヤーに向かった。ちなみに、近距離区間のタクシー料金は概ね2千チャットとのガイドブックの記載通り、この区間も含めた中心部移動に際してのタクシー料金は全てこの金額であった。
 シュエダゴンパヤーには東西南北4つの入場口があるが、私はタクシーを下ろされた場所から最も近い東口から入場した。東口からはエレベーターですぐにパヤーに上ることができ、早朝の爽やかなパヤーを拝むことができた・・・と思いきや、残念ながらパヤーの大きな仏塔はあいにく工事中。だが、メインの仏塔以外にも壮麗な建造物群が多数立ち並び、さすがにミャンマーを代表する寺院であることは十分実感できた。
 しかし、しばらく寺院内を散策していて何かがおかしいことに気付いた。チケットを買っていないのである。外国人料金として入場料8ドルが必要である旨ガイドブックに記載されていたのだが、誰も私に声を掛けてこなかった。やがて、寺院内にいる外国人は胸にシールのようなものを貼っており、これがその入場券に相当するものであることがわかった。はてさてどうしようと思いながらもそのまま1時間程度散策を続け、結局主な見どころを回り終えてしまった。

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ヤンゴン到着(ミャンマー旅行54)

 バスは午前5時頃に(おそらく空港と思しき場所に)停車。その後しばらくして終点のアウンミンガラーバスターミナルに5時半に到着した。6時到着の予定が早まったわけであるが、正直この早まりはあまり嬉しくない。
 一緒に乗車していた日本人旅行者達と別れ、まずはヤンゴン中心部まで行く43番バスを探すものの、バスターミナルが大規模であることに加えて早朝の暗闇とタクシーの呼び込みの煩わしさに邪魔されたこともあり、その発見が困難であろうことはすぐに気付いた。やむなく近くの客引きに料金を確認したところ8千チャット(約960円)とのこと。希望価格5千チャットと伝えたところ、シェアタクシーなら5千でOKであったが、シェアの恐ろしさは先のピックアップバスで経験済なので即刻拒否。結局、8千→5千→6千チャット(約720円)で合意した。ガイドブックに記載されている適正相場なので、これはグッドプライスであろう。
 興味深かったのは、彼自身はタクシードライバーではなく、単なる呼び込みに過ぎないという点である。事実、彼が私をタクシーに連れて行くと、ドライバーから幾ばくかの金を受け取っていた。私の見た限りでは2千チャットであり、私の渡した6千チャットをドライバーと呼び込みが2:1の割合で取ったことになる。結構妥当な割合である。ということは、仮に私がドライバーと直接交渉していれば4千チャットで済んだということか。いや、おそらくそれでは済まないだろう。いずれにしても、ミャンマーに来て初めて本格的な客引き・呼び込み攻勢を受けた。

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深夜のPA(ミャンマー旅行53)

 PAに到着した時、私は熟睡していた。車内・機内で深い眠りにつくことは珍しく、おそらく相当疲れていたのだろう。PAには30分程停車し、短時間ではあったものの乗客はPA内のレストランで食事を取ったり酒を飲んだりと思い思いの時間を楽しんでいた。レストランは大規模かつ小奇麗であり、窓口には沢山の食材が並び、ヌードル類もかなり充実していた。
 前述の通り、私は夕食を取り損ねており、バガンのバスターミナルで買ったビスケットを夕食代わりにしていたため、ここで小腹を満たしておきたかった。しかし、トイレがない車内で万が一のことがあってはと考え、ここはぐっと堪えた。そして、その代わりにトイレには2回行っておいた。
 PAの周囲には多数の露店が並んでおり、深夜にもかかわらず結構な賑わいを見せていた。おそらく、ヤンゴン⇔バガン間にあるPAの中でも相当大規模な部類に入るのだろう。そしてさらに驚いたことは、深夜にもかかわらず子供の物売りを何人か見かけたことである。労働基準法がなければ深夜労働も当然有り得るが、さすがに見ていて痛々しい感じがした。
 バスは23時頃にPAを出発し、ノンストップでヤンゴンを目指した。ところが、私が眠りについていた2時頃に再度停車した。今度はPAではなく、明かりが僅かに灯されている普通の路上であった。そして何名かの乗客が降りていき、またすぐに戻ってきた。おそらく誰かがトイレに行きたいとでも言ったのだろう。生理現象なのでこればかりは仕方ない。やはり10時間移動ともなれば、最低2回の休憩は必須である。

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人気バスの秘密(ミャンマー旅行52)

 ピックアップ車内でスマホを落としたと私が誤解して小騒ぎを起こすというアクシデントはあったものの、とりあえずバスは無事出発した。ちなみに、この小騒ぎの顛末は私の胸ポケットにあったという呆れた内容であったのだが、関係者は皆一生懸命探してくれたので、あたかも車内で見つけたフリをして皆にお礼を言った。ミャンマー人の親切心を踏みにじりたくなかったという気持ちから出た小さな嘘であった。
 バスは1列3席(1席+2席)のプレミアムバスであり、この並びのバスを走らせているのは同社だけのようであった。しかも、同社のバスは大変人気があり、前日チケット手配を依頼した旅行者は満席で取れなかったという話も聞いた。ちなみに、先の日本人旅行者達はいずれも日本からインターネットで事前予約していたとのこと。そこまで人気の要因は何なのか?という答えは、座席幅以外にもあった。具体的には、係員が水やパンケーキセットの車内サービスを丁寧に行っていること、車内が比較的清潔であること、などが挙げられよう。
 出発すると、バス係員から案内があった。何でも途中休憩1回を挟んでノンストップでヤンゴンバスターミナルまで行くとのこと。車内にトイレがないので、水分補給のタイミングには十分注意すべきことを再確認した。その後、最終目的地が空港orバスターミナルのどちらか聞かれた。詳しくは確認していないが、どうやらバスターミナルに行く前に空港にも停車してくれるようであった(実際、バスターミナル到着前に別の場所に停車し、乗客が何名か下車した)。
 こうしてバスは2時間半程度走り、最初で最後のPAに到着した。

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ピックアップの難点(ミャンマー旅行51)

 ホテル前には18時過ぎに到着。ドライバーにチップ2千チャット(約240円)を支払った後、ホテルに預けている荷物を受け取ってピックアップを待った。昨日訪れた食堂で再度シャンヌードルを食べたかったので、出発前にピックアップ時刻を遅らせて欲しい旨ホテル側に依頼していたのだが、残念ながらその希望は聞き入れなかったようである。
 10分程待つとピックアップらしき車両が到着。一般的なミニバン・ミニバスではなく、タイのソンテオなどのように後ろの荷台に乗り込むスタイルであり、私が最初の乗客であった。その後、2組(いずれも2人連れ)の日本人が乗り込んできた。1組は東南アジアを中心に各地を旅する熟練旅行者であり、特にラオス旅行に関する話は大変興味深かった。もう1組は数年に1回海外旅行をしているという初老の夫婦であり、英語こそNGであるものの、アドリブと気合いで特にトラブルなく旅を続けているようであり、私から見れば羨ましい限りであった。
 続いて、何組かの外国人旅行者を乗せたことで乗客は合計15人。当然大変な混雑状態となり、最後の乗客は椅子に座れずに荷台最後尾に座り込んでいた。車内は結構揺れ、椅子に座っている私ですら上部の手すりにしっかり掴まっていたくらいなので、最後尾は振り落とされんばかりの揺れであったに違いない。
 この状態は約30分間続き、深夜バスの出発時刻である20時にようやくバスターミナルに到着。結局、私は1時間半この混雑トラックの荷台に乗っていたことになる。ほとんどの時間は一緒に居た日本人と話していたので退屈こそしなかったが、最後の30分間はさすがに窮屈過ぎて辛かった。仮にホテルからタクシーを利用すれば30分以内で到着できるので、利用価値は十分あるだろう。

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日頃の行い?(ミャンマー旅行50)

 夕日の鑑賞スポットであるブレディー寺院に辿り着き、まずはココナツジュース(千チャット=約120円)で喉を潤した。ドライバーにも勧めたが彼はやはり辞退。移動中も水やお茶を何回か勧めたものの同様の対応であり何とも遠慮深いと言うしかないが、これこそがミャンマー人の良さであろう。
 こうして16時半には寺院頂上に登り、夕日の登場をベストスポットで待ち構えた。17時近くになると頂上は夕日を見る人々で大混雑、一昨日同様日本人も十名近くいた。皆が今か今かとその時を待ち構え、17時半を過ぎてその時はやってきた。だが、ホテルマン・馬車運転手からお墨付きを得ていたはずである美しき夕日鑑賞は、またしても雲にかかって拝むことはできず、2回続けての不発に終わった。
 最後まで諦めきれずに頂上に残り続けたが、敢え無く日は完全に沈んだ。落胆して馬車に戻ると、運転手が「残念だったな」と言った表情を浮かべていた。運が悪いと片付ければそれまでであるが、この日は大丈夫だと確信していただけに残念でならなかった。
 だが、がっかりしている暇はない。18過ぎには夜行バスに乗るためのピックアップがホテルまで迎えに来るのである。こうして若干の消化不良のままバガン遺跡を後にした。

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買えば良かったか(ミャンマー旅行49)

 午後は、オールドバガンから南下してミィンカバー村周辺の遺跡群(「グービャウッヂー寺院」「ミィンカバーパヤー」「マヌーハ寺院」「ナガーヨン寺院」など)を見学した後、ニューバガンと呼ばれるエリアに位置するローカナンダーパヤーと呼ばれるビュースポットまで足を延ばした。
 ミィンカバー村周辺の遺跡も、これまで見てきた遺跡群と比べて遜色ないほど素晴らしいものであり、遺跡の数だけならこのエリアの方が多いのではないかと思えるほどであった。だが、予想に反してオールドバガンよりもお土産物屋の客引きが意外と激しい。特に、マヌーハ寺院では出口付近で待ち伏せされ、その後やってきた団体ツーリストの方に注意が向くまであしらいに難儀した。ミャンマーの売り子はなぜこうも両極端なのだろうか。
 一方、ナガーヨン寺院の入口前では、何人かの子供たちが手書きの絵葉書を売っていた。日本で言えば、幼稚園から小学校低学年くらいの子供がクレヨンで書いたシンプルなものである。結局、少し見ただけで買わなかったのだが、いくらで売っているのか確認した上で記念に少し買っても良かったと今更ながら考えている。
 この後は、さらに1~2か所の寺院に足を延ばし、16時過ぎには一昨日のリベンジを果たすべくブレディー寺院に辿り着いた。

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ミャンマーのTシャツ(ミャンマー旅行48)

 これまでミャンマーのプラスポイントを数多く挙げてきたが、細かいマイナスポイントを挙げるとすればTシャツの質である。
 まず価格について、私の感覚では適正相場2ドル=2千チャット(約240円)であったが、実際の購入価格は2,500チャット(約300円)。この理由は、前述の通り交渉してもなかなか値段が下がらないという点が大きく影響している。だが、粘り強く交渉すれば2ドルは可能であろうし、複数枚購入すれば手堅い相場であろう。
 だが、問題はその質であり、土産物店で購入したTシャツ2枚はいずれも縫製が極めて甘く、いずれも帰国後にその一部分を縫い直す羽目に・・・。加えて、袋に入っていたTシャツの表示サイズと実際のサイズが異なっているなどの不備もあり(これらはいずれもホテルに戻ってから気づいたので交換もできなかった)、私は結局Tシャツを合計4枚買うことになってしまった・・・
 他の東南アジア諸国においてこうしたトラブルが少なかったことを考えると、高い確率で購入後のトラブルが生じたことは大変残念である。対策としては、その場で入念にチェックすることと、別の店で予備を買っておくことだろう。

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飽きない遺跡巡り(ミャンマー旅行47)

 この日の午前中は、まずホテルからオールドバガン域内に向かうまでのルートに点在する2~3の寺院を見学した後、一昨日に訪問していなかったオールドバガン域内にある考古学博物館を見学した。
 前述の通り、見どころ寺院の多くはオールドバガン域内に点在しているのだが、ホテルがあるニャンウー村からオールドバガンに至るまでの数キロの道沿いにも数多くの遺跡がある。一通りのメジャースポットを押さえた後、こうした遺跡群をじっくり見学できるという旅程は、私が考えうるベストプランである。考古学博物館は、ガイドブックには内容・ボリュームともに今一つと書かれていたが、私個人としては書かれているほど悪くはないと思う。入場料は5千チャット(約600円)と割高であるが、考古学に多少でも関心がある旅行者であれば訪れて損はないだろう。
 この日の昼食は、タラバー門付近にあるツーリスト向けのレストランで取った。12時前にもかかわらず多くの観光客で賑わっていたところを見ると、このエリア有数の人気レストランなのかもしれない。ドライバーも一緒にと誘ったのだが辞退したので、彼には2千チャット(約240円)渡して、私一人で入った。ドライバーはおそらく気を利かせてこの高級レストランを紹介してくれたのだろうが、それにしてもパパイヤジュース+ポークカレーで6,800チャット(約820円、チップ込で7千チャット)は贅沢過ぎるだろう。だが、このポークカレーはこの旅行中に食したカレーの中で最も美味かったことも事実である。

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体調不良の余波(ミャンマー旅行46)

 8日目となるこの日は、7時半頃起床して通常通り朝食を取った。昨晩は周囲が静かであり熟睡できたことから、この時点において体調はほぼ万全といって良かった。
 定刻の9時となり、ホテル前に待機していた馬車に乗り込もうとすると、何と一昨日にチャーターした馬車と同じであった。お互い再会を喜んでしばらく馬車に乗りながら話をしていると、彼から驚くべき話を聞いた。というのも、彼が昨日から体調不良となり今朝になっても回復しないので、今日は馬車の運転を弟に代行してもらうとのこと。しかも、体調不良の内容を突っ込んで聞いたところ、一昨日の私の症状と全く同じであった。おそらく、私の風邪が移ったに違いない。(彼には伝えなかったが)彼に大変申し訳なく思った。
 前述の通り、彼のガイドは完璧であったのでこれは至極残念であったが、事情が事情なだけに仕方ない。ちなみに、彼の弟は多少英語ができると聞いていたが、実際には全くNG。だが、彼からこの日のルートに関する詳細なインストラクションを受けていたようであり、行程上の支障はほとんどなかった。加えて、これまでの他のミャンマー人と同様に非常に優しく純朴な感じであり、この日のツアーもほぼ100%満足いくものであった。

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ミャンマーのローカル風景(ミャンマー旅行45)

 バガンは、観光客が闊歩する大通りを一歩外れると、地元住民が生活するローカル風景をすぐ目にすることができる。東南アジアらしい家屋、庭先の鶏や牛、舗装されていない砂埃の道路とそこで遊ぶ子供たち、といった観光地とは全く無縁であるが、こういう所をのんびり歩くことが、今の私にとっては最大の旅の醍醐味である。
 そして、私が歩いていると結構な確率で挨拶される。ヨーロッパでは「ハロー」が多いのだが、東南アジアの場合には「こんに~ちは」が圧倒的に多い。改めて、私が思っている以上に日本が著名であることに驚き、そして嬉しく感じる。特に何の目的もなく、こうした路地裏を1時間近くのんびり散策した。
 こうして時間はあっという間に夕方になり、一昨日にも訪れたメインストリートの沿道に立地する1軒のツーリスト向けレストランに入った。17時過ぎであったので客はあまりおらず、オーダーしたポテトカレー(2千チャット=約240円)とバナナジュース(千チャット=約120円)はすぐに運ばれてきた。だが、病み上がりのせいか味は全く??であり、ポテトカレーは具の大部分とルーの半分近くを残した。
 そして、辺りが完全に暗くなる前にホテルに戻り、翌日の観光馬車の予約をした。自転車観光には強い興味があったが、まだまだ体調が万全でないことを考えて泣く泣くパスした。

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土産品は工房で(ミャンマー旅行44)

 午後は、ニャンウー中心部を散策することにした。まずは昼食を取るためにホテル近くのヌードル食堂に入った。オーダーした料理はシンプルなシャンヌードルであったが、これが(良い意味で)大当たり。歯ごたえ・スープの味など総合的にこの旅NO1であった。しかも、料金も千チャット(約120円)とごく平均的な価格帯。ミャンマーでは絶対にカレーよりもヌードルである。
 その後は、ニャンウーのマーケットや学校などを見学し、最後にニャンウ-のメインストリートに位置する木工製品の工房を覗いた。元々木彫りの仏像を買いたいと思っていたのだが、価格を聞くと高さ15センチ程度の仏像が12ドルとのこと。難色を示すと特別価格(おそらく10ドル程度?)を提示すると言ってきたが、当初予想価格はせいぜい数ドルと考えていたので、少し考えさせて欲しいと言って店を出た。この時もしつこいセールストークや引き止めに遭わないところが、ミャンマーらしい(私自身それを期待していた部分もあった)。
 結局、この後この店に戻ることはなかったのだが、これは大失敗。理由は、その後ヤンゴンに戻りアウンサンマーケットで木彫り仏像を買おうと価格を確認したところ、この店の倍近い価格を提示してきたからである。しかも、値段交渉による下げ幅が限定的であるというミャンマーの特色もマイナスに働いた。当然のことだが、土産は工場や工房から直接買う方が断然安いことを再認識した。

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入手困難な小額紙幣(ミャンマー旅行43)

 帰りの道路状況も極めて順調であり、バガンには13時前には戻ることができた。この時、丁度手持ちのチャットが少なくなっていたので、ドライバーに頼んで銀行に寄ってもらった。
 私は、ここで1チャット・5チャットなどの小額紙幣を是非入手したいと考えていた。これまで(お釣りなどで)自然に入手できた最小紙幣は50チャットであり、50チャット未満の少額紙幣については、旅行者が自然に手に入れることは難しかった。そこでここでは、意識的に端数を生じさせるべく108ドル両替した。レートは、50~100ドル紙幣で1ドル=1,022チャット、20ドル以下では1,002チャット。私の計算では6チャットの端数が出るはずであり、これで1チャット・5チャットともに入手できると考えたのである。
 しかし、実際に渡された金額はレシートの記載額よりも6チャット少なかった。つまり、期待は見事に裏切られた。この点を銀行員に確認したところ、「10チャット未満の小額紙幣は取り扱っていないので切り捨てている」とのこと。無論、10チャット=約1円であるので、効率性を考えればもっともな見解ではある。その後、ドライバーに確認してみると10チャット未満はほとんど流通していないので、銀行でも扱っていないとのこと。
 私の努力は完全に徒労に終わったが、もう一つの目的であった1万チャット紙幣の両替には快く応じてくれた。ドライバー曰く、この紙幣もほとんど流通していないらしい。理由は、高額紙幣過ぎて日常生活において使う機会がほとんどないとのこと。日本円に例えれば2万円札に近いので十分納得である。

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頂上への道のり(ミャンマー旅行42)

 ポッパ山の麓に到着したのは10時半頃であった。麓からは頂上に聳える寺院をはっきりと目にすることができた。通常は頂上からの眺望がベストなのであろうが、ポッパ山に関しては麓から見上げる、或いはは少し離れた場所から見た方が良いかもしれない。
 麓の入口から登り始めると、まず沢山の野生猿が出迎えてくれる。なかなか腕白であり、沿道に並ぶ店の商品を荒らす様子を何度か目にした。そして、しばらく歩いて靴脱ぎ場に辿り着く。靴預けに千チャット(約120円、後に500チャットに値引き)取ると言われたので、病み上がりで辛かったがやむなく自分で持って行った。そして靴を持って登ること15分ほどで無事頂上に辿り着いた。登る前にはドライバーから結構ハードである旨聞いていたのだが、実際には相当イージーであった。
 頂上では金ピカの建造物を幾つか目にすることができた。しかし、前述の通り建造物・眺望ともに特別素晴らしいものではない。やはり山上に聳える光景を下から見上げる方が、自然と人工建造物のコラボレーションを十分堪能できることだろう・
 頂上には約30分滞在して山を下りた。下りは登り以上にイージーであり、あっという間に麓に到着。その後は麓のレストランでドライバーとお茶を飲み、朝来た道を引き返した。ちなみに、体調は極めて安定しており、昨日以来の危機を脱したことを確信した。

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ポッパ山へ出発(ミャンマー旅行41)

 この日は、クロワッサン3個+フルーツという24時間ぶりの食事を取った後、当初予定通りにタクシーをチャーターしてバガン郊外の「ポッパ山」に向かった。ホテルに依頼したのでチャーター料金は半日で4万5千チャット(約5,400円、他にドライバーへのお茶代+チップで3千チャット)と割高であるが、タクシー以外の交通手段(ピックアップ)を利用することが現実的に困難であったことを考えれば致し方ないだろう。
 タクシーは9時にホテルを出発。ドライバーは初老の男性であり、まず気づいたことは利用した日産車が予想以上に立派であったこと、そして彼もまた極めて人の好い典型的なミャンマー人であるということだった。加えて彼は片言の英語が話せたので、車内ではまず日本車の話で盛り上がり、続いてミャンマー・日本の文化についていろいろ会話を楽しんだ。
 ポッパ山には約1時間半で到着。途中幾つかローカルな村々を通過したのだが、こういった所をもう少しじっくり見学できれば、さらに満足度が上がったことだろう。

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人生最悪の年越し(ミャンマー旅行40)

 こうして体調不良にもかかわらず全ての行程を終え、18時15分頃にホテル着。とりあえず感動と辛さが交差した一日であったが、この運転手の存在がバガンの魅力を一層引き立てたことは確かである。彼にはチップ5千チャット(約600円)と大奮発の金額を渡してお別れした。
 (体温計を持っていなかったので)あくまで私の予想であるが、この時おそらく38度近くの熱があったと思われる。しかも、昼食をスキップしたにもかかわらず夜になっても一向に腹は減らない。最も悪いパターンである。とりあえず水分を多めに取ってすぐ寝た。
 しかし、この日は丁度大晦日で新年を祝うフェスティバルがホテル並びにその周辺で盛大に行われていたのである。マイクから大音量の音楽が発せられ、花火音が激しく鳴り響く。到底寝られる状態ではない。そして、こうした睡眠妨害を乗り越えてようやく寝られたと思った矢先、私の部屋の電話が突然鳴った。電話腰に「バルーンツアーがどうとか」と言われたが、意味がわからなかったので(電話でのやりとりに自信がなかったため)フロントに行って詳細を行くと、他の宿泊客と間違えたとのこと。これまで好印象であったホテルに対する評価が一気に低下した。間違いなく人生最悪の年越しであった。
 その後はひたすら眠ることに集中し、翌朝起床したのは7時過ぎであった。途中何度か目が覚めたものの、12時間近くは眠っていたことになる。若干のダルさはあったものの、体調は前日と比べて改善していた。

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あいにくの曇り空(ミャンマー旅行39)

 オールドバガンの定番寺院の観光を終え、夕日を見るために最後に向かったのはブレディー寺院というガイドブックには載っていない平凡な寺院であった。
 夕日と言えば、ガイドブック一押しかつ私が選ぶベストポットである「シュエサンドーパヤー」が圧倒的に有名なのだが、馬車運転手曰く「この寺院は大変混雑しており、下手をすると人混みで見えない恐れがあるので、2番手であるブレディー寺院を勧める」とのこと。この点については私も事前リサーチ済であり、夕日スポットは同寺院と考えていたので、無論彼の提案に従った。
 だが、私が到着した17時頃、寺院の頂上には既に多数の観光客がカメラを構えてその瞬間を待ち構えており、その中には日本人も随分いた。ガイドブックに載っていないから穴場で空いているという予想は幻想でしかなく、結局夕日鑑賞のためのグッドポジションを確保することはできなかった。
 しかもこの日は曇り気味であったことから、日没の17時半を過ぎても先のウーベイン橋で鑑賞したような素晴らしい光景を拝むことはできずじまい・・・ 。皆がっかりした様子で寺院を去っていった。私は完全に暗くなる直前まで僅かな期待に賭けたが、残念ながら状況は変わらなかった。だが、翌々日にもチャンスはあるので、この日に期待しつつ寺院を後にした。

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衰退する馬車観光(ミャンマー旅行38)

 バガン観光の際の交通手段は幾つかある。具体的には、タクシー・馬車・自転車そして電動自転車の4つである。
 タクシーは最も効率的であり見学という面だけ考えればベストであるが、風情という意味では断然馬車がお勧めである。加えて、この日の私のように馬車の運転手による効率的なルート提案並びに各寺院の解説を聞くことができる点も大きい。難点は、前述の通り特に未舗装道路では結構揺れが激しいことである。だが、私個人としては、そのデメリットを差し引いても馬車の優位性は不動と考えている。
 自転車は、この日の翌々日に利用を考えていたのが、疲労により再度体調不良に陥ることを恐れてパスした。以前タイのアユタヤ遺跡を訪れた際、自転車で観光を楽しんだことがあったが、こちらは自分のペースで見学したいスポットを自由に動けるというのが最大のメリットである。一方、デメリットは暑さと疲労による体力消耗であろう。
 そして、この自転車のデメリットを補う交通手段が、数年前から本格的にバガン観光に登場した電動自転車である。その名の通り電気で動くので、自らペダルを漕ぐ必要がなく、スピードも自転車より断然早い。従って、暑さに晒される時間も短縮されて疲労も少ない。
 馬車の運転手との雑談の中で、この話題が登場した。彼曰く「これまで二十年以上馬車観光に携わってきたが、今が一番厳しい」とのこと。理由は言うまでもなく電動自転車の存在である。事実、私の観光中にも電動自転車で観光を楽しむ人々を多数見掛けた。利用客も欧米人・日本人など国籍・男女を問わず広範であり、街なかには多数のレンタル店が軒を連ねていた。彼から話を聞いて十分納得がいった。
 バガンには現在約200人の馬車運転手がいるという。運転手不足によりピーク時には馬車の予約が取れないという位に、馬車観光が再度スポットを浴びる日が来ることを願うばかりである。

中野浩志税理士事務所

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