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足立区出身税理士の海外旅行記

地元の東京都足立区で事務所を開業している税理士の海外旅行記です。

旧市街観光(クロアチア・ボスニア旅行31)

 城壁巡りを終えた後は、少し早目に昼食を取った。ビール(28)+イカフライセット(72)で丁度100クーナ(約1,800円)。レシートに「チップよろしく」の記載があるにもかかわらず、ここでぴったりの支払いを行い、夜に再訪した際には(ウェイトレスが別人であったので昼食時の一件とは無関係なのかもしれないが)その欄をマーカーで塗られて催促されたのは前述の通りである。
 午後は、総督邸・海洋博物館・スポンザ宮殿・旧市街地内の教会群・ロヴリイェナツ要塞などをマップに従って一つずつ見学した。ロヴリイェナツ要塞は、旧市街から離れた所に位置し、一般的なツアーでは訪れないため観光客は少ないが、ここからの眺めも他に負けないくらい抜群であり、是非訪れたい場所である。
 一方、「スポンザ宮殿」は入場料25クーナ(約450円、ドブロブニクカードでは入れない)支払ったが、目ぼしい展示物はほとんどなく、かつなぜか夜は無料で入館できたという意味不明な施設である。逆に、旧市街入ってすぐの所に位置する「フランチェスコ会修道院」は、料金の記載があったにもかかわらず夕方は無料で入館できた。まさか適当に処理しているということではないだろうが、この辺りのシステムはよくわからない。
 一通り見学を終えた後は、Tシャツとグッズ購入である。さすが観光地であり日本顔負けのツーリストプライスであったが、旧市街地内のどの店でも同じなので結局購入(Tシャツは148クーナ=約2,660円、置物は63クーナ=約1,130円)。毎度のことながら、ヨーロッパのTシャツはSサイズだと少し窮屈でありMサイズは丈が長いという、私にとっては中途半端極まりないのだがこれは仕方がない。

中野浩志税理士事務所
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世界遺産ビューまでの道のり(クロアチア・ボスニア旅行30)

 6日目の朝は7時起床、朝食後8時半に出発という順当な流れでスタートした。と思いきや、旧市街地に向かうバスはなかなか現れず、ようやく来たバスは非常に混雑していた。ちなみに、翌日乗車したバスは空いていたことから、乗車したバス路線ナンバーによるのかもしれない(このバス停には複数の路線のバスが停車する)。
 乗車して10分ほどで旧市街への玄関口であるピレ門に到着。門をくぐって市街地内に入ったが、さすがに9時頃ということで多くの店舗はオープンしておらず閑散としていた。この時とばかりにしばらくは周囲の写真を撮ることに専念し、その後はのんびり散策を続けた。地図だと結構広そうであるが、無論徒歩で十分移動可能であり散策にはうってつけである。そして、城壁と海と中世の建物群が絶妙にマッチしており、まさに期待通りの光景であった。
 たまたま城壁に上る入場口を見つけたので、ドブロブニクカードを提示して城壁散策を開始。しばらく歩いて大きな塔に到着し、そこから眺めるドブロブニク旧市街の街並みは、これまで見てきた中で最も美しい街並みに匹敵するほどのレベルであった。期待を裏切らない結果に満足しながら、しばらくそこから世界遺産ビューを堪能した。こうして城壁巡りをした2時間弱は感動の嵐であった。

中野浩志税理士事務所

再びコンズム(クロアチア・ボスニア旅行29)

 ドブロブニクカードを購入した後は、先ほど到着したバスターミナルに隣接する大型コンズムで2日分の夕食の買い出しに出かけた(朝食は宿泊代金に含まれているので調達不要)。さすがに毎晩外食であると金銭面で厳しいことに加え、コンズムのハムやチーズはなかなか美味しいので、もう1回食べたいと言う気持ちもあった。
 スプリットで購入したお馴染みの品々(水・ハム・チーズ・トマト・ヨーグルト)に加え、ここではブルーベリーを新たに購入した。日本ではなかなか食べる機会がないが、私自身はこの甘酸っぱさが好きである。しかし、如何せん量が多すぎて2日目の晩は多少無理をして平らげた。無論、食するに当たってその都度丁寧に水洗いしていたことは言うまでもない。
 この日は、この旅行中ではじめて落ち着いた夜を過ごすことができた。なぜなら、このホテルの周囲には特段目立った観光施設はなく、旧市街に行くためにはバスで10分以上かかるからである。ドブロブニク滞在は丸2日取っていたので、あえてこの日に夜の散策に行く必要もなかろうと考え、翌日に備えて早めに就寝した。

中野浩志税理士事務所

ドブロブニクカード(クロアチア・ボスニア旅行28)

 ホテルまでは1本道で迷う心配はなかったが、夕方で気温が下がり始めているとは言え荷物を担ぎながら約1キロの移動は結構厳しい。ホテルに到着した際には既に汗だくであった。
 夏のドブロブニクは世界各地から多数の観光客が訪れるため、ホテルの宿泊料金は驚くほど高くなる。私が宿泊したホテルも東南アジアであれば文句なく5つ星ホテルクラスの料金(1泊710クーナ=約12,800円)であるが、サービスは並レベルであった。むしろ、①鍵がオートロックではない、②備品の所在がわかりにくい、③シャンプーの袋が開けにくい、④ドライヤーの使い方がやや複雑、などの不満要素ばかり記憶に残っている。
 いずれにしても、こうしてチェックインを済ませた後は、近くのインフォメーションで「ドブロブニクカード」なるものを購入した(3日間有効で200クーナ=約3,600円)。このカードを持っていれば幾つかの観光施設に無料で入れるほか、10回分のバスチケットも付いている。加えて、様々なギフトショップやツアーの割引もある。
 但し、(あくまで私個人の感想として)このカードを買った方が良いことは認めるが、それほどのお得感はないように思える。後で個別に施設見学並びにバス乗車した場合と金額面で比較してみたが、せいぜい20~30クーナ程度である。無論使い方にもよるので、カード購入時に貰える割引施設一覧などを参照しながら計画的に行動していけば相当な効果が期待できるし、その都度チケット購入に要する手間を考えれば、やはり買っておいた方がよいだろう。

中野浩志税理士事務所

奇妙な国境審査(クロアチア・ボスニア旅行27)

 休憩を終えて走り出したバスは、しばらくすると停車した。と同時に、制服を着たオフィサーがバスに乗り込んできた。
 この路線は、1回ボスニア・ヘルツェゴビナ国境を通過するので、必ずこのイミグレ手続きを行う。内容は簡単なパスポートチェックでありスタンプも押印されないが、その場で必ず見せる必要があるので、トランクに預けた荷物の中にパスポートを入れっ放しにしないよう注意する必要がある。
 なぜこのような国境線となったのかについての詳しい説明は割愛するが、数百年前のオスマン帝国並びに当時の近隣諸国の歴史が深く関連している。クロアチアを出国してクロアチアに再入国するまでの時間は僅か10分程度であることから、現代社会において何とかこのような奇妙な国境線を修正することはできないのかと思うのだが、やはり様々な事情があって難しいのであろう。
 再びクロアチア国内を走り出したバスは、定刻より早い18時前にはドブロブニクに到着。本来であれば、ここで次の目的地であるモスタル行きのバスチケットを買うべきであったが、窓口が混雑していたことに加えて重い荷物を担いでいたので、明日以降に延期することにしてホテルまでの道のりを急いだ。

中野浩志税理士事務所

期待のドブロブニクに向けて(クロアチア・ボスニア旅行26)

 昼食を済ませて預けていた荷物を引き取った後は、ドブロブニク行きのバスターミナルを目指した。チケットは既に前日確保済であり(料金は128クーナ=約2,300円)、後は正しいバスに乗り込むだけであったが、このバスはスプリット始発で定刻より相当前にプラットホームに停車していたので、前日のように迷うことはなかった。
 車窓からアドリア海の景色を見たかったことから、前日予約の段階で右側の窓際席とリクエストしていたのだが、実際の私の座席は右側の通路席であった(乗車時に判明)。だが、幸いにもドブロブニクでは隣席が空いていたので、そのまま窓際席に移動し、その後はずっとその席で過ごした。或いは、窓際・通路席の区分はそれほど厳密に行われておらず、早い者勝ちなのかもしれない。
 5時間かかる長距離バス移動なので途中の街で1回休憩があった。5分と言われていたが、実際にバスが出発したのは15分後。ザグレブ→スプリット間のバス移動中も2回休憩があったが、全く同じであった。理由の一つは、女性のトイレに常に行列ができるためであり、この時ばかりは男性に生まれて良かったと思う(トイレ利用料は3クーナ=約50円)。

中野浩志税理士事務所

チップ問題再燃(クロアチア・ボスニア旅行25)

 この日の昼食は、受付で教えてもらったレストランでシーフードピザを注文。ビール18+ピザ55=73クーナ(約1,300円)とこの旅行中で最安値の食事であったが、内容はまずまずであった。だが、ピザは1人で食べるには明らかに大き過ぎる・・・
 やはり気になったのはチップである。前々日~前日まではいずれも一般的なレストランで食事を取ったので必ず渡していたが、このレストランの店格はかなり微妙であった。周囲の2~3組の動向を観察していたところ、左隣に座っていた老夫婦は明らかに渡しておらず、右隣の若い女性3人組も渡していなかった。さらに、その隣の若いインド系男性3人組も遠目からは何もしていないように見えた。
 この店なら大丈夫かと考えて、所定の料金だけ支払って店を出た時は何ら問題なかったのだが、後になって驚きの事実を目にする。ピザ店から貰ったレシートには「サービス料は含まれていません」と英語で明確に記載されていたのだ。手書きではなくレシートに印字されていたので、(私を狙い撃ちしたわけではなく)多くの観光客がチップを渡さない故かもしれないが、「やってしまった!」と思った。
 このレシート印字パターンは、この後訪れるドブロブニクのレストランでも遭遇した。この時は、ご丁寧にその箇所にマーカーで印を付けられていた。おそらくチップに不慣れなアジア人対策なのかもしれないが、少し露骨な感じで違和感があった。

中野浩志税理士事務所

紙幣コレクターの苦労(クロアチア・ボスニア旅行24)

 前回以前の旅行記でも触れている通り、私は訪問国の小額紙幣をできる限り収集することを趣味としている。小額紙幣とは言っても、最近では1枚3千円以上の紙幣も記念で持ち帰っているので、結構な散財である。
 それはさておき、クロアチアも例外ではなくクーナ紙幣が複数出回っているので、入手する都度各1枚は記念として一般使用分とは区分・保管していた。そして、最終的に200クーナ札も1枚持ち帰りたいと考えるに至った。
 ザグレブで1万円札を両替した際、200クーナ札を2枚渡された(後に100クーナ札に両替)ので、スプリットでも同様と考えて何も言わずに両替を依頼したところ、全て100クーナ札で返ってきた。慌てて200クーナ札はないか?と尋ねたところ、200クーナ札は大多数の観光客が敬遠するので全て100クーナ札で渡しており、200クーナ札は置いていないとのことであった。この両替所の言い分は100%正しい。高額紙幣が敬遠されるのは当然であり、そのニーズに沿った対応は極めて順当である。私のような依頼をする観光客は皆無と言ってよいだろう。
 だが、現在私の紙幣ホルダーに200クーナ札はある。その後アパートメント受付に戻り、交換してもらったのだ。その時も最初は意味が通じず(というかこのような依頼をする客はいないため)、「マイコレクション」というフレーズを使って2度目でようやく理解してもらった次第。いやはや余計な苦労である・・・

中野浩志税理士事務所

スプリットの魅力探訪(クロアチア・ボスニア旅行23)

 この日の朝は7時半に起床。よほど疲れており、かつ周囲が静かであったのでぐっすり眠ることができた。前日と全く同じ朝食を取り、まずはアパートメントが立地する丘の頂上に向かった。歩いて10分ほどで展望台と思しき地点に到着したが、眺めは今一つ。さらに山上に登る道もあったが、その労力に反して期待外れに終わることを恐れて引き返した。
 9時前に2晩お世話になったアパートメントを引き払い、初日にチェックインした受付に向かう。往路はアパートメントのオーナーが荷物を運んでくれたので楽であったが、この時の荷物を持ちながらの移動は結構辛かった。宿泊代は2泊で910クーナ(約16,400円)と決して安くないが、事前にインターネットで検索した限りでは、このクラスのアパートメントではかなりリーズナブルな方である。何度も述べている通り、設備やホスピタリティ面では十分合格点であるが、何しろ立地がNGである。
 荷物を受付に預けた後、スプリット中心部の隅々を散策した。午前中は比較的人が少ないため、魚・青果市場や土産品店など観光施設以外の魅力的なポイントを中心にスムーズに回れたが、それでも散策時間の半分近くはベンチや木陰で休憩していた。時間の経過とともに前日以前と同様、やはり様々な場所で大勢の観光客を目にすることに。。。そこまで素晴らしい観光地か? と再度自分に問いかけた。

中野浩志税理士事務所

スプリットの夜の賑わい(クロアチア・ボスニア旅行22)

 21時台のスプリットは、昼間と同じく多くの観光客で溢れ返っていた。中心部は飲食・買い物・夜景、或いは大道芸人のパフォーマンスなど様々な魅力の宝庫と言ってもよい。さすがにリゾート地であり、これこそが多くの人々を惹きつける大きな要因である。
 こうした中を1時間ほど散策したが、22時過ぎでも沿道のレストランはほぼ満席であり、子供もたくさん見かけた。おそらく日付が変わるまでこの状況は変わらないであろう。私個人としては、先に訪れたトロギールやシベニクの方が好みではあるが・・・
 さすがに疲れたので、その後は特に何をすることもなくそのままアパートメントに戻った。半日以上外出した帰路に坂道を上ることは相当足腰に応えたが、車が入れないほどの細い路地であるため、徒歩以外の移動手段はない。しかも、複雑な路地裏で外灯も少ないので、慎重に歩かないと迷ってしまう危険性も十分あった。私も、仮にこの日がスプリット到着初日であれば迷っていたかもしれず、昨日移動する際には念のため要所の住所看板をスマホで撮影しておいた。加えて、前述のアパートメントの二重ロック解除は相当面倒くさい。宿泊場所選定に当たっての最大の考慮要素は、やはり「立地」であろうと改めて感じた。

中野浩志税理士事務所

3つ目の世界遺産(クロアチア・ボスニア旅行21)

 シベニクは、スプリット・トロギールとともに世界遺産で知られる美しい街である。この街の場合、厳密には街並みではなく「聖ヤコブ大聖堂」(料金15クーナ=約270円)という由緒ある教会が世界遺産に指定されているのだが、街自体も大変美しいので一見の価値ありである。
 先のバス遅延のおかげでシベニク到着は16時近くとなったが、まずは急いで大聖堂及びその周辺エリアを散策した。大聖堂の入口受付において英語で話しかけられるも、わからずに聞き返したところ、「ソーリー・ナッシング」と諦められるという若干ショックな出来事はあったものの、観光自体は順調であり、その後は坂道を登って聖ミカエル要塞に登った(料金は35クーナ=約630円)。無論、ここからのシベニク市街の眺望は素晴らしいが、この要塞の壮大さにも心を奪われ、相変わらずの炎天下にもかかわらず城壁周辺をぐるりと1周した。おかげで一通りの散策を終えた頃には汗だくになり、中腹にあるテラスカフェでオレンジジュース(18クーナ=約320円)を飲みながら30分ほどのんびり過ごした。
 その後バスターミナルに戻るべく海岸沿いを歩いていると、ガイドブックに載っているレストランを発見。ビール14+キノコスープ25+イカフライ79+デザート他34=152クーナ(約2,730円)という、この日の昼食と比べればリーズナブルな料金で済ませることができた。しかも、昼食で敬遠したイカグリルは中々の美味であり、イカに対する印象が少し変わった。
 シベニクからスプリットに戻るバスも相変わらずわかりにくく、指定されたプラットホームに到着するバスにその都度確認した。この時はほぼ定刻通りに出発(料金は56.6クーナ=約1,020円)。1時間45分後の21時半過ぎにようやくスプリットに帰着した。

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バスが来ない(クロアチア・ボスニア旅行20)

 史上最高額の昼食を終え、しばらく街並み散策を続けた後、次なる目的地であるシベニクに向けて移動することにした。
 バスターミナルは容易に発見でき、乗車すべきホームもすぐにわかったが、肝心のバスが来ない。14時発のバスが14時半になっても来ず、炎天下でバスを待つ他の乗客も辛そうであった。しかも、そのプラットホームには様々なバスが停車するのだが、行き先が明確に示されておらず、その都度ドライバーに確認しなければならなかった(他の乗客も同様)。
 こうして50分が経過した頃に1台の大型バスがやってきた。どうせまた違うだろうと諦め半分で確認すると、「YES」との回答。ようやく炎天下の待ち地獄から解放された(料金は20クーナ=約360円)。後で知ったことだが、クロアチアの長距離バスは地方都市間を結ぶ直通バスは少なく、大都市間を結ぶバスが途中停車する形で結ばれているとのこと。従って、手前の停車駅で遅れが生じた場合には、その後の全ての発着時刻に遅れを生ずることとなり、30分~1時間程度の遅れは珍しくないとのことであった。
 これは途中乗車する観光客にとっては大変不便なシステムである。加えて、先に述べた通りバスの行き先表示が非常にわかりづらく、かつ様々なタイプのバスが発着することも混乱に拍車をかけた。私の今回クロアチア旅行における最大の不満要素である。

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史上最高額の昼食(クロアチア・ボスニア旅行19)

 トロギールは街自体が世界遺産に指定されており観光客も多いが、スプリットに比べれば地方らしさが残る素晴らしい街であった。私は、カテドラル(25クーナ=約450円)と要塞(25クーナ=約450円)を中心に2時間程度見学したが、当日休館であった博物館を含めても普通の観光であれば半日で十分であろう。
 一通りの散策を終えて昼食を取ることにした。海岸沿いを歩いているとイタリア人風の店員から声を掛けられた。シーフードメインのランチセットが100クーナと書かれていたので決して高くはないと考えたが、記載されている魚がイカであった。イカは決して嫌いではないが、できればもう少しクロアチアらしい魚を食べたかった。
 他の魚はないか確認したところ、今朝採れたての何種類かの魚からチョイスできるという。入店してしばらくすると、シェフが様々な魚をワゴンに積んで持ってきた。どれを選んで良いかわからなかったので、先ほど声を掛けてきた店員にお薦めを聞いたところ、とある魚を指さした。初見では確かに新鮮で美味しそうであったので薦め通りに注文。念のため魚の名前を尋ねたところ、メニュー表の中から「BRAVAS?=400クーナ」と書かれたメニューを指さした。
 400クーナ=7,200円である。あやうく心臓麻痺を起こすところであった。慌てて金額について確認したところ、これは1キロの価格であり1人で食べる場合には半分で十分とのこと。それでも3,600円であるが、もう後には引けなかった。後は味に期待したいところであったが、出てきた焼魚は私にとっては平凡な味に感じ、3,600円分の価値を見出すことはできなかった。そして、その後さらに同レストランの特製デザートなるものを薦めてきた。金銭的にやや麻痺していたこともあり、勧められるがままに注文。アイスクリームとパンケーキのセットであったが、これはクロアチアの中で食べたデザートの中で最も美味しかった。
 そして最後のお会計。覚悟はしていたものの、結局ビール18+フィッシュスープ20+高級魚200+特製デザート30=268クーナ。チップ含めて280クーナ(約5千円)と史上最高額を付けた・・・

中野浩志税理士事務所

トロギールに向けて(クロアチア・ボスニア旅行18)

 乗船場所に到着すると何十人もの旅行者が乗船を待っており、私も最初その列に並んだが、後に私が乗るべきボートではないことが判明。その列から離れて別のボートを待っていると、やがて多数の乗客を乗せたボートが着岸した。
 念のためトロギール行きか確認した後、チケット代24クーナ(約430円)を支払って2階デッキ席に乗り込む。通常であればデッキ席は必ず満席になるはずであったが、この時は比較的空いていた。少し不思議であったが理由はすぐにわかった。まず、このボートは地元住民も利用する交通手段であること。そして猛烈な直射日光を浴びるからである。
 1箇所別の港を経由して1時間程度のボートトリップであったが、日差しの強さは前日以上であり、おかげでかなり参った。だが、デッキから眺める海を行き交う大小の各種船舶、そして到着直前に海から眺めるトロギールの街並みは素晴らしいビューであり、例え多少苦しい思いをしても、デッキ席に座ることをお勧めしたい。

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朝のシーサイドウォーク(クロアチア・ボスニア旅行17)

 4日目となるこの日は、昨日コンビニで買ったハム・チーズを挟んだパンとヨーグルトによる朝食を済ませた後、8時半過ぎにアパートメントを出発した。この日は、9時半に出発するトロギール行きのボートに乗船することになっており、時間・場所共に前日確認済であった。
 乗船場所までは歩いて15分程度。朝方で比較的涼しいことに加え、昨日と違って重い荷物を持っていなかったので快適な散歩を楽しむことができた。海岸沿いには多数のツーリストカウンターが軒を連ね、様々なボートトリップやマリンスポーツ関連のツアー勧誘を行っていた。そして、少し内側には南国らしい木々が植えられ、整備された幅広い歩道には白いベンチが並ぶ。さらに内側に入ると多数のカフェが軒を連ね、すでに多くの人々がシービューを楽しみながら朝食を取っていた。
 イタリアやスペインなど地中海沿岸の各都市ではよく見られる光景なのだろうが、ヨーロッパ年1旅行者の目からは全てが新鮮に映った。これこそがアジアとは異なるヨーロッパ特有の魅力と言えよう。スプリット到着以来、初めてこの街本来の魅力に触れた気がした。

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まるで嵐(クロアチア・ボスニア旅行16)

 アパートメントで少し休んだ後、先ほどオーナーから紹介されたレストランで夕食を取ることにした。まずアパートメントに近いレストランを訪れたところ「予約がないとNG」とのこと。店内を見た限りでは空いているテーブルもあったのでこの対応に少し動揺したが、この日の夕食後の帰路及び翌日ともに私が同店の前を通った際には、店内・テラス席ともに完全に埋まっていたので、強ち嘘ではなかったようである。
 続いて次の店に向かい同様に確認すると、やはり少し待てとのこと。1~2分待っていると、先ほど確認した店員とは別の店員が偶然現れ、なぜ中に入って来ないのかと逆に尋ねられる始末。こうして店内には入れたのだが、この店は先ほどの店とは比較にならないほど閑散としており、この一連のやりとりについて釈然としなかった。しかし、理由はすぐに分かった。
 私が一通りのオーダー(ビール16+フィッシュスープ18+シーフードリゾット78+ロジャータ20+パン?10=142クーナ=約2,560円)を済ませて待っていると、数十人の某国旅行者が大挙して入って来て、店内はあっという間に満席になった。彼らが席に着くと同時に様々な料理がすぐにサーブされ、彼らは大きな声で話しながら次々と平らげて行った。加えて、皿・ナイフ・フォークの音が四方八方から鳴り響き、それは隣席の白人客が何度も顔を顰めるほどの大きな音であった。そして、40分程度で食事を終えると風のように去って行き、店は再び静寂に包まれた。まさに嵐という表現がぴったりである。
 ちなみに、この店で初めてレモンフレーバーのビールを飲んだのだが、これが病みつきになり、クロアチアでの食事ではほぼ毎回このビールをオーダーした。また、シーフードリゾットは魚貝類の味覚が米と抜群にマッチしており、その美味しさ故に写真を撮ることを忘れたほどであった(料理の写真撮影を失念したのはこの時のみ)。金額・味を総合的に判断して、おそらくこの旅行中におけるベストレストランであろう。そして、クロアチアの一般的レストランにおいて夕食フルコースをオーダーした場合、3千円程度が相場であろうことも併せて認識した。

中野浩志税理士事務所

アパートメントの評価(クロアチア・ボスニア旅行15)

 一通りの観光を終えて受付に戻ると丁度オーナーが居合わせていたので、そのままアパートメントに案内してもらった。その道すがら様々な話をしたことに加え、リーズナブルなレストランやコンビニを紹介してくれるなど、このオーナーの人柄は十分感ずることができたが、その道のりはかなり複雑かつ険しいものであり、少なくともあと数回はこの道を往復しなければならないことを思うと気が滅入った。
 ようやくアパートに辿り着いて部屋に関する一通りの説明を受けた後、2種類のカギを渡された。1つは建物に入るためのカギであり、もう1つは部屋のカギである。これ自体は別段珍しいことではないが、問題はその手順であった。
 具体的には、建物のカギを開ける → (建物に入った後に)建物のカギを使って内側からカギを閉める → 部屋のカギを開ける → (部屋に入った後に)部屋のカギを使って内側からカギを閉める という手順であり、部屋から出る際にはこの逆の手順を踏む必要がある。通常のホテルのオートロックシステムと比べるとその煩雑さは一目瞭然であり、特にカギの閉め忘れには十分注意する必要があった。
 一方、部屋内は清潔であり、ドライヤー・冷蔵庫・食器類と言った生活に必要な備品が全て揃っていた。また、このエリアは閑静な住宅街であったことから街中の喧騒とは全く無縁であり、素のスプリットの生活ぶりを感じることができた。まさに一長一短であるが、個人的には良い経験ができたと考えている。なお、この案内を受けた後にオーナーに対してチップ10クーナを渡したが、この時のオーナーの反応から推測するに、こうしたタイプの宿泊施設では不要と考えられる。

中野浩志税理士事務所

炎天下の観光(クロアチア・ボスニア旅行14)

 受付に荷物を置いた後は、早速スプリット中心部の観光に出掛けた。具体的には、地下宮殿(40クーナ=約720円)→歴史博物館(20クーナ=約360円)→大聖堂の順に回り、いずれも訪れて損のない場所であることに間違いはない。地下宮殿は観光施設としての存在自体に魅力があったし、歴史博物館は予想以上に展示物があった。さらに、大聖堂の鐘楼から眺めるスプリットの街並みは一見の価値ありである。
 だが、今振り返って最も印象に残っていることは、どこも観光客で溢れかえっていたということである。この後訪れるドブロブニクもスプリット以上の混雑ではあったが、スプリットの方が狭いエリアに観光施設が集中している分その混雑ぶりが際立った。そして、観光客が多いことは物価が高いことを意味する。100%オレンジジュース(Lサイズ=400ml)が25クーナ(約450円)、500ml水は10クーナ(約180円)と観光客プライスであった。
 そして何しろ暑かった・・・。何度水分補給をしても全て汗で発散されてしまい、常に喉が渇いていた。観光客プライスで販売されている500ml水に対する支出も決してバカにならない。荷物が増えるのは憚られたが、この時から節約のために1~1.5L水を購入し、ビニール袋に入れて持ち歩くことにした。

中野浩志税理士事務所

大混雑のリゾート地(クロアチア・ボスニア旅行13)

 バスは途中で2回休憩を挟み、14時頃にスプリットに到着した。トイレのないバスであったので、車内での水分補給はほどほどにしており、食事は取っていない。しかも、湿気が少ないとはいえ気温はおそらく37~38度はあっただろう。到着時には既に相当疲労していた。
 そしてスプリットで待ち受けていたのは、予想以上の大混雑であった。首都とドブロブニクの中間地点ということで比較的地味な地方都市を想像していたのだが、期待は悪い意味で完全に裏切られた。幾つかの要因が重なったこともあり、正直言って本旅行後のスプリットに対する印象は決して良くない。
 大混雑の海岸沿いを15分ほど歩いて宿泊するアパートメントの受付に到着。この海岸沿いの散策は絶好のビュースポットであるが、暑さと疲労と大混雑のおかげでこの時はほとんど堪能することができなかった。
 そして、受付で手続きを済ませると「ここからホテルまでは更に数分歩かなければならない」との驚きの話。アパートメント予約時のホームページには何ら記載されていなかったように思えたが(或いは私が見落としていた可能性も十分あり)、私が立地場所と思い込んでいた場所はあくまで受付場所であり、実際の宿泊場所はここから坂を上った山の中腹だったのである。この区間の距離自体は大したことはないのだが、何しろ車も入れない狭い道を登って行くので、観光後の疲労した足腰には結構応えた。ネットの口コミ評価が高いにもかかわらず割安であったことに納得した。

中野浩志税理士事務所

最初の試練②(クロアチア・ボスニア旅行12)

 実は、私が購入したチケットは1等であったが、当然のことながら臨時バスに1等・2等の区別はない。これは明らかにおかしいと感じて係員に確認したところ、「払い戻しは可能だが、あと10分ほどでバスは出発するのでそれに間に合うように対応しろ」といった回答。
 まず、このバスに乗ろうとする段階で少なくとも2人の係員にこの1等チケットを見せたが、これに関するアドバイスは全くなかった。そして、こちらから確認して初めてその事実を知るも、この慌ただしい状況下で再度重い荷物を担いでチケット窓口に戻って自身で対処しなければならない。日本人の感覚からすると極めて不親切な対応に思えるが、外国では普通であり、むしろ解決策が示されただけマシと考えた方が良い。
 幸いにもチケット窓口は空いていたので、すぐに窓口係員に事情を説明した。説明したというよりも、チケットを見せて身振り手振りで表現したと言う方が正しいであろう。先方も事情はすぐに理解したようであったが、対応策について電話でいろいろ確認していた。その間も時間は刻々と経過していく。数分待たされた挙句、1等と2等の差額90クーナ(約1,620円)を返金して貰った。徒労に終わることを恐れていた私としては、とりあえず頑張った甲斐があったことに安堵した。
 こうして余計な事務手続きを終えて先ほどの臨時バス乗り場に戻ると、1台目のバスは満席であるため2台目のバスに乗車することに。2席×2席の決して豪華とは言えない普通の中古バスであったが、ほぼ定刻にバスはスプリットに向けた出発した。

中野浩志税理士事務所

最初の試練①(クロアチア・ボスニア旅行11)

 3日目のこの日は5時過ぎに目が覚めた。前日早めに就寝したせいか、疲れは全く感じず体調は万全と言って良い。朝食はこの日に乗車予定のスプリット行き電車で取るつもりであったが、腹が減っていたのでホテル内で済ませ、6時半過ぎにはホテルをチェックアウトした(2泊で約千クーナ、カード払い)。
 歩き慣れた道を10分ほど進んでザグレブ駅に到着。すかさず電光掲示板に目をやると、私が乗車予定の電車のプラットホームナンバーに「BUS」と記載されていた。最初は全く意味がわからなかったが、あるいは出発駅がザグレブ市内の別の駅(東京で言えば上野駅→新宿駅)に変更になったのかと考えた。とりあえずインフォメーションで事実関係を確認すると、「電車がキャンセルになったのでスプリットまではバスで行くことになる。駅舎の外から出発するのでそこに行け」とのこと。
 正直これは大ショックであった。この地点間の鉄道利用を今回旅行の最大の楽しみの一つとしていた私としては、痛恨の極みである。大きな精神的打撃を受けながら駅舎外に移動すると、とある場所に人だかりが出来ていた。ここが例の臨時バスの出発点に違いない。
 待っている間に中年の白人女性から話しかけられた。やはり今回の事態を十分飲み込めていないらしい。「なぜ鉄道が利用できないのか?」「バスは途中も何箇所か停車するので到着が相当遅くなるのではないか?」といった質問を私に尋ねてきた。視界の範囲に係員がいるので、彼らに聞いてもらえれば良さそうなものだが・・・。暫く待っていると、やがて2~3台のバス到着、バス係員から適宜乗車するように促された。
 ちなみに、先のインフォメーションにおける確認時も含めて、ここまでの間に鉄道関係者からのアイムソリー的な言葉は全くなかった。この状況下で駅員が何度も謝罪するのは日本くらいなものだろう。さすがにもう慣れているため不快感は全くなく、チケットを見せてバスに乗ろうとした際、とあることに気付いた。

中野浩志税理士事務所

コンズム(クロアチア・ボスニア旅行10)

 夕食後は、駅近の「コンズム」というスーパーマーケットで翌日の朝食を購入した。コンズムはクロアチア国内を旅していると必ず見かける同国最大規模のスーパーであり(ボスニアヘルチェゴビナ国内でも数多く見かけたことから、旧ユーゴスラビア構成国の中で最大規模かもしれない)、ありとあらゆる食材が所狭しと販売されていた。
 店舗の大きさは、ホールセラーのような倉庫クラスの店舗からコンビニクラスの小規模店舗まで様々であるが、いずれも街中のキオスクやコンビニで買うよりも格安であり、私も旅行中はできる限りコンズムを利用することにしていた。この日に購入したのはパン・水・ミニトマトであったが、水の場合500ml水が5クーナ(キヨスクは6、中心部のキヨスクは7~8)、1.5L水は6クーナ(ドブロブニクのコンビニで10)であり、他の食材・飲料系もキヨスクやコンビニと比べて割安であった。ちなみに、飲料水の中で通常のミネラルウオーターのレモンフレーバー版が販売されており、通常の水に比べて3割程度高かったが、私は旅行中これを愛飲していた。
 その他の食材では、ミニトマトが200~300gで12~14クーナとこれは日本並みであろうか。他にハム・チーズが各100gで合計約10クーナであり、これは日本より割安であろうし、それ以上に味が格段に勝っていた。
 結論として、コンズムはクロアチアを旅行する上では欠かせない有り難い店舗である。

中野浩志税理士事務所

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