足立区出身税理士の海外旅行記

地元の東京都足立区で事務所を開業している税理士の海外旅行記です。

オーディオガイドの難点(ブルガリア・セルビア・ハンガリー旅行51)

 グルドゥー宮の入場料は2,500ft。他にも幾つかオプションコースがあったが、通常の見学コースで十分であると思われる。加えて、日本語オーディオガイド(800ft)があったのでこれも申込み。合計3,300ft(約1,320円)は、一つの施設にかかる料金としてはなかなかの金額である。
 だが、ハプスブルク帝国時代の別荘として使われたこの宮殿は、間違いなく入場料以上の価値ある見どころと言える。外装・内装の豪華さや展示の内容など、素人目に見てもクオリティは一流である。但し難点が一つ、それはオーディオガイドである。前半は1室の装飾や展示に対して適度なガイド量であったので、比較的スムーズに進んでいたのだが、後半に入るとガイドがやたら細かくなり、1室の展示に対して15分程度時間を取られるケースも出てきた。その結果、飛ばすのも憚られるので当面は仕方なく聴く→時間がなくなる→最後の方はやむなく飛ばす、のパターンに陥ってしまった。そして、その後のアクシデントも影響してこの旅行初の昼食スキップとなってしまった・・・
 館内見学後は広い庭園内を散策。館内・庭園ともにハンガリーらしいエレガントな雰囲気が醸し出されている。約2時間半かけて全ての見学を終えた後は買い物を済ませ(ケフィア:109、水0.5ℓ:115)、再度ヘーブに乗車してブダペスト中心部に戻った。

足立区の中野浩志税理士事務所
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グドゥルーへの道のり(ブルガリア・セルビア・ハンガリー旅行50)

 この日はホテルレストランで朝食を取った後、ブダペスト郊外にあるグドゥルー宮観光のため8時前にはホテルを出発した。ちなみに、このホテルの朝食に9ユーロの価値がないことは前項で述べたとおりである。
 地下鉄M2ラインの終点からヘーブと呼ばれる郊外列車に乗車するという方法が、最もアクセスしやすい方法であろう。しかも、昨日ブダペスト到着時に購入しておいた1日券(1650ft=約660円)を使用すれば370ft(約150円)で行くことができる。ヘーブ内は観光客で混雑しており、おそらくほぼ全員グドゥルー目的かと思われたが、意外にも途中駅で結構な人数が下車した。この沿線にはグドゥルー宮以外にも観光客に人気のあるスポットがあるのかもしれない。
 さらにしばらく進むと、とある駅で再度多数の観光客が下車した。雰囲気的にグドゥルー宮に行く人々であることに気付いた時には扉が閉まり、次の駅まで行く羽目に・・・。慌ててガイドブックを見直したところ、やはり先ほどの駅が最寄駅であることがしっかり書かれていた。ガイドブックに書かれている内容をスルーすることは絶対NGの初歩的ミスである。今回の場合、ヘーブ車両の前方に「グドゥルー」と書いてあったので、無意識に終点下車で良いと思い込んでいたことが要因である。
 幸いにも降車駅から乗り過ごした最寄駅までは徒歩10分程度であったので、大きな問題にはならなかったが、徒歩では対処不可能な乗り過ごしも十分有り得るので、初心に帰ってしっかり対応したいところである。

足立区の中野浩志税理士事務所

ホテルランキング(ブルガリア・セルビア・ハンガリー旅行49)

 ブダペストのホテル料金がやたら高額であることはこれまで再三述べてきたとおりであるが、この時も例外ではない。
 今回宿泊したホテルは、寝床以外の設備(冷蔵庫・スリッパ・歯ブラシなど)がほぼ皆無の典型的な3つ星ホテルであるが、料金は1泊108ユーロ(約13,000円、朝食は別途9ユーロ)。先のブルガリア・セルビア同様にインターネットで探したホテルであったが、この時期にブダペストの中心部近くにある一定の評価以上のホテルを探すと、1万円以下ではほとんど検索できない。評価が極端に低い又は郊外立地など妥協すればこの事態は回避可能であるが、やはりロケーションは優先したいところである。
 ちなみに、部屋にホテルのルームチャージ表があったので確認したところ、通常シングルの場合には60ユーロ(約7,200円)であり、私のセレクトしたルームタイプは豪華ダブルルームに区分されていた。お世辞にも豪華とは言えないので(決して悪いという意味ではない)、これは夏季料金適用の結果と思われる。また、このホテルの朝食は1日だけ利用したが、温かい料理の品数が極端に少ないなど9ユーロの料理とは言えなかった。
 結論としては、次回ブダペストに宿泊する際には、やりとりが多少面倒ではあっても中心部のアパートメントにした方が断然良いということである。

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2年ぶりの豪華マック(ブルガリア・セルビア・ハンガリー旅行48)

 ホテルは西駅から徒歩10分ほどの場所に位置しており、東駅からは地下鉄を乗り継いで到着。地図が正確であったのでホテル探しもスムーズであった。
 西駅に隣接するマクドナルドで夕食を取ることは、旅行前から決めていた。注文シタメニューは、おそらく2年前と同じクラブハウスバーガー。価格は1,750フォリント((ft)=約700円))と日本以上であり味は別段普通。かつ無料かと思ったポテト用のケチャップがオプションで100ft追加された。現地では相当の贅沢料理であると言える。
 加えて、トイレに入ろうと思ったら、ドア前に座っていた中年女性が壁をドンドン叩いてきた。ふと壁を見ると150ftの文字が・・・ このマックに対する好感度が若干低下した。日本と異なる点は、食べ終わったトレーはそのまま放置してもOKということである。店内の専属係員が適度なタイミングで片づけるので、客が行う必要はない。
 こうして日本でも十分有りつける普通の食事を済ませ、多少周囲を散策しながらホテルに戻った。22時近くとは言っても、人通りは多く危険な雰囲気は全くない。こういう過信が危険であることは十分承知していたが、同時にこの雰囲気であれば大丈夫であるという自信もあった。

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2度目のブダペストへ(ブルガリア・セルビア・ハンガリー旅行47)

 列車がハンガリーの国境駅に到着すると、今度はハンガリーの審査官が乗り込んできて入国審査が始まった。前項で述べたセルビアの出国スタンプの件が若干心配であったが、全くチェックされることなくハンガリーの入国スタンプが押印された。これさえあれば出国時に問題になることはないだろう。一件落着である。
 ハンガリー国内に入ると、家々や街の数が増えてきた気がした。停車する駅の数も増えてきた。そして駅舎の造りは明らかに異なっており、明らかにハンガリーの方がしっかりした建物である。セルビアとハンガリーの経済格差を知っている故に、尚更そう感じるのかもしれないが・・・
 終点のブダペスト東駅には20時半に到着。8時間半の長時間乗車であり、相当退屈な時間を過ごしたが、座りっぱなしであったので疲れはなかった。それにしても東駅はやはり美しく、気品・風格というものが伝わってくる。この手の駅はヨーロッパ広しと言えども少ないであろう。
 逆に難点は、ぼったくりレベルの両替レートの悪さである。幸い2年前に使い残したフォリントを持っているので、ここで両替する必要はなかったが、仮に現地通貨無一文状態であったかと思うとゾッとする程の劣悪レートであった。

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壁よりも橋を(ブルガリア・セルビア・ハンガリー旅行46)

 セルビアの国境駅からは田園地帯を10分ほど走り、やがて遥か彼方まで続く鉄柵を目にした。これこそが、難民流入対策でハンガリーが設置したフェンスである。今回この旅程を組んだ目的の一つは、昨年度マスコミにも頻繁に取り上げられたこのフェンスを実際に見たかったからである。
 その鉄柵を通り過ぎた時間はほんの数秒であったが、列車のスピードが落ちていたので比較的はっきりと目にすることができた。高さは数メートルあり、上部はらせん状に巻かれている有刺鉄線。しっかりとした「壁」ではないことから、破ろうと思えば十分可能な簡素なフェンスに過ぎないが、見ていて非常に不愉快に感じた。
 現在は、EUとトルコの間に協定が結ばれ、難民はトルコのキャンプに収容されているので、大規模に欧州に押し寄せるという事態は行っていない。だが、今後仮に状況が変化した場合においても、壁ではなく橋を架けることに労力・資金・人材を投じて欲しいところである。

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寂しい1等車(ブルガリア・セルビア・ハンガリー旅行45)

 11時半前駅に到着すると、既に列車が入線していたので1等車両を探して乗車。国際列車といってもセルビア国内を走るローカル車両とそれほど変わりはないと思われ、車体はやはり派手に落書きされている。最初は、この車両が発車した後に入線してくる別の車両に乗るのだろうと思った位である。イメージ通りの国際列車は西欧のごく一部の国にしか存在しないのだろう。
 前述のとおり、1等車両は1+2列の配列で座席幅があり8時間の乗車時間を考えれば順当な選択のように思えるが、今考えれば2等で十分であったと考えている。その大きな理由は、2等車両もかなり閑散としていたことと、私の乗車した1等車両は私を含めて2名しかいなかったためである。途中セルビア国内の駅にも停車するのだが、乗客が来ることもほとんどない。逆に駅舎から閑散とした1等車両を見られることが恥ずかしく思えるほどであった。
 列車はセルビア国内をのんびりと走り、4時間弱で国境駅に到着。ここでセルビアの審査官が乗り込んできて出国審査が行われたが、なぜか出国スタンプは押印されなかった。一瞬不安になったがこれは別段問題にはならず、列車は国境に向けて走り出した。

(セルビア編完)

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ユーゴ紛争の傷痕(ブルガリア・セルビア・ハンガリー旅行44)

 この日は7時起床。7時半にレストランを覗くも、前日同様に団体客に占領されて満席であったので、朝の散策に出掛けた。ちなみに、前日夜に多くの団体客がフロントで待っている様子を目にしたので、この状況は十分予測できた。
 この時は、前日足を延ばさなかった駅東側のクネズ・ミロシュ通り付近を散策。官公庁と思しきダークグレーの大型建物群を眺めながら近くの大きな公園まで歩いてしばらく休息。そしてそこからホテルに戻る途中、大通りの両側に壊れた建物を目にする。これこそが平成11年に発生したNATO空爆の傷跡である。
 詳しい経緯は割愛するが、その当時の姿のまま残っている建物を目にすると、やはり戦争の愚かさを思わずにはいられない。当然、ここを通る度にこの建物を目にするセルビア国民も同様であろう。
 8時半過ぎに再度レストランに戻ると、前日同様に嘘のように閑古鳥状態。9時~11時までは、最近の旅行では珍しい部屋でボーっと過ごすのんびりタイムに充て、チェックアウト後は車内で食べる軽食の買い出しを済ませて駅に向かった。

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あてもなくトラム(ブルガリア・セルビア・ハンガリー旅行43)

 5人組と別れた後も、私はあてもなくトラムに乗り続けた。しばらくすると空は暗くなり始めたが、それでも降りようとしない。理由は3つある。主な理由はトラムに乗車しながらベオグラードの街並みをさらに見たかったこと、そしてこのトラムは1周してベオグラード駅まで戻るというベスト路線であった。さらにもう一つの理由は、折角買った1日券を無駄にしたくなかったからである。この日は結局1日券を買った直後に乗車した1回のみであり、このままホテルに戻っては元が取れないという若干卑しい考えがあったことも事実である。
 結局ベオグラード駅までほぼ1周乗り続けてトラムを降りた。ソフィアも同様であったが、このベオグラードにおいても乗客が改札を済ませる様子を目にすることは稀である。
 改札不要な定期券を持っているか、或いは無賃乗車しているかのいずれかである。ちなみに、ソフィアでは抜き打ち検札の雰囲気を察した乗客が慌てて改札を済ませる姿を目にした(結局その乗客の思い込みであり検札は行われず)。かなりいい加減なシステムになっているものと思われる。
 ホテルに戻った後は、ホテルレストランで少し遅めの夕食を取る。ビール+スープ+コバシツァ(セルビア風ソーセージ)=880DIN(宿泊客向け2割引後)は、ホテルレストラン相場としてはまずまずだろうか。なお、ニシュの朝食で食べたソーセージは激辛であったが、この時のソーセージは私の口に合うピリ辛であった。

足立区の中野浩志税理士事務所

有難いお誘いだが(ブルガリア・セルビア・ハンガリー旅行42)

 クルーズを終えてホテルに戻るためにトラム乗り場で待っていると、男女5人組の中高年グループが私に声を掛けてきた。それは先ほどのクルーズに同乗していた旅行者の一団であった。先ほどから酒を飲みながらバカ騒ぎしており、この時もテンションはやたらに高かった。
 人を外見で判断することは厳禁であるが、大柄で人相も良くなく腕や足にはタトゥーがはっきり見える。面倒な事態にならればよいと思いながら対応したが、実はドイツからの旅行者とのことであり、話していてその手の問題はなさそうであろうことはすぐにわかった。トラムに乗車している間も日本やセルビアのことについて色々話していたが、何しろこの一団は先ほどからビールやラキアを飲みまくっており、訳のわからぬ奇声を発する者もいる始末。やれやれと思うと同時に、年を重ねてここまで元気あることが羨ましくも感じた。
 しばらく話している内に、これからホテルでまた飲むので一緒に来ないかとのお誘い。最近あまりない経験であり同席したいのはやまやまであったが、さすがにこの一団に加わることには抵抗を感じてやんわり拒否、したかったのだがやんわり拒否の英語が全く出てこなくて数秒黙ってしまった。私の消極的な意向を先方も感じ取ったのだろう、やや白けた雰囲気になったものの、その後は互いの旅の成功と無事を祈って別れた。正直、今考えても付いていかなくて正解であったと思っている。。。

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マンツーマン英語レッスン(ブルガリア・セルビア・ハンガリー旅行41)

 この日の最後は、ドナウ川・サヴァ川沿いを巡るボートクルーズに参加した。中心部を散策していた時に偶然クルーズの案内ボードを見つけ、面白そうだと思って参加を決めたのだが、次の出航が18時からであったので、それまでカレメグダン公園で時間を潰していたのは前項の通りである。
 クルーズは1時間半かけて川沿いを巡るという一般的な内容であり、料金は800DIN(この他コーラ代150DIN)。クルーズ内容自体は決して悪くないが、ブダペストやプラハのそれと比べれば川沿いの景色の見劣り感は否めない。これは現時点における都市の魅力に起因するものであるが、セルビアは観光に対して消極的ではないと思うので、この差を縮められる可能性は十分あると考えている。
 なお、ここで若干困った事態に遭遇する。このクルーズにはツアーガイドが付いており、本来であれば全体アナウンスで行われる歴史や都市の概要に関する説明を個別にしてくれる。私と同じデッキに乗船していた私以外の外国人は2名おり、英語ガイドは必然的に私も含めた3名に対して行われたが、後の2人がそのガイドに無関心であったことから、必然的にガイドは私にマンツーマンで対応する形となってしまった。
 私も河畔の景色を楽しみたいところであったが、その説明の聞き取り・理解と並行して行えるほどリスニング力は強くない。その結果、ガイド説明が行われた20分間はあまり河畔の光景を楽しむことができず、ガイドの説明に集中せざるを得なかった。マンツーマン英語レッスンを受けたものとして前向きに捉えたい。

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ハイパーインフレの誘惑(ブルガリア・セルビア・ハンガリー旅行40)

 私は、初めて訪れた都市ではTシャツとその国を象徴するような小さな置物(概ね5百円程度)を買うことにしている。逆に言えば、これ以外で少なくとも自分用として土産を買うことはほとんどない。セルビアも例外ではなく、通りを散策しながら見つけた露店などで上記2品は購入しておいた(Tシャツは900DIN、置物は600DIN)。
 余談であるが、置物は最初700DINと言われて値引きも不可であったのだったが、諦めて2千DIN渡したらなぜか1,400DIN戻ってきた。いずれにしても、前述のとおり東欧においてはまとめ買いしないと値引き交渉は難儀すると思われる。
 それはさておき、散策を終えて再度カレメグダン公園に戻ると、十数軒の露店が出ていた。先ほど歩いてきた通り沿いの露店と概ね同じ品揃えではあったが、一応値段を確認すると明らかに割高。先ほど買っておいて良かったと思ったのも束の間、ここである商品を目にする。それは昔の紙幣・コインセットであった。私自身これらの商品には強い興味があるのだが、これまでの経験上かなり割高であるので、収集は現在流通している紙幣にとどめて、ショップで販売している旧紙幣にはできる限り手を出さないように決めている。だが、この時に店員が勧めてきた5千億DIN札を見てスルーできなくなった。
 この所謂ハイパーインフレ札は、最近であればジンバブエの100兆ジンバブエドル札が有名であるが、ユーゴスラビアでも内戦時代に高額紙幣が次々に印刷されていたのである。私のツボを押さえたうまい営業である。結局紙幣セット+2つのコインセットを10ユーロで購入していた(ここではまとめ買いしたので15ユーロから値引き)。市場価値はほとんどない単なる土産品であるが、買って失敗したとは思っていない。だが、癖にならないよう気を付けたい。

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ユニークな外観(ブルガリア・セルビア・ハンガリー旅行39)

 昼食場所としてあらかじめ目を付けていたレストランは、カレメグダン公園から徒歩10分程度の場所に位置するユニークな外観が目を引く店舗。具体的には、テラスの遥か上部に少なくとも数百本の開いた赤傘が置かれた、独特の雰囲気を有するレストランであった。
 料金は、ビール165+セルビア風サラダ220+マトングリル+780+バルカヴァ(甘い焼き菓子)320=1,485DIN(チップ込で1,600DIN)と、ニシュに比べれば倍であったが、デザートをオーダーしたこと並びに首都相場だと考えれば仕方ないところであろう。
 昼食後は、中心部にあるセルビア正教大聖堂やリュビツァ妃の屋敷(入場料200DIN)などを見学。大聖堂から屋敷まではすぐの場所にあるにもかかわらず、地図の見方を誤って10分ほどロスするというミスはあったものの、各スポット間の移動は比較的スムーズであった。
 その後はクネズミハイロ通りを散策しながら、国立博物館まで移動。博物館は残念ながら長期クローズであったが、ベオグラードのお洒落な街並みと賑やかな雰囲気は十分伝わってきた。

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期待以上の見どころ(ブルガリア・セルビア・ハンガリー旅行38)

 観光開始は10時からとかなり遅めのスタート。まずはベオグラード随一の見どころであるカレメグダン公園に向かった。公園内はツアー客を含めて多くの人で溢れ、さすがに一国の首都の中心部にある見どころであった。まずは1時間ほど広い公園内を散策したが、サヴァ川とドナウ川が交わる光景を一望できる頂上からの眺めは、予想以上に素晴らしいものであった。
 続いて向かったのは、公園内にある軍事博物館(入場料150DIN)。園内散策中も至る所に兵器類が展示されていたが、博物館前の広場には更に多くの大砲や機関銃などが置かれており、兵器マニアにとっては非常に魅力的なスポットであろう。しかも、それほど期待していなかった館内は、ユーゴスラビアの歴史・展示物が詳しく紹介されており、気づけば1時間半以上見学してしまい、この後のことも考えて途中でスピードアップを余儀なくされた程である。
 特に興味深かったのは、第二次世界大戦の関する展示が1年につき1室(1941~1945年で5室)であり、私の記憶ではナチスによる占領から各都市が解放されるまでの歴史がここまで細かく展示されている博物館はこれが初めてである。
 その後も公園内の教会や物見塔などを見学しながら時を過ごし、時計を見れば既に13時半。この日は観光にそれほど時間もかからないであろうと考えてホテル10時発としたが、完全に誤算であった。急いで公園を出て昼食を取ることにした。

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朝の一仕事(ブルガリア・セルビア・ハンガリー旅行37)

 この日はやや遅めの8時起床。身支度を整えて朝食会場に向かったが、会場は一杯で座るスペースがない。団体客が多いホテルの7時半~8時は、こうしたケースに遭遇することがしばしばある。素直に一度立ち去り、先に別の用事を済ませることにした。それは翌日のブダペストまでの鉄道チケット購入である。
 ホテル正面にある国際列車のチケット売り場に向かい、必要事項を記載したメモを渡すと4,600DINと示された。1等車両に8時間乗車して5千円未満であれば格安であると言えるが、この時は意外と高いと感じた。8時間という長時間乗車であるので1等を選択したこともその要因であろう。2等料金は確認していないが、おそらく3,500DIN程度であろう。なお、席は1等・2等ともに自由席である。
 その後、この日乗車するトラムなどの1日券(290DIN)を購入して再度レストランに戻ると、先ほどまでの混雑が嘘のように利用客は数人しかいなかった。と同時に、フロント前で大きな荷物を抱えて待っている団体客を目にした。慌ただしい起床・食事そして移動とツアーならではのセカセカ感は、私がツアーを敬遠する大きな理由の一つである。

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ベオグラード(ブルガリア・セルビア・ハンガリー旅行36)

 「ベオグラード」という地名は、私にとって非常に独特の響きがある。これまで何らかの関わりがあったといった事実も皆無であり根拠はないのだが、(地理的な意味ではなく)東欧の中でも何かこれまで以上に深く入り込んだ感覚を覚える。それはベオグラードがどこにあるのか、さらには現在のセルビアの首都であり、かつ旧ユーゴスラビアの首都であったことを知っている日本人の割合の低さと関係があるかもしれない。いずれにしても、ようやくここまで来たのかという不思議な感覚になったことは確かである。
 一国の首都ということで、さすがに21時でも駅前は賑わっており、そのやや混雑する大通りのほぼ正面に位置する宿泊ホテルに到着した。夜到着の場合にホテルを駅近くに確保することは私の常套手段であり、特に初上陸の街では必須と言ってよい。
 チェックイン後に夕食を取ろうとホテルを出たものの、付近に適当なレストランは見当たらない。周囲を少し歩いたが、この駅前周辺エリアに関しては若干妙な空気を感じなくもない。10分ほどで切り上げて、近くに立地するケバブ屋でケバブサンドを調達。価格は270DINと強気の設定であるがボリュームも多く、少し無理して何とか1個平らげたという感じである。幸いにもその隣にミニスーパーがあったので、ここで水やヨーグルト類を調達し、明日に備えてすぐ就寝した。

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セルビアの車両(ブルガリア・セルビア・ハンガリー旅行35)

 15時半発の列車は、定刻30分遅れで到着。これに関するアナウンスは現地語で行われていたのかもしれないが、無論私はわからない。ソフィアからニシュに来た時と同様、複数の駅員に確認しながら不安な時を待った。
 私の乗車した列車は「バルカンエクスプレス」というブルガリアから来た国際列車であったが(実はソフィア→ニシュ間の移動を列車にしていたら乗車していた列車)、国際列車というイメージとはかけ離れた3両編成のレトロ車両であった。そして、他の東欧諸国を走る列車と同様に車体への落書きが凄まじく、少なくとも外見から判断すると、鉄道が極めて危険な移動手段のように思えるほどであった。
 興味深かったことは、私の乗車した2等車の座席構成が1+2の3列であった。1等であれば話はわかるが2等は通常2×2配列であり、1等と2等の違いが今一つわからない。ちなみに、ベオグラードからブダペストに移動した列車の2等車両は2×2配列であり、これが一般的である。無論私にとっては好都合であり、それほど混雑していない車内でそれなりに快適に時を過ごし、21時前にベオグラード駅に到着した。

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チケットが買えない(ブルガリア・セルビア・ハンガリー旅行34)

 昼食は、要塞内のレストランでジュース120+チェバピ400(挽肉をソーセージ状にしたもの)+デザート100=620DIN(チップ別途50DIN)。チェバピは、ボリーミーでありながら付け合せが全くなく、まさに肉だけをひたすら食べているという状態であった・・・
 昼食後は、出発時間になるまで要塞内を散策。城壁や域内のモスクなどを見学しながら休み休み行動しているうちにあっという間に出発時間となったので、ホテルに荷物を取りに行った後バスで駅に向かった。
 出発時間は15時半であったがその45分前には駅に到着したので、あらかじめ次のベオグラードからブダペストまでの国際列車のチケットを買おうと考え、インターナショナル・トレインと記載されている窓口に行ったところ、「10分待て」とのこと。しかし、10分待っても一向に呼ばれる気配はない。そのうちその係員は(就業時間が終わったためなのか)何と帰ってしまった。仕方なく再度別の係員に掛け合ったところ、やはり「しばらく待て」とのこと。その通りに待ってみたものの、やはりその後のフォローは皆無。というか完全に忘れられているようだ。
 こうしている内に出発時刻が近づいてきたので諦めてホームに移動したが、この駅舎内は現在のセルビアにおいて旧東欧的な部分が残っている数少ない空間と言えよう。

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見事なモザイクだが(ブルガリア・セルビア・ハンガリー旅行33)

 このローマ遺跡の最大の見どころは、床面に描かれたモザイクである。最初はそれほどピンとこなかったが、奥に進むにつれて大規模なモザイクが散見され、いかにもローマ風という感じで興味を持つことができた。
 ちなみに、このモザイクが日光で損傷することを防ぐためにドーム上の屋根が建設されており、当然のことながら我々もモザイクの部分を歩くことはできない。だが、その注意書きが小さく書かれており、仮にこの遺跡がモザイクで有名であることを知らない観光客であれば、悪気なくその上を歩いてしまうことは十分考えられる。事実、私が観光していた最中も、(無論悪気はないと思うが)モザイクの上を歩いている親子連れを目にした。遺跡保存の観点からは、こうした面における徹底した管理が望まれる。
 こうして30分ほどで見学を済ませ、1番バスに乗車してしばらく川沿いを散策。典型的な東欧チックな風景を楽しみながら、前日中途半端な散策に終わった要塞内をくまなく散策しようと歩みを進めた。

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