足立区出身税理士の海外旅行記

地元の東京都足立区で事務所を開業している税理士の海外旅行記です。

高額な場所代(ネパール旅行56)

 昼食を取ったレストランは、ダルバール広場に面するそれなりの規模のレストランであった。外観でそれなりの料金設定なのだろうと思ってメニューを見たところ、予想を遥かに上回る料金に目が回りそうになった。
 普通のレストランにおいて300ルピー程度で食せるノンベジカレーは、何と875ルピー。ベジカレーも700近かったと記憶している。無論ドリンクなしというわけにもいかないので、結局コーラ+ノンベジカレー+サービス料で1,100ルピーの出費を余儀なくされた。前述のとおり、結局バクタプル中心部への入場料(1,500ルピー)は支払えずに街を後にしたわけであるが、結果的にセーブされた入場料相当額は、午前中に食したズーズーダダとこの昼食代で使い果たしてしまったことになる。
 ちなみに、カレーの味は平凡であったが、食事を取った屋上テラスからの眺めは最高レベルであり、ダルバール広場を一望にすることができる素晴らしいスポットであることから、驚愕の食事代は場所代と考えて納得するしかない。

足立区の中野浩志税理士事務所
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適正相場は幾ら?(ネパール旅行55)

 一通りダルバール広場を散策した後は、路地裏の土産物店で買い物をした。この時念頭にあったのは、ポカラで値段チェックだけをした「マニ車」。ポカラでのチェックを踏まえると、やはり普通サイズのもので千ルピーは避けられないのかと考えていたが、とある店で提示された当初金額が千ルピー。定番通りに一度店を出ようとすると急に800に下がり、「600」と言うと「700」と返してきた。 
 ポカラで見たマニ車と同じ物であったので、ポカラ相場と比べればかなり安い。他の店を当たることなく700で手を打ったが、最初に500で返していれば600で買えたと思われるし、交渉次第で500も可能であったと見ている。
 また、この店で気に入ったTシャツがあったので1枚購入。こちらは当初価格500→400で落としたが350は十分可能であったと思われるので、毎度のことながら詰めが甘かった。
 その後は、路地裏やダルバール広場から徒歩10分ほどの場所に位置するタチュパル広場などを1時間程度散策し、再度ダルバール広場に戻って昼食を取ることにした。

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子供注意報(ネパール旅行54)

 トウマディー広場からダルバール広場までは徒歩数分で到着。こちらの建物群は地震による影響が大きく、修理中の寺院や手つかずの建物群を幾つか見つけた。
 広場周辺で写真を撮っていると、定番の自称ガイドが2~3名声を掛けてきた。定番には定番の対応でスルー。その後、少し離れた場所で写真を撮っていると、子供が近寄ってきて何やら話しかけてきた。3人組の地元の男の子であり商売の臭いが感じられなかったことから、少し相手をして最後に写真を撮って別れようとしたところ、学校に行くお金をくれとの催促。これは失敗したと思ったが、数十メートル先にいたツーリストポリスの近くに逃げると去って行った。今考えても軽率な対応であった。
 次に来たのは可愛らしい2人組の女の子。無邪気な笑顔で馴れ馴れしく話しかけてきたが、商売臭かったことに加えて先の一件もあったので、冷静にスルー。結果としてこの対応は正解であった。というのも、その後カップルの外国人旅行者がこの2人組の相手をして、写真を一緒に撮った後に金を要求されている現場を目撃したからである。離れたところから見ていると、彼女たちはダルバール広場を通る外国人旅行者をターゲットとしており、加えてその父親?は自称ガイドとして外国人相手に積極的に声を掛けていた。生活のためとは言え、親子で同じような商売を同じ場所でしているという事実に対して、複雑な思いがした。

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ズーズーダウ(ネパール旅行53)

 トウマディー広場到着後は、広場内で一際目立つ「ニャタポラ寺院」に登り、最上部から広場周辺の眺めを楽しんだ。ちなみに、私は最初ここがダルバール広場と勘違いしていたが、いずれにしても古都らしい街並みが広がっており風情がある。
 その後は、ガイドブックにも紹介されている広場に隣接するカフェでバクタプル名物のヨーグルト「ズーズーダウ」を試食。このカフェで日本人がこれを食べるのは定番らしく、マネージャーらしき人が日本語で挨拶してきた後、「ズーズーダウ・ひとつ?」と確認してきた。また、この時は私の後方に日本人カップルが居たことから推測するに、バクタプルを訪れる日本人観光客の相当数がこのカフェに来ているものと思われる。ここで食べたズーズーダウは、私にとってネパールで食べた最高のデザートと言って良いだろう。コーラ(95)とサービス料?(50)を合わせて340ルピーという完全なツーリストプライスであるが、味だけは確かである。
 しかし、味と接客は必ずしも比例しない。決して非礼な接客を受けたわけではないが、会計時に400ルピー出すとお釣りの60ルピーを20ルピー札で1枚ずつゆっくり返してきた。おそらくチップ目当てであると思われ、先ほど前述の日本人カップルがチップを上げなかったためなのか、店員から嫌味っぽいことを言われていたのを耳にしていた。本来であればサービス料らしき料金を支払っているのでチップ不要だが、元々20ルピー置いていくつもりだったので、20ルピー札を2枚受け取って店を出ようとすると、店員が笑顔でサンキューと言ってきた。不愉快なことは何もないのだが、どうも相手の思惑通りに対応してしまった気もする・・・

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オペレーションの不備(ネパール旅行52)

 バクタプル到着は10時であったにもかかわらず、チケットブースには係員はいなかった。周囲を一通り見回してみたが、それらしき人は見当たらない。係員らしき人を見つけたら申告しようと中心部に向かって歩いたが、結局そのままトウマディー広場に到着してしまった。
 そもそも各都市の中心部に入る都度入場料を支払うというオペレーションが間違いの元である。要所にチケットブースを設置しているとはいっても、中心部内外を結ぶ道は幾つも存在するので、仮に小道を通ればチケットブースを通らずに中心部に入れてしまう。しかも、チケットは発行されるものの、一度入ってしまえばチケットの提示を求められることはない(少なくとも本旅行中の私は一度もなかった)。つまり、何らかの理由でチケットなしで入場してしまえば、自主申告しない限りオートマチックに入場無料になってしまう。また、仮にこの北側がマイナーな入口であったとしても、午前10時に係員がいないというのはさすがにお粗末であろう。やはりカトマンズで共通入場券を50ドルで販売する方が、遥かに効率的かつ収入増に結びつくことは間違いない。
 ちなみに、本来の入場料は、外国人1,500ルピーで、中国人・ブータン人は250ルピーであった。やはり地理的な要素が深く関係しているのであろう。

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バクタプルに向けて(ネパール旅行51)

 この日は7時半には朝食を済ませて8時半前にはホテル出発。バクタプル方面のバスが出発する南方面のバスターミナルに向かった。到着すると幸いにもバクタプル行のバスが出発直前であったので待ち時間なく乗車。どうやらカトマンズ⇔バクタプル間のバスは頻発しているようなので、それほどナーバスになる必要はなさそうである。
 バスのグレードも一般的なローカル中型バスであり、前日利用したテンプーに比べてば遥かにマシであったが、途中何度も停車して乗客が一杯になるまで停車し続けるので、時間に余裕のない人はタクシー利用が賢明かもしれない。
 ガイドブックに記載されている通り、バスは1時間強でバクタプルに到着。アナウンスがないので、必然的にドライバーや乗務員に降車場所を教えてもらってから下車するといういつものスタイルであった。ちなみに、この時の降車場所はバクタプル中心部の北側であったが、その手前で停車した西側で降りた方がスムーズかもしれない。また、この時の料金(25ルピー)は降車時に支払ったが、復路は途中で全員分を徴収しに来たので、統一されたシステムになっていないと思われる。
 降車場所から中心部までは、市民のありのままの生活が垣間見えるエリアであり、その中を数分歩いて外国人専用のチケットブースに辿り着いた。

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帰りの足(ネパール旅行50)

 ネパールのように停留所の場所が明確に示されていない場合、始発乗車以外の場合にはどこで乗車すればよいのかが全く分からない。この時の復路がまさにこの状況であった。
 往路の降車場所に行ったが、無論そうしたサインは見当たらない。次に、大通りを数分歩いてテンプー乗り場らしき場所に向かったが、テンプーに群がる人々を見て乗車を諦めた。理由は、カトマンズ中心部のどこで降りればよいかわからない、そしてこの寿司詰め状態を再度体験したくなかったからである。
 となると、残る手段はタクシーしかない。まずはパシュパティナート入口付近の客待ちタクシーに確認すると500、続いて流し1台目が400。まだまだ高い。すぐにやってきた流しの2台目は300とのことだったので、ここは特に値引き交渉せず合意。ちなみに、このタクシーについていたメーターが300前半から始まり、私が降車した時には580であったので、300はそれほど法外ではないかもしれない。
 この日の夕食はガイドブックに載っていたローカルチベット食堂でチキンモモスープ235+チャン250=約500ルピー。味はまずまずと言ったところか。ホテルまでの帰路に前日買ったカレーモモを食べたいと思ったが、残念ながらその屋台は出店していなかったので、諦めてそのままホテルに戻って就寝した。

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輪廻転生(ネパール旅行49)

 パシュパティナートでも外国人は入場料(千ルピー)が必要である。カウンターで支払って敷地内に入ると、まず数名の物乞いに遭遇。続いて自称ガイドの勧誘2~3名をやり過ごし、供物を売る店が立ち並ぶ参道に進んだ。
 その参道を散策しながら川方向に進むと、川沿いに幾つかの火葬台を目にした。焼き場にはその関係者らしき多く人が集まり、またこれに対してカメラを向けるツーリストらしき人も数名見かけた。 
 私もその様子を眺めていると、突然若者が私に話しかけてきた。どうせガイドか土産物店の回し者だろうと考え、数十秒お付き合いした後急いでいるからと言って会話を強制終了。相手は慌ててガイド要らないか?近くにいいギフトショップがあるが行かないか?とストレートに尋ねてきた。こうしたエリアで馴れ馴れしく話しかけてくる輩はほぼ100%この手合いと考えて間違いないが、極めて物腰柔らかで非常に自然な入り込み方だったので要注意である。
 この川沿いの火葬場エリアから石段を上ると、様々なヒンズー寺院を目にすることができる。ヒンズー教徒以外は入場不可だが、火葬場付近と異なり人が少ないので是非足を延ばしたいエリアである。
 ヒンズー寺院エリアをのんびり散策した後は、石段中腹の高台から再度火葬場を見学した。まず、死者が川沿いに運ばれ独特の儀式が執り行われ、その後火葬場に運ばれ遺灰は川に流される。夕刻の肌寒い中でその様子を30分以上眺めていたが、日が暮れかかっていたので、中心部に戻ることにした。

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恐るべしテンプー(ネパール旅行48)

 博物館見学を終えた後は、ネパール最大のヒンズー教寺院「パシュパティナート」に向かうことにした。場所はカトマンズ空港近くであるため徒歩での移動は不可能であり、ガイドブックに紹介されている「テンプー」と呼ばれる乗合三輪自動車で向かうことにした。
 テンプーの乗車場所に辿り着くと、運良く目的地方面のテンプーを見つけたので乗り込んだが、車内は私がこれまで経験した中で最悪レベルの寿司詰め状態であった。揺れが激しいことは相変わらずだが、これに加えて足は延ばせず体を窄めてただ車体の揺れに身を任せて移動するだけという物扱いで運ばれている感じであった。これは実際に一度乗ってみればわかるが、大きな荷物を持って乗り込むことは不可能と考えた方が良い。
 あらかじめドライバーにパシュパティナートと伝えておいたので、30分程度で最寄りの場所で無事降車。歩き出す方向がわからずにいると、1人の男性が私をパシュパティナート付近まで案内してくれるとのこと。彼に従って2~3分歩き、別れ際にチップ50ルピーを渡し、普通に挨拶を交わして別れたた。
 この時点では、私は彼がテンプーの関係者であると勝手に思い込み、乗車料金(私は降車時に料金を支払っていない)も含めて50ルピー渡したつもりだったのだが、その後彼はただの乗客ではなかったのかという点が疑問に残った。彼がテンプーの関係者であり私の分を立替払いしたのであれば何ら問題はないが、私が無賃乗車したのであれば問題である。ポカラのボートでの一件もそうだが、悪意無き無賃乗車であったとしても後味は良くない。事実関係が気になるところであるが、今となっては真相は不明である。

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日中の差(ネパール旅行47) 

 スワヤンブナート寺院からの帰路は、さすがにタクシー利用。客待ちタクシーと交渉し、タメル地区まで400→200→250で合意。タメル到着後は、付近のレストランで昼食(ベジダルバート250+ネパールアイスビール375=チップ込で約650ルピー)を済ませた。ダルバートの味は特に印象に残っていないが、ネパールアイスビールはアルコール度数がかなり高い。加えて、ネパールは食事と比べてドリンク料金もやたら高い。
 昼食後は、次なる目的地である王宮博物館まで徒歩で移動。ちなみに、ガイドブックによると、かつて王宮として実際に使用されていたこの博物館は公開曜日・時間ともにかなり限定されており、私はこの日のこの時間帯を外すと内部見学が困難になる恐れがあった。また、博物館内への荷物持込は、財布・水以外全て禁止(カメラ・携帯は当然不可)。私はペットボトル水を入れていたビニール袋がNGとされ、その場で処分したほどの厳しさであった。
 博物館内の見応えはあるので、是非訪問すべきスポットではあるのだが、写真撮影禁止はやはり痛い。だが、これ以上に痛いというか不思議であったのが、日本人と中国人で入場料金に差があったことである。具体的には、日本人500ルピーに対して中国人は250ルピー(ちなみにネパール人の学生料金は20ルピー)。中国とネパールは国境を接しており、チベット経由で中国人が多く訪れるためであろうか。理由は不明であるが、このパターンはカトマンズ市内の他の観光スポットにおいても見受けられた。
 なお、ここですぐに思ったのが、私が中国人だと偽って安い料金で入場することは可能なのかと言う点だが、おそらく可能である。だが、無論入場料をケチるために嘘をついてはいけない。

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珍しい合意パターン(ネパール旅行46) 

 頂上には土産物店も多数軒を連ねており、旅行者しか買わないような物品が所狭しと並んでいたが、その中で私の大好きなネパール紙幣セット(6枚)が並んでいた。聞けばいずれも王政時に使用されていた紙幣とのことであり、これは絶対に買いたいと考え値段を確認したところ千ルピーとのこと。
 幾ら欲しくてもさすがに高すぎるので去ろうとしたところ、お決まりの「幾らならOKか?」とのOKプライスの確認があった。順当に考えれば300~400で提示して500で落とすのが筋であるが、なぜか口から出た数字は500。言った直後にしまったと思ったが、よほど欲しいと思ったからなのだろう。
 店主は1000→800→700と下げてきたが、500超えは明らかに高いのでその場を去ろうとしたところ600の声を聞き、最後には「持ってけ泥棒」的な対応で500OKと言ってきた。500ルピーを支払うに「お前はラッキーだ、これは絶対500では買えない」と言われたが、本当にところはどうだったのか。。。いずれにしても、こちらが動かずに一方的に値段が下がった珍しいパターンであった。

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猿に注意(ネパール旅行45)

 スワヤンブナート寺院の頂上に向かう石段は、30分近く歩いてきた身には結構応えた。だが、ポカラの登山に比べればどうということはない。途中に石段で遊ぶ多数のサルを微笑ましく眺めながら、歩いては休むを3度ほど繰り返して何とか頂上に到着した(入場料は200ルピー)。
 ちなみにここにいる猿は、一見人間のことなど気にせず気ままに行動しているように見えるが、石段を上り下りする人間がバナナやビスケットなどを持っていると容赦なく襲い掛かってくる。実際、頂上から下りる時にその現場を目撃したし、餌やりの人にアピールする猿の必死さも凄まじいものがあった。人間と比較することは大変失礼であるが、ポカラ登山時にノーダラからサランコットに向かった際、子供たちから菓子をねだられた時のことが重なった。
 頂上は多くの人で溢れており、その大半がネパール人と思われた。頂上からの眺めは雲がかかっていたので今一つであったが、頂上にも見どころがあったので休憩も含めて1時間程度ぼんやり過ごした。

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歩けるかどうか(ネパール旅行44)

 ダルバール広場を一通り散策した後は、「スワヤンブナート」と言う世界遺産の寺院に向かうことにした。
 ダルバール広場からは2キロ強という微妙な距離。寺院が目立つので道に迷うことはないだろうが、ローカル道路を踏破できるか不安であったので、客待ちしていたサイクルリキシャーに料金を確認したところ、400ルピーとのこと。その後300まで下がったが、まだまだこちらの想定料金とは差がある。サイクルリキシャーへの乗車自体に興味はあったが、いずれどこかで乗れる機会もあるだろうと考えてこの時はスルー。残念ながらこの後乗車する機会には恵まれなかったが、結果的には徒歩で移動可能であった。
 ダルバール広場から西に向かって歩き、ヴィシュヌマティ川を1キロほど北上し、更に西を目指す。川沿いにはトタン屋根の簡素な家が立ち並び、地元住民の生活の臭いが感じられる。ダルバール広場までの道のりに比べれば明らかにネパール感が漂い、個人的には好きな雰囲気である。道のりの後半は更にローカルエリアに突入。今回旅行の天敵である野良犬にも何十匹となく遭遇したが、ここは冷静に対応して問題はなかった。本来的には昼間に野良犬が人間を襲うケースはほぼないので、当然のことではあるが・・・
 こうして30分近く歩き続けて無事スワヤンブナート寺院に到着。麓から数百段続く石段を見上げて唖然としたが、力を振り絞って歩みを進めた。

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高過ぎた期待(ネパール旅行43)

 ダルバール広場に入るためには、外国人はチケット売り場で千ルピー支払う必要がある。この外国人オンリーの料金徴収制度は多くの国で行われており、その国の歴史遺産保存のために支払うことは吝かではないのだが、ネパールの場合には各ポイントでの料金が非常に割高であると感じた。
 この広場には翌日以降も来たかったので、すぐに所定の場所でチケット延長手続きを申請。ちなみに、申請により1週間は同チケットで入場可能となるが、そのための写真が必要であるとのこと。但し、1日(翌日)のみの延長であれば写真不要とのことであったので、このミニ延長プランで申請した。
 敷地内に入るとまず鳩の大群を目にし、続いてガイドの売込み、鳩の餌売りや各種土産物店などの勧誘が行われた。ポカラに比べれば激しいと言えるが、しつこいと言うほどではない。だが、結構な頻度で来るので落ち着いた観光をしたいと思っている場合には妨げになる。
 広場を訪れた第一印象としては、約2年前に発生した地震の爪痕が痛々しいという点に尽きるだろう。修復工事は行われているが、まだまだ先は長いであろうことが素人目にも十分わかった。そして、全体を眺めた感想としては、これまで私が見てきた歴史遺産群と比べると若干の見劣り感があった。敷地は思ったほど広くはなく、建物群も集積しているのはごく一部の区域だけであることが理由であろうか。或いは、当初の期待が高過ぎたのかもしれない。

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ダルバール広場に向けて(ネパール旅行42)

 実質的にカトマンズ初日となるこの日は7時起床。前日の夕食は、大通り沿いの屋台で売っていたカレーモモ(10個で100ルピー、味は良)で済ませたので、この時点で腹は相当減っており、すぐに朝食会場に向かったところ全ての料理の準備ができていた。ちなみに、翌日は7時ジャストに会場入りしたが準備万端。このホテルは時間に対して非常に厳格なのであろう。また、朝食バイキングとは別に卵料理をサーブしてくれる点も好印象であった。
 朝食がスムーズに取れたおかげで出発は8時半。ホテルにほぼ隣接する「ガーデンオブドリームズ」という庭園から数百メートル南下し、アサンチョーク・インドラチョークを経由し、カトマンズ中心部随一の見どころであるダルバール広場を目指す。各チョークは多くの人で賑わっており、ポカラ滞在中には経験できなかった南アジア独特の雑踏と喧騒を早くも感じることができた。行き交う人々や寺院前で座り込む物売り、そして大量の物資を運ぶ動物などインドと似たような光景ではるが、不思議とインドほど歩きづらくはない。
 このような雑踏の中を歩き続け、大きな寺院が見える通りに出た。これがかの有名なダルバール広場の門前であり、私が最も訪問したかったスポットの一つである。

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バラジュの正確な場所(ネパール旅行41)

 こうしてタクシーで日が暮れる直前にホテルに辿り着き、無事チェックイン。このホテルは総合的に見てポカラの宿泊ホテルを上回るサービス内容であったと言って良いだろう。難点としては、大通りからホテルまで舗装されていない路地を数百メートル歩くことと(逆に夜静かであるというメリットもある)、ホテルにエレベーターがないので4階の部屋への上り下りが大変(このホテルは5階建てなので5階の宿泊客は更に大変)という点であろう。
 ホテルの部屋で落ち着いた後、ふとカトマンズの広域地図に目をやると、すぐにバラジュという地名を発見した。そしてこの瞬間、バス乗客たちの要領の得ない回答の理由が理解できた。私が乗客たちに示した地図は、カトマンズ中心部の地図であり、バラジュはそこに載っていなかったのである。同様のことを乗客の1人も言っていたのだが、私は(地図のエリア内には入っているが)場所や通りが文字として載っていないという意味だと勝手に解釈してしまったのである。ツーリストが多く利用するバスである以上、当然中心部の地図の中に降車バス停の1つがあるはずだと思い込んでいた私のミスであった。
 ここで改めてバラジュとホテルの距離を確認してみた。概ね2キロ前後というところであろうか。2キロで200ルピーはやはり高い。最初に交渉拒否されたドライバーは、更に良いカモを狙っていたとしか考えられない。

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幾らならOKなの?(ネパール旅行40)

 ネパールの料金交渉で頻繁に言われたことは、「幾らならOKなの?」である。タクシーの料金交渉ではほぼ毎回言われたし、土産品購入時もあった。先方が値段を言って値引き交渉段階で言われるのであればわかるが、こちらの「ハウマッチ?」に対する回答がこれなので、常識的には考えにくいやりとりである。これがネパール式なのか、或いは最近東南アジア・南アジアにおける新たな傾向であるのかは不明であるが、いずれにしても正しい相場観を認識しておく必要がある。
 この時も500で拒否した後に同じ質問を浴びせられ、バス内であらかじめ確認しておいた200ルピーを提示。すると、ドライバー数人が数秒顔を見合わせた後、200は無理だと言われて交渉は終了した。
 予想せぬ交渉打ち切りにショックを受けたが、まさかここで再交渉するわけにもいかないので諦めて去ろうとすると、ドライバーの1人が「俺らは無理だけど、あいつならOKかもしれない」と別のドライバーの所に連れて行かれた。そして、彼と交渉の結果300→200→250で合意。渋滞の待ち時間を含めても15分程度にしては割高と思えるが、最初に交渉したドライバーが拒否したことからツーリストプライスとしては妥当だったのであろうか。

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降車場所が不明(ネパール旅行39)

 長距離バス移動において、最も大きな問題は降車場所が具体的にどの場所なのかという点である。事前にガイドブックに記載されていることもあるが、100%正しいわけではなく、これは今回も同様であった。
 私もこの点については強く意識を持ち、昼食時から乗務員や周囲の乗客に対して確認していたが、皆要領を得た回答を与えてくれない。具体的には、私が持っていた地図上のどこに位置するかを聞いても「わからない」と言われてしまうのである(この理由は後に判明)。
 この結果として、降車前に私が知り得た情報としては、①私の宿泊するホテルが立地する「タメル地区」最寄りの降車場所は「バラジュ」という地点であること、②バラジュから私の宿泊ホテルまでは徒歩20分だが、タクシーでも200ルピーで行けることからタクシー利用をお勧めすること、の2点であった。
 バラジュで降車すると、タクシーの呼び込みが群がってきた。人数はそれなりにいたが、ポカラ同様に全くしつこくはない。彼らに捕まると面倒だと考えて、「ウォーク、ウォーク」と言いながらその場を脱出。だが、歩き出した方向が正しいという確証はなく、そもそもここが地図上のどこに位置するかもわからない。加えて、17時を過ぎて日が暮れ始めてきているので、タクシー利用は避けられない状況であった。
 歩いて2~3分ほどで数台の客待ちタクシーを見つけたので、ホテル近くの施設名を告げて料金を確認したところ、500ルピーとの回答。大きなバックを持っており完全に足元を見られている。だが、このまま当てもなく歩くわけにはいかず、どこかで折り合いをつけなければならない状況であった。

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8時間の修行(ネパール旅行38)

 9時前に出発したバスは、約3時間走りっぱなしで正午近くに小奇麗なレストランで昼食休憩。他にも数台バスが停車して乗客が食事を取っていたことから、おそらくこの建物はバス会社の提携レストランなのだろう。料理はダルバートのバイキングであったが、味はなかなかであった。休憩時間は30分と指示されたが、結局1時間休憩で出発は13時頃。これも別段珍しいことではないが、万が一に備えて一緒に乗車してきた乗客の動向はそれとなくチェックしておくことである。
 ちなみに、ここでポカラから乗車してきた乗務員は別のバス(カトマンズ→ポカラに行く同型のバス)と交代になり、私はそれを知らずにこの乗務員に従って別のバスに乗ってしまうというイージーミス。別の事項に気を取られていたが故の単純ミスであるが、乗務員の動向のみで判断することは危険である。
 午後は、やはり4時間ノンストップで走り続け、カトマンズ中心部には17時前に到着。到着後の感想は、疲れて腰が痛いと空気が汚いことであった。おそらくカトマンズ市内には16時には到着していたと思われるが、何しろ渋滞が凄まじくなかなかバスが進めない。そして、車とバイクから排出されるガスが空気中に充満し、その酷さは降車してすぐに咳き込むレベルであった。

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ネパールの道路事情(ネパール旅行37)

 前項でも再三触れた通り、ネパールの道路事情は極めて劣悪と言わざるを得ない。前年訪問したラオスもなかなか手強かったが、ネパールの酷さはそれ以上である。
 基幹路線と思われるカトマンズ⇔ポカラ間ですら酷い状況であるので、他のマイナー路線は推して知るべしである。また、舗装されていない道路はある程度揺れの予想がつくが、舗装されていても大きく割れている道路は見た目でわからないので、思わぬ揺れで体を痛めることもある。いずれにしても、車内で熟睡することはよほどのベテランであっても厳しいであろう。
 そして、舗装状態と同様に劣悪なのは道路の狭さである。山道で1車線であると、当然対向車が来た時に停車する必要があるが、その回数が非常に多い。2車線ある道路も2台の大型バスが通り過ぎるのがギリギリという状態も幾度となく目にした。さらに、原因不明の数分程度の停車も何度かあるなど、十分予想できたこととは言え多くの非効率な場面を目にした。昼間ですらこの状態であるから、夜間の走行はもっと厳しいであろうし、危険度も増す。
 日本の舗装された綺麗な道路のありがたさを改めて実感するとともに、人間に例えれば血管とも言える同国における早期の道路整備が強く求められる。

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デラックスバスのグレード(ネパール旅行36)

 前述のとおり、今回乗車したバスは最高級バスと比べれば一ランク落ちるタイプであるが、現地の相場で言えば間違いなくハイグレードである。
 まず、座席は2列×2の4列シートであった。無論、一般的なバスに比べて座席幅が広い上に革張りだが、最高級グレードである1+2の3列シートに比べれば手狭感は否めない。また、これまでの経験上リクライニングと前カゴのどちらかが壊れているケースが多いのだが、このバスも同様であり私の座席は前カゴが破損していた。
 次に、食事は発車とほぼ同時に1リットル水と朝食(軽食)がサーブされ、12時頃には昼食(ダルバートのバイキング)が取れる点は大変好評価である。また、食事の間には乗務員によるお茶サーブ(無料)が数回あった点は飛行機のCAを思わせ、この点は一般的なプレミアムバスとは大いに異なる。しかし、何しろバスの揺れが激しく、しっかり紙コップを持っていても揺れでこぼれてしまうので、毎回オーダーしている人は少なかった。
 また、バス内にトイレは完備されているものの予想通り汚い。だが、想定内の汚さなので機能面において使用は可能である。但し、前述のとおり揺れが非常に激しく、手すりに捕まってバランスを取っても厳しい状況であった。トイレ使用のタイミング(停車時や舗装された直線道路を走っている時など)を考えなければ、まともに用を足すことは困難である。
 結論としては、この路線について再度バス利用したいとは思わないが、この会社のバスを選択して良かったとは思う。なぜなら、揺れの酷さは道路事情に起因するものであり、バスとは無関係であるからである。

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