足立区出身税理士の海外旅行記

地元の東京都足立区で事務所を開業している税理士の海外旅行記です。

しつこいドライバー(スリランカ旅行66)

 シーマ・マラカヤ寺院(入場料300ルピー)について特段印象はない。一方、この後訪れるガンガラーマ寺院(入場料300ルピー)については、シーマ・マラカヤ寺院に比べて規模が大きく、展示も多かったことからそれなりに見応えがあったのが、強く印象に残っているという程ではない。観光客が異常に多く、かつ暑さも厳しくなってきたので、最後はとりあえずブラブラ見ているという感じになってしまったこともその要因であろう。
 逆に印象に残っているのは、この時に声を掛けてきたトゥクトゥクドライバーである。先のシーマ・マラカヤ寺院に到着して写真を撮っている時に初めて声を掛けられ、次に寺院見学を終えた時が二度目。結構強気で迫ってくるので面倒な奴だと思ったが、いずれも写真を撮っている最中だと言ってさり気なくその場を離れた。その後寺院周辺を30分程度散策し、意識的に彼を避けるようなルートを辿ってガンガラーマ寺院に向かったのだが、彼は三度誘導爆弾のように私に近づいてきた。狙った鴨は絶対に逃さないという気持ちはわかるが、このしつこさに私も呆れ、手振りで「向こうへ行け」と半ばキレ気味にジャスチャーを送ると、諦めて去って行った。
 だが、この程度で苛ついているようではインド旅行での苦戦は目に見えている。これがアジアの魅力であると言い聞かせて対応することが肝要である。

足立区の中野浩志税理士事務所
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のんびりスタート(スリランカ旅行65)

 最終日となるこの日の起床は7時前と早めであったが、1時間ほどテラスでのんびり過ごすなどしたため、朝食会場に向かったのは8時半すぎであった。
 朝食は別料金で30ドル(約3,300円)と、これまた日本の高級ホテル並みの高さであった。これまで宿泊した豪華ホテルの朝食に比べれば確かに豪華ではあったが、やはり高過ぎではないかというのが正直な感想である。
 朝食後は、前日できなかったホテル内の散策を開始。中庭から眺めるインド洋はまた格別の雰囲気であり、またホテル正面から眺める建物全体の景観も見事と言う他ない。10時近くにもかかわらず、ホテル内に多数の観光客がのんびり過ごしている様子を見ると、炎天下の外を観光するよりもこのホテルで時間を楽しむことを目的としている人が多いと感じた。
 私もできればチェックアウトぎりぎりまでホテルに居たいところであったが、この日のプランは既に決めていたので、後ろ髪を引かれる思いで10時15分にチェックアウト。この日最初の観光スポットであるシーマ・マラカヤ寺院まで徒歩で向かった。

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ニーハオ

 去る11月23日(木)~27日(月)まで中国の広州及び香港を訪問した(旅程は以下参照)。
 中国・香港ともに過去に何度か足を運んだことがあったが、広東省に足を踏み入れたことはなく、加えて陸路国境越えで香港から中国に入国するのも初めてであった。陸路国境越えを大きな旅の楽しみの一つと考えている私にとって、なぜこのルートをこれまで放置していたのか不思議ではある。そこで、今回は敢えて往復を別ルートにすることでその醍醐味を満喫することを試みたのだが、復路の移動について私の誤った先入観により完全に失敗したことは後述したい。
 一方で最大の収穫と言えば、やはり中国の凄まじい発展ぶりを目の当たりにしたことであろうか。テレビやインターネットなどで十分感じていたことであり、予想通りと言ってしまえばそれまでであるが、深せん・広州ともに「よくぞここまで」と思わんばかりの成長ぶりに驚嘆するばかりであった。このチャイナパワーは中国国内のあらゆる場所で感じることができるであろうが、この2都市はその代表格と言っても過言ではなかろう。
 最後に、今回の旅は様々な理由によりこれまでにない程のゴージャスな内容であった。こうした旅を経験することは自身にとってプラスではあると思うが、同時にエコノミーな旅に戻れなくなるかもしれないという大いなる不安も抱えながら、次回の旅の準備を進めているところである。

(旅程)
11/23      成田→香港着、香港→羅湖経由で深せんに移動  【深せん泊】
11/24      深せん観光、深せん→広州に移動・観光  【広州泊】
11/25      広州観光  【広州泊】
11/26      広州観光、広州→香港に移動 【香港泊】
11/27      香港→台北経由で成田着  

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気持ち良い海風(スリランカ旅行64)

 ツアーが終了したのは19時過ぎ。乗車直後は終了後どこで降ろされるのか心配していたが、参加者の宿泊する各ホテル前まで送ってくれるシステムであったので、この点は大変有難かった。
 ホテル前に広がるインド洋に面した「ゴールフェイスグリーン」と呼ばれる広場では、多数の露店が軒を連ねて飲食や土産物を扱っており、既に多数の観光客で賑わっていた。日中は猛暑のコロンボ市内であるが、この時間帯になるとかなり涼しくなり海風も吹いてくるので、暑さを感じることなく海沿いの散策をすることができた。
 夕食はこの屋台でロティ(350ルピー=約260円)を注文。外国人観光客が多かったので、必然的に観光地価格になることはやむを得ないだろう。味も今一つであり、できれば前日訪れたようなローカルレストランで食べたかったのだが、この周辺にはそうした店は皆無であったので、いた仕方ないところか。
 食後は、しばらく海沿いの散策を続けてからホテルに戻り、翌日の身支度を整えて早めに就寝した。

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ツアーバスの評価(スリランカ旅行63)

 私が乗車したコロンボシティツアーバスは、約3時間(仮に私の乗車前に幾つかの観光スポットを既に巡っているとすれば3時間半程度?)かけてコロンボ中心部の名所を回ると言うものであり、加えて独立記念ホール・仏教寺院(名前は失念)・土産物店では下車して各10~15分程度時間も設けているという、なかなかしっかりしたツアーであった。
 ガイドブックに紹介されているスポットには概ね立ち寄るので、短時間で効率よく観光したい場合にはお勧めかもしれないが、最大の難点は料金が25ドルと高額なことである。通常はもう少し短時間で10ドル程度が相場であり、時間が長いとは言え倍以上の価格設定は厳しい。事実この時の乗客は私を含めて10名程度であった。
 また、土産物店での滞在時間は、少なくとも私としては不要であった。各商品の料金も観光客料金であり、私は当てもなく店内をブラブラするしかなかった。そもそもショッピングがこの手のバスツアーに組み込まれていること自体大変珍しい。だが、各所でのガイドによる説明などはしっかりしており、ツアーバスとしては平均以上のレベルであったと思う。
 最後にバス乗車中に発生したハプニングを紹介したい。この時乗車していた観光客の中に中国人の家族連れがいたのだが、我々が下車して仏教寺院を見学している間に、誰にも告げることなく姿を消してしまったのだ。ガイドも困り果てしばらく待っていたのだが、結局彼らが現れることはなかった。常識的にはツアーを途中離脱する際には一声掛けるのが当然だと理解していたが、彼らはそうは考えなかったのだろうか。いずれにしても、この中国人家族そして慌てて途中下車してきた日本人と言い、この時居合わせた欧米人旅行者にとっては東洋人の行動が奇異に思えたかもしれない・・・

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ツアーバス乗車に向けて2(スリランカ旅行62)

 トゥクトゥクは1本道を5分程走って合流地点に到着。料金は80ルピー(約60円)であり、ガイドブックに記載されている通りの正規料金(1キロ50ルピー)であった。
 ちなみに、この1キロ50ルピーの相場は交渉制トゥクトゥク利用時にも応用でき、2地点の距離を確認してから当初提示額を決めれば、相場の倍額支払うような事態にはまず陥らないだろう。
 こうして合流ポイントに到着したまでは良いのだが、肝心のツアーバスが見当たらない。赤い大型バスなので近くにいれば目立つはずだが、少し待ってもそれらしきバスを見つけることはできなかった。近くで客待ちしていたトゥクトゥクドライバーが声を掛けてきたので確認してみると、「バスは既に出発した」とのことで、逆に2.5時間2千ルピーでトゥクトゥクをチャーターしないかと持ち掛けてきた。
 本来であれば彼らの言葉を信じることはないだろうが、この時はもしかすると時間差で既に出発してしまったという可能性も否定できなかった。少し値切ってトゥクトゥクチャーターにするかどうか迷っていると、200m位離れた場所に赤いバスが停車するのが見えたので、あのバスに違いないと確信して猛ダッシュで接近。まさにこのバスこそがツアーバスであり、この周辺で私のことをずっと待っていたのだが、姿を見せないので今まさに出発しようとしていた所であったとのこと。間一髪で無事乗車できた幸運にまたまた感謝することになった。

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ツアーバス乗車に向けて1(スリランカ旅行61)

 前述の通り、この旅行はタイムスケジュール面での幸運が重なり、これまでになくゆとりを持った行程で旅することができたが、これを象徴する一件はシティツアーバスの1件であろう。
 コロンボにシティツアーバスが走行していることは前日確認済であり、できればこの日若しくは翌日に利用したいと考えていた。15時半過ぎに海岸沿いを散歩しようと外に出ると丁度シティツアーバスを見かけたので、ホテルに戻ってバスに乗車したい旨をトラベルカウンターに相談。すぐに確認を取って貰い、16時にここから1.5キロほど離れたホテル前で合流することになった。
 合流時間は10分後であったが、車で向かえば十分間に合うとのことであった。そこで、ホテル手配車の料金を確認すると650ルピー(約490円)という日本並の料金を提示してきた。無論正規料金であり、このホテルに宿泊するレベルの客は全く意に介さないだろう。だが、一般旅行者である私はさすがに高過ぎると感じ、自分でトゥクトゥクを拾って行くと伝えて外に出た。
 外には客待ちのトゥクトゥクもいたが、私はすぐに流しのトゥクトゥクを捕まえて料金交渉。すると、ドライバーは目の前にあるメーターを指してきた。私個人はできれば交渉制の方が好みなのだが、一刻を争う状況であるので迷うことなく乗車した。

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ゴールフェイスホテル(スリランカ旅行60)

 今回旅行で宿泊した3軒目のコロニアルホテルは「ゴールフェイスホテル」。先に散策したペター・フォート地区からは少し離れているものの、インド洋に面して立地しており、外見は高級リゾート地そのものである。
 あらかじめ海の見える部屋を予約していたので、さすがにバルコニーからの眺望は抜群であり、私はバルコニーの椅子に1時間ほど座っていたが全く飽きることはなかった。部屋内には大量のウェルカムフルーツとチョコレートが置かれ、ミニバーの飲料・スナックも全て無料。これだけで一食済ませられそうなボリュームであった。
 一方、建物の外観・内装はクラシカルと言うよりもラグジュアリー感の方が強いものの、ホテル内の調度品は歴史を感じさせる品々が揃っており、また過去に利用されていた調度品や食器なども多数展示されていたので、期待を裏切られたという印象は全くない。
 料金面以外で強いて難点を挙げるならば、チェックイン後に部屋まで案内してくれた女性の対応が事務的であったこと位であろうか(決して悪くはない)。加えて、英語も相当早かったので、ミニバー内の飲食物が無料であることを理解するのにやや時間がかかった。
 何はともあれ、過去に私が宿泊したホテルの中では最高級ホテルであり、こうしたホテルに滞在することができたという事実に対して心から満足している。

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猛暑の中の海岸散策(スリランカ旅行59)

 ペター・フォート両地区の観光を終えてホテルに戻ったのは13時頃。散策は3時間ほどであったが、ずっと歩きっぱなしでありこの時点で既にクタクタであった。しかし、これから次の宿泊先であるホテルまで移動する必要があった。ちなみに、同じ都市に宿泊するにもかかわらず宿泊先を変えるケースは今回が初めてであり、その理由はコロンボを代表するもう一つのコロニアルホテルである「ゴールフェイスホテル」に宿泊してみたかったということに他ならない。
 グランドオリエンタルホテルからゴールフェイスホテルまでは結構な距離があり、猛暑の中を徒歩移動というのは非常に厳しい。しかし、ホテル前に待機していたトゥクトゥクのしつこい呼び込みが徒歩移動を決意させた。道順はフォート地区散策時に確認済であったので迷うことはなかったが、遮るものが何もない海岸沿いをひたすら歩き続ける必要があった。遠くからでもゴールフェイスホテルの建物自体ははっきり見えるので、意外と近いのではと考えがちになるが、この淡い期待は見事に裏切られ、大変苦しい時間帯が続いた。
 だが、インド洋の波の音を聞きながら20分ほど歩き、ようやくホテル前に到着。こうした高級ホテルに徒歩で向かうこと自体は控えた方がよいのかもしれないと感じながら、ホテルゲートをくぐった。

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流行の手口(スリランカ旅行58)

 フォート地区の散策を一通り終えてホテルに戻ろうとした際、一人の男性が声を掛けてきた。何でも日本の会場自衛隊の艦船が現在コロンボ港に停泊しており、現在イベントを行っているので一緒に見学に行こうよとのお誘い。一見何ら問題ない誘いのように思えるが、何かが引っ掛かった。
 まず、自衛隊が来ているという話は、前日夕方にホテル周辺を散策している際に数人から聞いていたことに加え、自衛隊員を乗せた大型バスがフォート地区の高級ホテルに入っていくのを見掛けたのでおそらく事実であろう。問題はイベント云々のくだりであり、これはガイドブックに記載されている犯罪手口のパターンに酷似していると思われたので、丁重にお断りした。すると今度は、宝石を買わないかとのプッシュ攻勢。ようやく本性を表したかと自分の判断が正しかったことにやや満足。その後はひらすら彼から逃げ続ければ良いだけであり、結構しつこかったが難なく振り切った。
 ちなみに、彼に付いて行った場合の想定される手口としては、彼の仲間であるトゥクトゥクに乗せられ法外な料金を要求される、又は宝石店に案内されて二束三文の商品を高額で買わされるというパターンと推測される。いずれにしても、向こうから話しかけてきて行動を共にしようと提案してくる輩には十分な注意が必要である。

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別世界の空間(スリランカ旅行57)

 ペター地区を散策した後は、隣接するフォート地区に足を延ばした。まずは偶然見つけた大韓航空オフィスでリコンファーム。大韓航空はリコンファーム不要であるが、コロンボフォート地区のシンボルの一つである「ワールドトレードセンター」内に大韓航空オフィスがあることを知っていたので、通りかがったついでに立ち寄った次第である。
 フライトキャンセル・変更などもなく、確認手続きは無事完了。このセンターには数多くの企業のオフィスが入居しており、近代的なオフィスが立ち並ぶフォート地区の中でも特に異彩を放っている。そしてその周辺には旧国会議事堂や大統領官邸・コロンボフォート警察といったクラシカルな建物群が軒を連ね、その周辺には高級ホテル群も多数立地するという、これまで訪れてきたスリランカの街並みとは明らかに違う雰囲気を醸し出していた。
 加えて、海岸沿いでは中国企業によるリゾート開発が着々と進行しており、完成すればさらにその魅力を増すことだろう。ちなみに、コロンボ市内では中国企業によるビル建設が至る所で行われているようであり、スリランカと中国の経済的な結びつきの強さを実感した。

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アジアらしい雰囲気(スリランカ旅行56)

 7日目となるこの日は、8時半に朝食というのんびりモード。コロンボ到着までの行程が予想以上にスムーズであり、コロンボ観光には実質2日間充てることができる。実は前日時点では、このうちの1日をゴール(コロンボの南部にある世界遺産)日帰り観光に充てようかとも考えていたのだが、あまり効率的ではないし、次回訪問時に回そうと考えて順当にコロンボで過ごすことにした次第である。
 朝食会場からはコロンボ港を一望することができ、かつ会場内は閑散としていたので落ち着いて食事をすることができた。こうした面から判断しても、もう少し評価されて良いホテルではないかと感じた。
 ホテル出発は9時半頃。午前中は「ジャミ・ウル・アルファー・モスク」「オールドタウンホール」、「オランダ博物館(リノベ中のため休館)」などベター地区を中心に2時間ほど観光した。この地区はこの後訪れるフォート地区とは異なり、いかにもアジアらしい喧騒と雑踏が感じられるなかなかの雰囲気であり、これ自体はそれほど苦にはならなかったのだが、猛暑にはかなり苦戦した。前日滞在したキャンディは高原都市ということで大変快適な気候であり、その反動もあったのだろう。この日と明日の2日間は暑さとの戦いであった。

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勘が悪くて申し訳ない(スリランカ旅行55)

 Tシャツ購入後は、近くで早めの夕食を取ることにしたが、あいにく私が目星を付けていた食堂街は軒並みクローズしており、オープンしているのはサモサや菓子類などを扱う商店のみ。時間的にいた仕方ないのかと考えながら散策を続けていたところ、ようやく1軒のローカル食堂を発見した。
 店頭でホッパーを作っていたので早速注文したところ、レジに行けとのこと。ここで私はこの食堂の注文パターンに気付くべきであったのだが、何らピンと来ることなく単にレジ前で待ち続けると言うかなり愚かな対応を取ってしまった・・・
 しばらくして先ほどのホッパー調理人が私の所にやってきて、「まずカウンターで注文してレシートを受け取り、それを俺に渡すんだよ」と親切に教えてくれ、その後も会計係と2名体制でしっかりフォローしてくれた。今までこのパターンは各国を旅する中で幾度となくあったし、周辺の様子を見ていれば気づきそうなものだが、何故かこの時はここまで言われて初めて理解すると言う始末。勘の悪さに申し訳なく感じた。
 ちなみに、この食堂は珍しくメニューに料金が記載されていたので、安心して注文することができた。結局エッグホッパー2個+ベジホッパー1個+ダルカレーで180ルピーという料理・サービスともに大変満足な夕食を取ることができた。この後は、夜食用として露店のパン2個を70ルピーで購入し、それらを平らげた後21時前には就寝した。何はともあれ大変な1日であった。。。

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とりあえず確保(スリランカ旅行54)

 ホテルで1時間程度休息した後は、周辺エリアの散策に出かけることにした。コロンボ滞在は実質あと2日間あり、この日は実質的な移動日に充てていたので、決して無理をする必要はない。
 数分ほど歩くと、衣料品店が軒を連ねる界隈に到着。ここでこれまでほとんど目にすることのなかったご当地Tシャツを発見したので、価格を確認したところ800ルピー(約600円)との回答。この旅行中にTシャツの料金を2度確認したことがあり、その中でも最も安かったが、無論この価格で良いわけはない。そこで、「アヌラーダプラでは500ルピーで買ったのだが、お宅は幾らで売ってくれるのか?」と持ち掛けて見た。無論、500ルピーの件は虚言であり、最終的に400ルピー位で買えればOKとイメージしていた。
 すると店員は、「では500ルピーで売ってやるよ」と私の意向も聞かずにTシャツを包装し始めたが、500ルピーでは意味がないので更なるディスカウントを要求するも500ルピー未満では売れないとのこと。少なくとも450ルピーには落ちそうなパターンであり、通常考えられない流れであるが、こちらの購買意欲を見透かされたのかもしれない。
 無論このままバイバイして他を探すことは可能だが、この時点で1枚も買えておらず、かつこの後買える保証は全くなかったので、やむなく500ルピーでお買い上げする羽目になった・・・。相変わらずの交渉下手ではあったが、結果としてこの判断は正しかった。と言うのは、翌日・翌々日ともにこの界隈以外でTシャツを買える店を見つけることができなかったことに加え、このTシャツは生地質もしっかりしており現在も頻繁に着用しているからである。

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グランドオリエンタルホテル(スリランカ旅行53)

 駅からホテルまでは徒歩15分程度。僅かな時間ではあったが、初日に駅周辺を歩いていたので方向感覚は掴めており、ほとんど迷うことなくホテルまで到着することができた。
 このホテルは1875年創業のコロニアルスタイルのホテルであり、格式と伝統を兼ね備えたトラディショナルホテルであるのだが、最近は老朽化が進み宿泊料金も3つ星レベルまで下落し、結果割安な団体旅行で頻繁に使われていると言う。以前の旅行記でも述べたとおり老舗ホテルの辿る道は、①現在も格式ある一流ホテルとして君臨している、②過去の栄光だけが頼りの凋落ホテル、の大きく2パターンに分かれると考えているが、本ホテルは当然後者であろうと当初は考えていた。
 しかし結論から言えば、本ホテルのコスパは断トツでNO1であった。客室内のアンティーク感は薄れているものの、宿泊という機能面だけを考えれば十分なレベルである。一方、白亜の外観やロビー・エレベーターなどの内装は一見の価値がある。さらに、朝食の内容は平均レベルを上回る豪華さであり、加えて全体的なサービス面も特段問題なかった。従って、料金との見合いで考えればもう1度宿泊しても良いと思える内容である。

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最大の試練(スリランカ旅行52)

 まさかここで試練に出くわすとは予想していなかった。前述の子供たちとの交流を終えて、2等車両に乗り込むと結構な立ち客が通路を埋め尽くしていた。キャンディ→コロンボ間は約3時間半。立ちっ放しは厳しいが、この混雑状態ならば何とか耐えられるだろうと考え、できる限り良いポジションを確保して出発を待った。
 電車は約10分遅れで出発。途中駅で停車するにつれて立ち客は次第に増えていき、やがて日本の満員電車並みの状態になった。なお、当然のことながら3等車両も相当の混雑ぶりであったが、2等とそれほど変わらなかったので、座れなければ同じと考えてよいであろう。つまり、料金差90ルピー(約70円)が無駄になってしまったわけであるが、これは如何ともし難い。
 私は出入口から近い壁際に寄りかかって時を過ごしていたが、ドア全開で走るので電車の揺れで振り落とされないか最初は気が気ではなかった。一方、現地の人たちの中には(車両奥に入れずに)全開のドア付近の手すりに掴まり、或いはステップに座るなどして体が半分以上外に出ている状態であったが、彼らは当たり前のような涼しい顔をして普通に乗っていた。
 結局コロンボ駅には定刻40分遅れで到着(所要時間は約4時間)。昼食は車内の物売りからサモサを買って済ませようと考えていたが、物売りは通るものの混み過ぎて私の立ち位置から買えるような状況ではなく、かつ食べるスペースもなかったためにその当ては完全に外れ、口にしたのは前日参加したフリーツアーで貰ったピーナツ菓子と水だけであった。

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お菓子交流の難しさ(スリランカ旅行51)

 その後は一度ホテルに荷物を取りに戻ってからキャンディ駅に向かい、2等自由席チケットを190ルピー(約140円)で購入。スリランカは物に比べて鉄道運賃が異常に格安である。
 発車予定時刻の30分前にはホームに入り、自分の乗車すべき車両に移動していると、車内からハローハローと何人もの人から声を掛けられた。ふと目をやると、既に車内に居た10歳前後の子供たちであった。
 私も手を振って応じるとともに、その時丁度持っていたキャラメルを窓越しにあげた。すると皆大喜びで次から次へと子供たちが群がってきたので、窓越しに1個ずつ渡していくという時間がしばらく続いた。過去には与える物がなくなる、或いは分配を巡って喧嘩が起きるといった理由により、この交流により結構な目に遭っているのだが、今回は十分な量を準備していたので、幸い足りなくなるという事態にはならなかった。しかし、別のデリケートな問題に遭遇することになる。
 とある子供にキャラメルを上げると、その子の親らしき人がその子供を叱っていた。その様子から推測するに「知らない人から物を貰うな」ということだと思われた。大多数の子供たちは喜んで貰っていたし、これまでの経験上その親や周囲の大人たちからもネダられるというケースも多々あったが、普通に考えれば叱る親が居ても全く不思議ではないし、少なくとも日本で同様のことを行ったら結構な割合で子どもは叱られることだろう。この交流も時と場所を選んで行う必要があると感じた。。。

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物乞いとの接点(スリランカ旅行50)

 翌日は7時過ぎに朝食を済ませ、7時半にはホテル周辺の寺院散策に出掛けた。前日足を延ばさなかったキャンディ湖畔以外のエリア(仏歯寺に隣接する仏教寺院や教会・モスクなど)を中心に1時間半ほど回り、なかなか充実した散策になった。
 その後は、この日利用するキャンディ駅周辺の散策を行うと同時にホテルから駅までの道順を確認。徒歩15分程度と歩けない距離であることが確認できた。この通り沿いには物乞いが何人かおり、私が通る度にハローと声を掛けて手を差し出してきた。無論本来は完全無視であるが、この時は少し別の考えを抱いていた。
 というにも、スリランカ入国以来10ルピー以外のコインを目にしたことがなく、渡航先のコイン・紙幣収集を趣味とする私としては、是非1ルピーや5ルピーのコインを手にしたいと考えていたのである。これについては、先の宿泊した2つのゲストハウスにも頼んだのだが、いずれも持ち合わせていないとの回答であり、どこかで手に入れたいと考えていたところ、物乞いの手には大量のコインがあった。
 私は1人の物乞いの前で立ち止まって20ルピー札を差出し、彼の手から1ルピーと5ルピーコインを取り上げると、彼は私に手を合わせて感謝を示した。と同時に、彼は私の意図するところが理解できたらしく、もう1種類の5ルピーコインを見せてくれた。それは先ほど入手した5ルピーコインとは異なるデザイン(一昔前のもの?)であったので、再度20ルピー札を与えてサンキューと言ってそのコインを取り上げると、彼は親指を立てて笑顔でこれに応えてくれた。
 その通りは結構な人通りがあり、道行く人は旅行者と物乞いが何をしているだろうかと怪訝に思えただろうが、少なくとも当事者の双方がハッピーになれたことは間違いない。

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