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足立区出身税理士の海外旅行記

地元の東京都足立区で事務所を開業している税理士の海外旅行記です。

利用価値のある安宿(チュニジア・カタール旅行31)

 スースで2泊したホテルは、ガイドブックにも載っているメディナ内の安宿。ホテルのチェックイン時間には早かったが、もう部屋に入れると言われたので入ってみると、残念ながら掃除がされていなかった。星の数と宿泊料金からして全く期待していなかったので、この程度の行き違いは十分想定できており、特段何とも思わなかった。
 ちなみに、初っ端こそ安宿らしさを発揮した同ホテルであるが、その後はヒーターの効きが悪くて部屋が少し寒いという点を除けば特段問題なく過ごすことができ、少なくともコスパで考えた場合には利用価値はあることは加筆しておきたい。
 当初はここでエルジェムに行く予定であったが、電車の遅れでスケジュール的に厳しいかと思われたので、とりあえずホテルに荷物を置いて出かけたのは至近距離にあるリバトと呼ばれる要塞であった(入場料は8D)。
 私が大好きなこの要塞見学は、後で訪れるモナスティールでも行い、見ごたえとしてはモンスティールの方が上だったが、スースのリバトからの眺めは素晴らしいものであった。そしてメディナの中は地元市民で混雑していたものの、リバト内の観光客は疎らであった。

足立区の中野浩志税理士事務所
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原因不明の遅延(チュニジア・カタール旅行30)

 だが、定刻の8時35分になっても電車は一向に見えず、無論これに関するアナウンスもなし。朝方の寒い中をひたすら待つしかなかった。一方、向かい側のホームには郊外からの鉄道が15分毎に到着し、その度に多数の通勤客が降車していたが、私はこの光景を少なくとも5回は眺める羽目になった。
 結局電車が出発したのは9時半過ぎであり、定刻の1時間後。遅延時間としてはまあ仕方がないと思えるレベルであり、かつ無事座席を確保できたのでトラブルというほどの事態にならずに良かった。
 ちなみに私はこの時1等チケットを購入したが、2等との座席の差はそれなりにある。また、1等車両の乗車率は50%以下であり、見た限りでは2等も同じような混雑状況であった。ちなみに乗車するとすぐにチケットチェックが行われ、1等から2等に戻されている人は私が確認しただけでも数人はいたが、特に怒られたり罰金を取られている様子はなかった。
 こうして乗車すること約2時間で電車は無事スース駅に到着。駅から宿泊ホテルまでは若干迷ったものの徒歩15分程度で到着することができた。

足立区の中野浩志税理士事務所

考え過ぎて眠れず(チュニジア・カタール旅行29)

 チュニスを出発するこの日は4時起床。その後2.5時間ほど眠れず気づけば6時過ぎになっていた。不眠の原因はこの日の行程を考え過ぎていたためである。
 午前中にスースに到着した後は、まず先に円形闘技場で有名なエルジェムを訪問予定であったが、タクシーやルアージュをうまく乗り継いでスムーズに向かえるだろうかという不安があった。しかもスースのルアージュステーションは街中から離れていることから、必然的にタクシーを使うことになり、これも不安を増幅させた。だが、結果としてこの心配は杞憂に終わり、代わりに翌日は私の旅行史上でNO1レベルの綱渡り旅になった。
 7時までには朝食を済ませて7時35分頃チェックアウト。スース行きの鉄道が出発するチュニス駅に到着したのは出発45分前の7時50分であった。これだけ早めに到着した理由は、やはり前々日のテブルスークに向かうバスがかなり混雑していたことに起因する。仮に既に列が出来ていて座れなかった時のリスクを考えたわけであるが、駅ホームを見渡す限りでは乗客はそれほど多くないようであり、座席確保は容易な状況であった。これで安心してスースまでのんびり過ごせると思ったのだが・・・

足立区の中野浩志税理士事務所

大満足の夕食(チュニジア・カタール旅行28)

 ホテル帰着後は、十分な休息を取り17時半頃に夕食を取るべく隣接するメディナに移動。しかし、メディナの大部分の店は後片付けをしており、奥に入れば入るほど閑散状態というか不気味なほど静かとなり、かつガイドブックに記載されている目的のレストランを見つけられそうになかったので、早々に退散した。ちなみに、旅の後半ではこのチュニスのメディナ相手にこれまで例のないほどに苦戦を強いられることになろうとは、この時は夢にも思っていない。
 メディナ内での食事を諦めて、次に向かったのは新市街。結局この日の夕食は、ガイドブックに載っている食堂でコーラ+オジャデメルゲズ+フランスパン=10D(メニューリストで確認したフランスパン以外の価格合計は9Dであったので、おそらくパン代として1D取られていると思われる)。味は良く、店員が親切、料金が安くチップ不要という、ローカルフードを味わうにはうってつけの食堂であると言えよう。
 ちなみに、この食堂付近にも数軒同じような食堂があり、旅の後半ではそのうち2軒を訪れたが、いずれもこの日訪れた食堂と同レベルの満足度であったことを付け加えておきたい。

足立区の中野浩志税理士事務所

レートよりも時間(チュニジア・カタール旅行27)

 両替時にレートを重視することは言うまでもないが、観光客にとって大切なのは言うまでもなく時間であり、両替のために中途半端な時間待たされるくらいなら、それなりのレートで手を打つことが現実的である。そして、この時のチュニスでの両替はその典型例と言える。
 カルタゴからチュニスに戻ったのは15時過ぎ。チュニスマリン駅からホテルまでの帰路に両替しようと沿道の銀行を何店か見て回ったが、どこも例外なく行列ができており、自分の番が回ってくるまでに数十分かかる可能性も十分考えられた。実際比較的列の少なそうな銀行で一度並んだのだが、5分経っても列が進まず痺れを切らして列を離れた。
 結局両替できぬままホテル近くまで来た時、2~3人しか客がいない私設両替店を発見した。対ドルレートを見ると50ドル=138.75Dと確かに銀行系に比べれば少し悪いが、円換算では1D=40円を切っており、その差は気になるほどではない。まさに「時は金なり」である。
 なお、既に気づいていたことであるが、チュニジアでは空港と市内の両替レートにほとんど差がなく、かつ小額紙幣で渡してくれるので、空港でまとまった金額を両替するという対応も十分考えられる。

足立区の中野浩志税理士事務所

ラブラビの正規料金(チュニジア・カタール旅行26)

 前日訪れたテブルスークでラブラビの価格5Dに疑問を持ち、是非適正料金を知りたいと考えていたのだが、その時は意外にもすぐに訪れた。それはカルタゴ観光中に入った食堂で昼食を取った時である。
 前日同様に一定の作業を済ませて食事を取る。ここまでは前日と同じであり、トッピングこそ若干異なるものの相変わらずの美味さである。そして会計タイムとなり料金を確認すると、何と前日と同じ5Dであった。
 前日も店主の動作を見ている限りではオーバーチャージはないと思っていたのだが、特にこの時の店主はそうした悪さとは無縁の感じの良い青年であったので、5Dは適正料金(観光地価格であったとしても、観光客をターゲットにしたぼったくり価格ではない)と考えて間違いないだろう。
 だが、チュニスからカルタゴまで所要時間約30分の電車が0.7Dで、食堂のファストフードが5Dというのはアンバランスが過ぎないか。この差について強引に日本の物価で表すならば、JRに30分乗車した際の鉄道運賃を300円とした場合、牛丼チェーン店の牛丼並盛は2千円を超えることになるのだが・・・

足立区の中野浩志税理士事務所

遺跡三昧(チュニジア・カタール旅行25)

 ピュルサの丘の次に訪れたのはローマ劇場。これは正直期待外れであり、すぐに次のローマ人住居跡に向かった。この住居跡は予想以上に広く、まずまずのスポットと言える。個人的にはピュルサの丘よりも上である。
 だが、次に訪れたアントニヌスの共同浴場は、カルタゴ観光のハイライトと言われるだけあって素晴らしかった。先に訪れた3か所を訪れる観光客は疎らであったが、ここはそれなりに観光客で賑わっていた(相対的にという意味であり、エリアの広さに比して言えば十分空いている)。個人的にはカルタゴ観光を手早く済ませたければ、共同浴場だけ訪れれば良いと思うくらいである。
 共同浴場に1時間滞在した後は、カルティエマゴン、古代カルタゴの港跡、トフェなる遺跡などを巡ったが、共同浴場に比べれば小粒であり、遺跡に強い関心がなければカットしても何ら問題ないところだろう。
 最後の目的地であるトフェを見終わった時点で時間は14時過ぎ。ここからカルタージュサランボ駅に向かい、美しい街並みで有名な「シディブサイド」に足を延ばすという行程は効率的に思えたが、この日はかなり歩いたことで疲労もそれなりに貯まっていたので、ここは冷静にチュニスに引き返した。いずれにしても、点在する多くの遺跡を徒歩で巡るという私にとっては大変充実した日となった。

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早め早めの日本人ツアー(チュニジア・カタール旅行24)

 カルタゴ観光の起点となる駅は、カルタージュハンニバル(以下「ハンニバル」と呼ぶ)という駅であり、私は路線図でしっかりチェックしていたのだが、実際に下車したのは一つ先の駅であった。無論、私が寝過ごしたり見誤ったわけではなく、これには理由がある。それはハンニバル駅が工事中であったためである。
 私はチケットを買った時に確かに「ハンニバル駅」と伝えており、その時に「その駅は工事中だよ」と教えてほしかったところであるが、これはおそらく言葉の壁のせいかもしれない。何しろ街中で英語が通用するケースはほぼないと言ってよい。
 実際の下車駅から最初の観光スポットであるピュルサの丘までは結構距離があり、かつ途中で雨が降ってきたので大変であったが、何とか8時50分には目的地に到着(カルタゴ域内の共通券12D)。すると何とその場所には既に日本語が書かれているバスが停車しており、そこへ見学を終えた日本人団体ツアー客が戻ってくるのを目にした。少なくとも彼らは8時前にはホテルを出発したのだろう。この時間は他の団体観光客がいないため、静かに見学できるというメリットを選択したが故の早めの移動なのだろうか。日本人ツアーであればその程度の配慮・工夫が行われることは十分考えられるが、無論真相は不明である。
 最後に、カルタゴ博物館が長期休館中であったこともあり、ピュルサの丘の評価については今一つ。先にドゥッガを訪れたことを後悔した。 

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カルタゴ観光に向けて(チュニジア・カタール旅行23)

 チュニジア3日目となるこの日は、夜中の3時に起床した後2時間眠れず、その後1時間眠って6時起床という不安定な睡眠サイクルに陥ってしまった。ちなみに、この不規則さは日本帰国後も1週間程度続くことになる。
 ホテルで初めて取る朝食は、冷たい料理(ハム・チーズ・野菜・果物・デザートなど)はそれなりに充実していたものの、温かい料理は1~2品のみという貧弱なものであり、しかもその場で作ってくれるオムレツは、これまでホテルで食べたオムレツの中で最も不味かった。私ですらもっと上手いオムレツを作れるのにと思うほどであったが、これについてはチュニジア風ということで前向きに考えたい。だが、それでも前項のMホテルの朝食と比べれば遥かにマシである(詳細は後述)。
 この日は前日行く予定であったカルタゴを訪れるべく7時15分頃にホテル出発。出発駅であるチュニスマリン駅までタクシーを利用すべく交渉したが、6Dっぽいことを言われたのでスルー。フランス語の金額を私が聞き間違った可能性もあるが、いずれにしてもメータータクシーがほとんどのチュニスにあって値段を言ってくる時点でアウトである。結局チュニスマリン駅まで約15分歩き、駅から鉄道(2等で0.7D)に乗車してカルタゴに向かった。

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史上最悪のホテル②(チュニジア・カタール旅行22)

 無論予約確認はたまたまMホテル前を通ったので行ったに過ぎず、正しく予約されているであろうことは間違いないと考えていたので敢えてする必要もなかったのだが、この対応を受けて怒りや呆れも去ることながら、非常に不安な気持ちになった。サービスが劣悪で不快な気持ちになるだけならまだしも、まずは本当に予約されているのか、料金の不正請求は行われないか、部屋を出ている間に何か盗まれないか、その他金銭絡みのトラブルは起こらないか、などなど。
 この後歩いてホテル(この時宿泊していたホテル)に戻った後、Mホテルを別のホテルに変えようと考えたほどであったが、既に無料キャンセル期間を過ぎていたので、さすがにそれは思いとどまった。と同時に、このホテルの予約前に第2候補であったチュニスを代表する老舗のAホテルを予約しておけば良かったと心から強く思った。なお、後日このMホテルに宿泊した際に受けたサービス・設備・雰囲気どれを取っても、高級ホテルとは到底思えない低いレベルの内容であったことは後述したい。
 話をこの時宿泊していたホテル帰着後に戻し、この日はドゥッガ観光の疲れで外に出る気になれず、夕飯は手持ちのチョコレートで済ませ、この日は実質的に昼のラブラビ一食のみという極めて不健康な食事となった。

足立区の中野浩志税理士事務所

史上最悪のホテル①(チュニジア・カタール旅行21)

 今回のチュニジア旅行は、これまでの旅行史の中でも屈指の充実した旅であったが、それであるが故に某ホテル(以下「Mホテル」と呼ぶ)に関するサービス全般の劣悪ぶりが余計に際立つ。このホテルとは、この時に私が滞在していたホテルではなく、旅の後半チュニスに戻った際に宿泊したホテルである。
 まず、北バスターミナルからメトロに乗車してリパブリックというターミナル駅で下車した。この駅からMホテルまでは至近距離であったので、ホテルの場所確認と念のための予約確認をしようとMホテルを訪れ、ホテルマンにその旨を告げたところ「ここでは確認できないので、明日電話で確認して欲しい」とのこと。
 この時点では自分の意図するところが正確に伝わっていないと思い、「このMホテルに宿泊予定なのだから、それは確認できるだろう」と再度言ったところ、回答は同じ。加えて名刺を渡され、この番号に明日電話しろとの回答。要約すると、Mホテルの予約確認をMホテルのフロントで行ったところ、フロントでは確認できないので明日改めて電話しろと言われたのである。なお、この時にロビーにいる客は私1人であるので、係員の多忙が理由ではない。
 フロントでの予約確認については、先月シンガポールのトランジットホテルで行ったことがある。具体的には11月にシンガポール空港を利用した際、「来月(12月)予約しているのだが、その確認を念のためにしておきたい」と伝え、当然その場で対応してもらえた。今考えてみても全く意味不明な対応である。

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ラブラビとの出会いと疑問(チュニジア・カタール旅行20)

 ラブラビというチュニジア版ファストフードは、私がこの旅行中最も食した料理である。無論安い・早いという点も理由であるが、自分の口に合った味という点が大きい。そして、このラブラビと初めて出会ったのはこのテブルスークの昼時であった。
 店に入ると、独特の色・形状をした丼ぶりとフランスパンを渡されるので、そのパンを細かく手で切って丼の中に入れて店員に渡す。すると店員がひよこ豆の汁や様々なトッピングを入れて返してくるので、それをかき混ぜて食べるという具合である。
 だが同時に大いなる疑問も感じることとなった。その疑問とは料金である。最初の印象では料金は2~3Dくらいかと思っていたが、この時に請求されたのは5D。明らかに高いとは思ったが、驚くほどでもなかったのでその場は普通に支払いを行った。だが、帰りのルアージュの中で考えれば考えるほど疑念は深まるばかりであった。
 テブルスークからチュニス北バスターミナルまではルアージュで約1.5時間。料金は7Dを少し超える程度であったので、バスとほぼ変わらない。北バスターミナルからはメトロ駅まで10分程度歩き、ここでまたまた20分待ち。メトロの発着頻度は驚くほど少ないので、できればタクシーを利用したかったのだが、そのタクシーは捕まらない。ちなみに旅の後半でもタクシーが捕まらずに苦労したのだが、これについては後述したい。

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安過ぎて不満(チュニジア・カタール旅行19)

 ドゥッガの入場料は何と8D(約320円)。世界遺産としては破格の安さである。無論、観光客にとっては有難いことこの上ないが、私個人としては仮に80D取られても不満はないし、むしろ遺跡保全の観点から観光客に一定の負担を求めるのは順当な流れであると考えている。
 そもそもチュニジアの観光施設の料金設定には大いなる疑問を感じざるを得ない。多くの観光施設の入場料は日本円にして12~13D(約500円)であり、これは有名なバルドー博物館も例外ではない。また、後日訪れるカルタゴやケロアンのように主要なスポットを全て巡ることができる共通券も同額である。もしかすると観光施設の入場料は全てこの料金にするといったような政府のルールがあるのかもしれない。
 良く言えば非常に良心的な料金と言えるが、観光政策として考えた場合にはどうなのか。遺跡保存のための負担は国民の税金から賄うことになるであろうし、それらが捻出できない場合には適切なメンテナンスが行われず、結果として歴史遺産の損失につながる恐れもある。あくまで私見であるが、これだけ価値ある遺産であれば他国のように数千円徴収しても観光客はそれほど減らないであろう。
 安すぎて不満というのも変な話であるが、正直ドッゥガではこの破格の安さに対して土産品購入やチップという形で返したいと考えたほどであった。

足立区の中野浩志税理士事務所

感動の連続(チュニジア・カタール旅行18)

 テブルスークからドゥッガまでは10分程度で到着。待合せ時間を約4時間後の13時としてドライバーと別れた。
 ドゥッガ遺跡の詳細は割愛するが、結論としてはこの旅ダントツのNO1スポットであった。朝方は寒さが厳しかったが、約2時間で大まかな見どころを1周し、残り時間でマニアックスポットを含めてもう1周した。朝方はほとんど観光客がいなかったが、10時過ぎからは次々に観光客が到着し、それらの中には日本人も結構見かけた。また、時期的な要因もあって中国人は日本人ほど多くはなく、西洋人では英語圏以外が圧倒的に多かった。とは言っても、遺跡の広さに比べれば観光客は非常に少ない。これだけ素晴らしい遺跡であるにもかかわらず何か勿体ない気もしたが、この閑散ぶりはこの時がチュニジア観光の閑散期ということも間違いなく影響しているだろう。
 こうして4時間ほど遺跡内で過ごし、13時に迎えに来たタクシーでテブルスークの街に戻った後(別れ際にチップ1D)、ルアージュ乗り場正面の食堂で昼食を取ることにした。

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何とか無事下車(チュニジア・カタール旅行17)

 バスは7時10分頃に出発。車内は超満員でありかつ座席は狭くて寒い。お世辞にも乗車環境は良好とは言えないものであった。
 出発して1.5時間ほどでと小さな街に到着。テブルスークまでは2時間と聞いていたので、この街の次当たりがテブルスークではないかと考えたが、何か気になったので念のため周囲の人に確認すると、何とここがテブルスークとのこと。もう少し大きな街をイメージしていたのだが、少し賑やかな沿道レベルの到底街とは言えない場所であった。いずれにしても、周囲の乗客の助けを借りながら、大混雑の中を無事降車できたのは幸いであった。
 このテブルスークからドゥッガ遺跡まではタクシー一択。ルアージュ乗り場でタクシーについて確認すると、呼び込みの一人がタクシーを止めてくれた。早速料金について尋ねると往復で20Dとのこと。距離を考えれば15Dでも十分過ぎるであろうが、一応ガイドブックに記載されている適正相場の上限値であることに加え、他に交通手段がない時点で立場は明らかにこちらが悪い。こうした場合は早期妥結が肝要と考え、言い値で合意した。

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バスとルアージュ(チュニジア・カタール旅行16)

 北バスターミナルからドゥッガ近くの街「テブルスーク」に向かう交通手段は、バスとルアージュ(シェアタクシー)の2通りの方法があり、ネットで事前に確認した限りではルアージュの方が使い勝手が良さそうであった。
 しかし、日曜日の早朝6時過ぎということもあってなのか、テブルスーク行きのルアージュに人が集まる気配が全くなかったため、やむなく7時発のバスを利用することにした(料金は6.14D)。ちなみに、このチケットを買うのに10分以上並んだのだが、その原因は割込みである。インドほどではないが、チュニジアでも少なからず横行しているようであり、少なくとも私のすぐ前では割り込まれないよう細心の注意を払い、この旅行中も少なくとも3回ブロックした。このチケット購入後も、仮にルアージュが先に出発しそうであれば、(バスチケットを捨てても)ルアージュを利用しようと考えていたが結局状況は変わらず、予定通りバスを利用することになった。
 7時発なので6時40分頃にバスに乗れば十分かと思ってターミナル内の待合室でのんびり座っていたのだが、実際その時間にバスに向かうと車内はほぼ満席であり、何とか後列の席をギリギリ確保できたという際どいタイミングとなった。しかも、その後も次々に乗客が乗り込み、出発時には二十人近くが立っていた。仮にあと1~2分遅かったら私の席はなかっただろう。何事も早めの行動が肝心である。

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天候次第のスケジュール(チュニジア・カタール旅行15)

 前日の夜は20時には就寝し、起床は4時半。8時間の熟睡は旅行以外では経験できない珍事である。
 当初の予定では、この日は近場のカルタゴ観光で済ませ、翌日に私が最も高い期待を寄せていたドゥッガ遺跡を訪問予定であったが、天気予報によればこの日が晴天で風もそれほど強くないのに対して、翌日は曇天かつ風が強いとのこと。荒天時のドゥッガは避けるべきである旨はガイドブックにも記載されていたことから、急遽予定変更で先にドゥッガを訪れることにした。ドッゥガにはできる限り早く到着しておきたいとの思いから、ホテル出発は5時半。当然ホテル朝食はスキップすることになり、この旅行全体で見ても朝食スキップ率が非常に高かった。
 まずはメトロ乗り場に移動して待っていたのだが、20分近く待っても来る気配がない。そこへ丁度乗客を降ろしたタクシーを発見したので、素早くそのタクシーに乗り込んだ。チュニス北バスターミナルまでは10分弱で料金は3.45D。相場よりも少し高く感じたが、深夜料金などが影響しているのであろう、別段気にするレベルではない。そして「影響」と言えば、前日のチップの件が尾を引いたせいか、ここで特段与える必要のないチップ0.55Dをドライバーに渡した。

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チュニジアでのチップ(チュニジア・カタール旅行14)

 この日の夕食は、ガイドブックに載っていたレストランでガルグレット+ビール(セルティカというチュニジアビール)2本で29D。店格は中級レストランであり、味は普通に美味しかったというところであったが、特段印象には残っていない。
 逆に記憶に残っているのは帰り際である。会計は29Dであるので、少し悩んだ挙句30D支払ったところ、店員が「セルビス・セルビス」と言ってきた。今後何度か触れるが、チュニジアでは英語はほぼ通じず、アラビア語以外ではフランス語が広く話されている。だが、このセルビスはサービスを指しており、要は「チップもっとくれよ」と催促されていることはすぐにわかった。
 上記で「少し悩んだ」と記載したのは、やはりチップ1Dでは少ないかと考えたから故である。しかし、この時は小額硬貨(1Dコイン)を持っておらず、かつこうした場合に威力を発揮する1米ドル札もホテルでポーターにあげてしまったので、この時手元にはなかった。それでも与えるとすれば、5Dや10D札を両替してもらい、その一部をチップに加えるという対応であるが、あまりスマートとは言えないし面倒である。しかも、ガイドブックではチップは別段どちらでも良いようなことが書かれていた。
 こうして諸々思考した結果、30Dのみ置いて店を出た。憎まれ口を叩かれることはなかったが、どれだけ旅していてもチップ問題は常に頭を痛める。

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使えないメトロ(チュニジア・カタール旅行13)

 ホテルチェックイン後1時間ほど休息を取り、16時半過ぎに3日後のスース行きの鉄道チケットを入手すべく、歩いて駅に向かった。
 入手したチケットは1等往復で19.2D。私は1等より上のクラスであるコンフォートという座席を取りたかったのだが、この列車は1等と2等しかないらしく、今回の旅行で私が乗車した全ての列車が同様のようであった。ちなみに、1等のチケットにはシート番号が記載されているが実際には自由席であり、この曖昧な運用については当初若干懸念していたが、実際には何ら問題はなかった。
 駅からの帰路は、試しにメトロに乗車しようとチケットを購入し(料金は約0.4D)、乗車したまでは良かったが、何と乗車してから30分以上待たされた。メトロと言っても地下鉄ではなく所謂路面電車であり、私のイメージでは少なくとも10分毎に運行されているものと考えていた。しかし、この日以後も時間帯によって30分以上待たされるケースもあり、途中からは2~3駅区間メトロを使うくらいなら歩こうと考えるようになった。正直言ってチュニジアのメトロは、時間的制約のある旅行者にとっては使い勝手が悪い。そして、これは可能な限りタクシー利用を避けたいと考える私にとっては痛手であった。

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可も不可もないホテル(チュニジア・カタール旅行12)

 バス降車場所からホテルまでは徒歩15分。メイン通りであるハビブ・ブルギバ通りをひたすら歩き続けたが、予想に反して信号が少なく、加えて曜日(土曜日)と時間帯(15時頃)のせいなのか沿道は大混雑であったため、荷物を持ちながらの移動は意外と難儀した。ちなみに、この時以後もこの通りを何度か歩いたが、その時はリスクの少ないコース取りがわかったため、横断の苦労はほとんどなかった。
 到着日から合計3泊したこのホテルは、メディナ近くに立地するクラッシックな造りの建物であり、いわゆる歴史あるホテルという一点のみでチョイスしたのであるが、評価としては全てが平均点レベルであった。取り立てて何か良い悪いということがない平凡なホテルであり、特段お勧めはしないが、と言って避けろというほどでもない。
 だが、今回チュニジアで宿泊した3つのホテルの中では最も良かったと断言できる。というのも、後述するとおり後半のチュニス滞在では、私の旅行史上最悪のホテルに宿泊してしまったからである。

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