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足立区出身税理士の海外旅行記

地元の東京都足立区で事務所を開業している税理士の海外旅行記です。

消費税に関する届出失念①(不適用届出書)

 今回の所得税確定申告において、消費税に関する届出失念により無用な納税を余儀なくされたケースがあったので、その概要について触れたい。
 一定の要件に該当する者については、消費税を納める義務がある(以下「納税義務者」と呼ぶ)。しかし、その一定要件に該当しない者であっても、所定の届出書(消費税課税事業者選択届出書、以下「課税選択届出書」と呼ぶ)を提出すれば納税義務者となることができる。例えば、建物の新築・改装など多額の設備投資を行う場合には、消費税の還付を受けられる場合があるので、課税選択届出書をあらかじめ提出することはしばしばあるのだが、問題はその後である。
 課税選択届出書による効力は、原則として取り止めの届出書(消費税課税事業者選択不適用届出書、以下「不適用届出書」と呼ぶ)を提出しない限り続くので、その必要がなくなった場合には(提出時期等について一定の制限はあるが)速やかに不適用届出書を提出しなければならない。しかし、今回のケースではそれを失念していたまま申告を続けていたのである。金額的には僅少であったのだが、こうした単純ミスによる納税は是非避けたいところである。

中野浩志税理士事務所
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