FC2ブログ

足立区出身税理士の海外旅行記

地元の東京都足立区で事務所を開業している税理士の海外旅行記です。

消費税に関する届出失念②(簡易課税)

 前回の消費税課税事業者選択不適用届出書に関連して、(今回遭遇した事案ではないが)簡易課税に関する届出失念により無用の納税が生ずる恐れのあるケースについて紹介したい。
 簡易課税制度とは、一定規模以下の事業者については簡便な方法による消費税申告を認めるという制度である。つまり、この要件に該当する事業者については、本来の原則的な計算方法と簡易課税制度を選択できることになる。無論、その都度柔軟に選択・変更できるというわけではなく、仮に簡易課税制度を選択する場合ついては、あらかじめ消費税簡易課税制度選択届出書(以下「簡易課税届出書」と呼ぶ)を提出しなければならない。
 この簡易課税制度が有利となることが多いケースとして、例えば不動産(店舗・事務所)賃貸業が挙げられる。原則的な計算方法であると、消費税の控除対象仕入税額(所謂、計算対象として差引ける経費)はかなり少額になることが多いのだが、簡易課税制度の場合には売上の50%と仮定して計算できるのである。
 無論、正確な試算をした上で意思決定を行っていく必要があることは言うまでもないが、節税方法の一つして是非押さえておきたいポイントである。

中野浩志税理士事務所
スポンサーサイト



トラックバック

トラックバック URL
http://nakanotax.blog.fc2.com/tb.php/196-d71707af
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)