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足立区出身税理士の海外旅行記

地元の東京都足立区で事務所を開業している税理士の海外旅行記です。

借地と底地

 先日クライアントより、「今般、事業所が立地する敷地の新地主となった不動産会社が挨拶に来ることになったのだが、どのような心構えで対応すればよいか?」との連絡があった。
 もう少し詳しく述べると、同社が営業している店舗に係る土地は地主から賃借しており(同社は借地権者)、今般当該地主が不動産会社に対して土地(底地権)を売却したため、新地主となった不動産会社がその挨拶に来るというものであった。
 まず、底地権者が借地権者の承諾なしに勝手に土地を売却することが可能なのかという点について尋ねられたが、これは法律上可能である。但し、逆の場合(借地権者が借地権を売却する場合)には底地権者の承諾が必要となる。私自身も不動産業務について必ずしも深く精通しているわけではないが、この程度であれば即答可能である。
 不動産会社の来訪目的としては、おそらく「底地の買取り」又は「借地と底地の交換」といったところかと推測される。無論、提示される条件次第で判断していくことになるのだが、当然のことながら法律上立退く義務はないので、少なくとも次回の借地権更新時までは現在の条件のまま営業することも可能である。
 こうした直接的な意思決定について税理士が関与できる事項は限定されるが、他士業の連携等を通じて有益な情報を提供できればと考えている。

中野浩志税理士事務所
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