FC2ブログ

足立区出身税理士の海外旅行記

地元の東京都足立区で事務所を開業している税理士の海外旅行記です。

消費税率の引上げ

 昨日(1日)、安倍内閣総理大臣は来年4月1日をもって予定通り消費税率を8%(現行5%)に引き上げる旨正式に表明した。
 ここ数日のマスコミ報道においても十分認識していた事項ではあるものの、正式表明を受けて「来るべき時が来た」という感は拭えない。併せて、設備投資・雇用促進などを柱とする合計約5兆円にのぼる経済対策の概要を示しつつ、経済対策と財政再建の両立を図っていくとともに、自身の故郷である長州藩(山口県)の例を挙げ、決してテンポラリーな対策ではなく、将来を見据えた長期的な方策を講じていく旨も強調していた。いずれにしても、増税により一般生活者にとって過度な負担を強いることのないよう、法人向け減税等の効果が賃上げや雇用促進といった形で円滑に循環していくことが不可欠であろう。
 そして、今回増税に伴い発生するもう一つの重要なテーマは、価格転嫁に関する問題である。我々のクライアントの太宗を占める中小企業が、適正かつ円滑な価格転嫁を行うことができなければ、実質的に本増税分を負担することとなり、それが経営・資金繰りを圧迫する事態に陥る。本件については、中小企業庁や公正取引委員会などが中心となってその防止・取り締まりを図っているところであるが、税理士としてもクライアントに対して本件についての更なる普及周知を図っていく必要があろう。

中野浩志税理士事務所
スポンサーサイト



トラックバック

トラックバック URL
http://nakanotax.blog.fc2.com/tb.php/292-08b155ee
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)