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足立区出身税理士の海外旅行記

地元の東京都足立区で事務所を開業している税理士の海外旅行記です。

スナイパー通り(クロアチア・ボスニア旅行53)

 昼食後は、市内郊外にある「トンネル博物館」というユーゴ戦争時代に造られた地下トンネルを訪問した。交通手段としてはタクシーチャーターが順当であったが、この時は途中駅までトラムで行き、そこからローカルバスを利用する節約プランを選択した。
 まず乗車したトラムは、ユーゴ戦争当時に「スナイパー通り」と言われた大通りをひたすら走り続ける。今でこそ同市のメインストリートとして機能しているが、戦争当時は動くものは何でも撃たれると言われるほどの凄まじい惨劇の舞台であったと言う・・・。そして、トラムの車窓からはその壁面に当時の銃痕を残す建物を少なからず目にした。
 戦争が終わって20年も経ったと言われるが、20年であれば当時を知る人々の多くが存命であり、戦争は決して過去のものではない。加えて、現在でもBHは(同じ国内でありながら)BH連邦側(ボスニア人側)とスルプスカ共和国(セルビア人側)に明確に区分されており、それぞれ独自の立法府を有するなど大変複雑な様相を呈している。そして、行き先によってバスターミナルが分かれていたり、同じ額面の紙幣が2種類ずつ存在することもこの複雑な事情が影響している。
 いずれにしても、平和の尊さやその有難味について改めて考えさせられたひと時であった。

中野浩志税理士事務所
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