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足立区出身税理士の海外旅行記

地元の東京都足立区で事務所を開業している税理士の海外旅行記です。

海外旅行体験(アラブ⑨)

 平成8年時点のシリアは、現大統領の父親(前大統領)が存命であったが、その長男が暗殺されて間もない時期であり、政治的に十分安定していたとは言えないものの一定の秩序は維持されていたと記憶している。だが、首都のダマスカスでは各所に武装警官が監視しているなど閉鎖的な空気も漂い、喧騒と雑踏の中にも独裁政権下の暗さを併せ持った複雑な町という印象である。だが、それはあくまで町についての評価であり、人々そのものは大変親切で温厚であったと記憶している。
 ちなみに、現地人にとって日本人旅行者は大変珍しいらしく、移動時の車内や街を散策している際には頻繁に声を掛けられた(物売りの場合もあったが、多くの場合には興味本位)。特に興味深いのは、現地人の誰かに道を尋ねると、周辺の人々が次々と集まってあっと言う間に数十人の人だかりができ、皆様々なアドバイスを一生懸命に提供してくれるのである。場合によっては、そのまま呼び止められてお茶やお菓子を馳走になることもしばしばあった。言葉が通じないので、自らが積極的にコミュニケーションを取ることはなかなか難しいのであるが、周囲が何だかんだ騒いでいるので気づけば何となくその場に溶け込んでいるという感じであろうか。
 旅先での人的交流は、旅の大きな魅力の一つである。無論、これは様々な危険やトラブル要因となる可能性も有しているが、それを避けてばかりいては旅の楽しさも半減する。こうしたリスクも十分念頭に置いた上で、その場の状況に応じた適切なコミュニケーションを図っていくことが重要である。

中野浩志税理士事務所
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