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足立区出身税理士の海外旅行記

地元の東京都足立区で事務所を開業している税理士の海外旅行記です。

遅い手続き(ルーマニア・ハンガリー旅行78)

 こうして18時過ぎに空港に到着してすぐにチェックインを行いたかったが、チェックイン開始時刻は出発2時間前(18時20分)からとのこと。ブダペスト空港は他の主要都市の空港に比べれば小規模であり、カウンターも航空会社間でシェアして使用するスタイルであるため、これは無理からぬことであろう。ちなみに、搭乗便の乗客はトルコ人が7~8割であり、ファミリーが圧倒的に多かった。
 しかし、定刻を過ぎても一向に開始される気配はなく、それからさらに20分ほどして係員がのんびり準備を始めた。しかも、私の前に並んでいたトルコ人家族数名の手続きにやたら時間がかかったため、結局私がチェックインと出国審査を終えたのは出発1時間前であった。
 この日もいろいろあったことで疲労していることに加え、チェックインや出国審査という事務作業を手早く済ませて精神的にも早く楽になりたかったというのがこの時の正直な心境であり、間違いなく本旅行中もっとも苛ついた時間帯であった。

中野浩志税理士事務所

備えあれば憂いなし(ルーマニア・ハンガリー旅行77)

 外に出る階段を上ると、当然のことながらそこには見たことのない景色が広がっている。日曜日の夕方ということで街は全体的に騒々しく、少なくとも物事を落ち着いて考えられる雰囲気ではなかった。
 そこへ「タクシー?」と声を掛けられた。荷物を担いで動いていたことから空港に向かう旅行者であることはすぐにわかる。これまでも空港に向かうべくこの駅周辺でうろついている私のような旅行者は何人もいたのだろう。タクシーにとっては格好のカモである。だが、当然ここでタクシーを使用するという選択肢はない。改めて周囲を見渡すと数十メートル離れた所にバス停を発見。丁度停車していたバスのドライバーに尋ねるとビンゴであった。
 そのままバスに15分ほど乗車して本来の終点駅に到着。そこから予定通り200E番の市バスに乗って無事空港に到着した。最後の関門クリアの瞬間であった。混乱しながらもある程度冷静に行動できたのは、不測の事態を想定して早めに空港に向かったことが大きく寄与している。ガイドブック等に記載されていた「遅くとも2時間前には空港に到着しましょう」は正しいアドバイスである。

中野浩志税理士事務所

最後の試練(ルーマニア・ハンガリー旅行76)

 国立オペラ劇場見学を終えた後は、地下鉄でホテルまで戻って預けていた荷物を引き取った(チップ200ft=約90円)。時間はまだ16時半過ぎであり、出発便(20時20分)まではだいぶ時間があったが、他にすることもなかったので不測の事態が起こることも想定して早めに空港に向かうこととした。
 ブダペスト市内から空港までは、まず地下鉄M3で終点駅に向かい、そこから市バスに乗車して辿り着くことができる。しかし、西駅からM3に乗車していたところ、終点から3つほど手前の駅で乗客全員が下車した。明らかにここで下車すべき空気であったので私もそれに倣ったが、無論その理由はわからない。この時点では、3日前と同様に地下鉄の故障で一時的に停車したのではないかと考えていた。
 しかし、改札で確認したところ(私の訳が正しければ)「当駅から終点駅までは工事中のため現在運行していない。バスによる振替輸送を行っているので、それを利用して欲しい」とのこと。最後の最後で何か嫌な予感がした。だが、ここで大きな判断ミスを犯して折角の充実した旅行に水を差す結果にはしたくない。ここが踏ん張りどころだと自分に言い聞かせながら行動を開始した。

中野浩志税理士事務所

最後の観光スポット(ルーマニア・ハンガリー旅行75)

 昼食後は、最後の観光スポットである国立オペラ劇場に向かった。私自身、オペラとは全く無縁ではあるが、劇場そのものがブダペストを代表する名所であることに加えて内部見学ツアーもあるので、是非参加したいと考えて足を延ばした次第である。移動の足は地下鉄M1線を利用した。この路線はヨーロッパで2番目に古い地下鉄として知られており(最古はロンドン)、現在も建設当時の姿を復元したレトロチックな雰囲気の小さな車両が走っている。
 劇場に到着して15時発の英語ツアーを申し込んだ(料金は見学料+ミニオペラ鑑賞+写真撮影料=4,000ft(約1,800円))。日によっては日本語ツアーもあったのだが、残念ながらこの日は対象日ではなかった。日本語ツアーがあると言うことは、かなりの日本人旅行者が訪問しているということなのだろうか。ブダペストは、日本人にとって私が考えている以上にメジャーな観光地なのかもしれない。
 定刻の15時になり、ツアーは言語別(五か国語)に一斉スタートした。英語ツアーは約40名が参加し、その中には日本人・中国人が各数名程度いた。約40分かけて内部を見学し、最後にミニオペラを鑑賞してツアーは終了。感想としては、国会議事堂や王宮の丘などと同様にブダペスト観光において外せない必須スポットと言って良いだろう。

中野浩志税理士事務所

突然の豪雨(ルーマニア・ハンガリー旅行74)

 こうして先例のない異質な恐怖体験を済ませた後は、王宮の丘をしばらく散策してから中央市場に向かった。実は、一昨日ここで購入したTシャツのサイズ選定をミスしたので、再度買い直そうと考えたのである。しかし、この日は日曜日であるのでお休みであろうことは十分承知しており、そして訪ねてみるとやはりクローズであった。残念ではあったが、先ほど王宮の丘の土産品店で別のTシャツを購入(1,800ft=約810円)しておいたので、まあ良しとしよう。
 気を取り直して、付近のレストランで昼食を取ることにした。いつも通りにテラス席に腰掛けて手際よくオーダーを済ませる。その後ぼんやり街並みを眺めていたところ、顔や手に水滴が付き始め、その数十秒後には豪雨に変わった。ルーマニアでも突然の降雨は経験済であったが、ここまでスピーディーかつ激しい豪雨は始めてである。慌てて手荷物を持って屋内に退避したので事なきを得たが、もっと大変なのは店員さんである。テラス席に敷いてある食器やクッション類を全て回収し、迅速に屋内に移動させる作業は見た目以上にハードであろう。その光景を屋内から眺めながら、東南アジアのスコールの時を思い出した。状況は非常によく似ている。
 ちなみに、ここでオーダーした料理は、ソフトドリンク+昨日オーダーした夏季限定スープ+パプリカーシュチルケ(鶏の煮込み)+ショムローイ・ガルシュカ(クリームとチョコを使用したハンガリー風デザート)であった。料金はトータル5,000ft(約2,250円)であり味もまずますではあったが、デザ-トはかなりボリーミーでありその後夕食まで空腹を感じることはなかった。

中野浩志税理士事務所