FC2ブログ

足立区出身税理士の海外旅行記

地元の東京都足立区で事務所を開業している税理士の海外旅行記です。

格安シティツアーの評価(クロアチア・ボスニア旅行65)

 中心部に戻り、サラエボ最後の昼食を取った。ビール3+MASLENICA(チキン&マッシュルームソース)8+チップ1=12マルカ(約780円)と順当なBH相場でお腹を満たし、朝方にインフォメーションで確認していたシティツアーに参加することにした。
 このツアーは1時間で5マルカ(約330円)と格安なのは結構なのだが、問題が幾つかある。まず、出発地点が非常にわかりにくい場所であり、目立つ看板なども出ていない。インフォメーションの係員ですらツアー時間を2時間と間違えたくらいなので、かなりマイナーな存在なのかもしれない。
 次に、他都市のバスと比べてかなり老朽化した車両を使用している。少なくともツーリストバスであれば、もう少し新しい気の利いた車両を使用した方が好印象である。最後に、バス運行中はひたすら郊外をぐるぐる回るだけであり、スピーカーから出る音声は大変聞きづらい。ザグレブのようにイヤホンもなければ、ドブロブニクのように途中の写真撮影タイムもない。
 従って、暇つぶしには良いかもしれないが、少ない滞在時間を割いて利用するほどの価値はないであろう。今後、サラエボがさらに観光として成長していく過程で改善されることを期待したい。

中野浩志税理士事務所

現地市民との交流(クロアチア・ボスニア旅行64)

 オリンピックスタジアムから中心部に戻る途中にトイレがどうしても我慢できず、やむなく偶然見つけたローカル食堂に入った。
 昼食には少し早かったので、ティーを注文したのだがなぜか言葉が通じない。再度「ティー・プリーズ」と伝えたものの状況は変わらない。見かねた他の客が英語で話しかけてきた。どうやら何のティーかを尋ねられたようだ。どうもジャスミンティーがお勧めのようであったので、言われたとおりにオーダーした。
 その後隣席から定番の質問をされ、パンの差し入れも受けた。そして、昼時になるにつれて数名の客が店内に入ってきたが、一様に私の姿を見て二言三言声を掛けてくる。中心部から外れると、東洋人の存在がさらに珍しくなるのだろう。本当に片言の英語であるが、非常に楽しいひと時であった。英語が堪能でない相手とのコミュニケーションがもう少しスムーズに取れれば、より一層楽しめるであろう。
 そして最後のお会計。2マルカ(約130円)はティー1杯の値段としては正直少し高いと感じたが、こうして過ごした時間を考えれば十分見合っている。

中野浩志税理士事務所

オリンピックと墓地(クロアチア・ボスニア旅行63)

 ホテルからサラエボオリンピックスタジアム跡地までは徒歩で40分ほどかかる。一般的にはタクシーで行くのだろうが、道順が平易であり、かつ整備された歩きやすい歩道であったので、所要時間に比して疲労感は全くなかった。昨日のホテル階段エクササイズで相当鍛えられたのかもしれない。
 スタジアムに隣接する博物館は休館であったため(日曜日だったためなのか、或いは長期休館なのは不明)、スタジアムの周りを1周歩いてみた。内部は何かのイベント準備が行われていて入ることはできなかったが、周囲に数多く設けられているゲートから覗くことで中を見学することができた。一方、スタジアムの外周壁は落書きがひどく、周辺には膨大なゴミが散乱。最近イベントで使用したからなのだろうが、公共のゴミ捨て場と間違えかねないほどの酷さである。
 スタジアムから少し歩くと無数の白い墓標で覆われた墓地を目にした。ユーゴ戦争で犠牲になった人々も多数埋葬されており、戦争中は敷地不足からオリンピック敷地を墓地にして埋葬したとのこと。オリンピックという華々しいイベントが行われていた時、よもやこうした無数の墓標がこの地に並ぶことは絶対に想像できなかったはずである。様々な思いを抱えながら、この地を後にした。

中野浩志税理士事務所

正しい英語の使い方(クロアチア・ボスニア旅行62)

 気持ちよく散策を終えてチェックアウト手続きに入ると(1泊65ユーロ=約8,450円)、まず私がマスターキーを持っていることを不審に思われた(この時のフロントは昨日とは別の人)。一回事情を説明したが、この時は私の英語力のせいで私が壊したと思われてしまい、2度目でようやく理解してもらえた。
 続いてホテル代を支払い、即時発行されるであろうレシートを待っていると、何と機械の故障でレシートが出ないとのこと。昨晩のコーヒーの一件のように二重払いのリスクが頭を過ったので再度要求したところ、必要であれば復旧したらすぐ日本に送付するとのこと。どうやらビジネストリップの経費処理で必要だと勘違いしているらしい。埒が明かないので、「二重払いするリスクを避けたいからだ」と伝えたところ、先方も少しイラついた感じで「このホテルに限ってそういうことは絶対にない。フロントの様子は防犯カメラでしっかり録画しているし、そこは我々を信用して欲しい」とのこと。
 無論、1泊したことでこのホテルのスタンスは十分理解しており、正直信用できるホテルと思われた。結局その場は口約束にとどめ、荷物を置いて観光に出掛けたのだが、後に他の外国人にこの話をしたところ、それは絶対に手書きの領収書を貰うべきだったとのこと。無論、ホテル側の言うとおりその後再度支払いを要求されることはなかったが、確かにその通りである・・・
 だが後になって省みると、ホテル側に対する私の言い方に問題があったことも否めない。もう少しマイルドな表現で主張すべきということは頭では理解していたが、マイルドテーストな英語が出てこず、ストレートな表現になってしまったからである。決して感情に流されたわけではなく、原因は単に自身の語彙力不足である。トラブル時の語学力は思う以上に奥が深い。

中野浩志税理士事務所

爽快な散策(クロアチア・ボスニア旅行61)

 最終日となるこの日は、少し遅めの8時に朝食を取った。朝食バイキングの品数は少ないが、ウェイトレスが色々気を利かせて動いてくれた点は好評価である。ルームキーの一件では本当に苦労させられたが、人的サービス自体は大変良い。
 朝食後は部屋には戻らず、そのまま1時間程度中心部を散策した。朝のサラエボは大変涼しい。昨日雨が降ったことも一因であろうが、内陸部特有の気候が影響しているのではないか。夏であることを忘れさせるほどのベストコンディションであった。加えて、この時間帯のサラエボは観光客も疎らで、昨日行けなかった中心エリアの外にも足を延ばしてじっくり見ることができた。一際異彩を放っていたのは「旧サラエボ市庁舎」である。
 ハプスブルグ時代にサラエボ市庁舎として建設された西洋式建造物であり、第二次世界大戦後は国立図書館として利用されていた。ユーゴ戦争で破壊されて現在の建物は復元という点は残念であるが、中心部のモスクを見た後に目にすると、コスモポリタンシティとしてのサラエボの魅力を一層実感することができる。

中野浩志税理士事務所