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足立区出身税理士の海外旅行記

地元の東京都足立区で事務所を開業している税理士の海外旅行記です。

雄大なカルルシュタイン城(東欧旅行44)

 旅行7日目。今日もいい天気だ。この日は実質観光できる最終日となるため、これまで以上にしっかり頑張ろうと気合いを入れた。
 カルルシュタイン駅行きの電車の時刻は前日確認済であったので、ホテルで朝食を済ませて定刻30分前には駅に到着した。駅の案内板を見たところ出発は3番線となっていたので、しばらく3番ホームで待っていたが、いくら待っても電車は来ない。不思議に思って近くを通りがかった駅係員に尋ねたところ、1番線の電車を指した。どうやら出発ホームが変わったようだ。どうも東欧ではこういう直前変更が多く、ツーリストにとっては非常に由々しき問題である。今回も文章だけであるとなかなか伝わらないが、出発10分前は相当な混乱状態に陥っていた。
 プラハ近郊の電車ということなので、日本の田舎を走っているローカル線のような車両を想像していたのだが、日本の首都圏を走る特急電車並みに整った車両であった。電車に揺られること40分、電車は定刻通りにカルルシュタイン駅に到着した。車両の整い具合及び運行スケジュールの正確さについては、ポーランドよりチェコの方が上だ(時間についてはポーランドも概ね正確だったが、チェコはそれ以上という意味)。そこには、昨日のチェスキークルムロフ以上にのどかな田園風景が広がっていた。
 さすがに朝9:00前ということもあり、駅前はもとより城に行くまでの一本道も閑散としていた。山の上にそびえる壮大な城に少しずつ近づいていく醍醐味を楽しみにしつつ、のんびり歩いて城の入り口に到着した。あいにく城内への入場は10:00からということであったため、付近を散策して時間を潰し、開場とともに英語ガイドのオープンツアーに参加した。
 ツアー参加者は大体40人前後というところか。エクスカーション授業で来ていた学生達も多数参加していた。この学生たちが英語を話していなかったことから、もしかすると英語の授業も兼ねていたのかもしれない。私の方はと言うと、城や宮殿の英語ガイドはこれまでも何回か経験済であり、何となくツアー参加に関するコツを掴んでいた。見所スポットの確認や移動時のポジショニングなどを十分意識しながら、1時間の城内見学ツアーはあっという間に終わった。時間を感じさせなかったということは、それだけ一生懸命見ていた証だろう。
 その後も、城の外郭をしばらく散策した後、城の登り口付近に多数ある土産物屋を覗きながら駅に戻った。ちなみに、ここでチェコ名産のボヘミアグラスを買った。値段以上の光沢と美しさを感じることができ、この買い物には十分満足している。ここは、プラハ郊外の観光地ではあるが田舎町というころでチェスキークルムロフよりもはるかに観光客は少ない。のんびり1日過ごすには少し退屈かもしれないが、もう少し年を重ねたらそういう旅行もいいかもしれないと思いながらプラハに戻った。

中野浩志税理士事務所

夜道は避けるが賢明(東欧旅行43)

 こうして食欲を満たし、いい気持ちになって歩いて鉄道駅に向かった。鉄道駅までは歩いて15分程度であり、丁度よい散歩になった。往路は全てバスを使ったので、帰りは鉄道を使いたいと考えた(プラハまでの所要時間は約3時間でほぼ同じ)。そのうえ、復路の場合にはプラハ行の電車に乗りさえすれば、最低限乗り間違いのリスクはない。
 駅に着いてプラハ行の電車の時間を確認すると、後5分で出発とのこと。急いで1等車両のチケットを購入して電車に乗り込んだ。所要3時間ということで指定席かと思ったら、1等車両の中では自由席だと言う。しかも、出発時点で私が乗り込んだ1等車両内に私以外の乗客はいなかった。結論から言えば約500円安かった2等車両でも十分だったのだが、座席を確保できなかった場合のリスクを考えると、これは保険料としてやむをえない支出と言えるだろう。1等車両限定の特別サービス(お茶・食事など)があるわけでもなかったが、到着数分前には間もなくプラハに到着する旨を車掌さんが教えに来てくれた。
 こうして閑散とした電車に揺られること3時間、22:00に電車は予定通りプラハ駅に到着した。この時間に街中をうろつくのは今回旅行では初めてである。駅前は公園となっていて日中の印象はそれほど悪くなかったのだが、夜の公園内は人がまばらで、油断すれば犯罪に巻き込まれる可能性を感じさせるオーラはあった。しかし、小走りに慣れた道を5分程歩いて無事ホテルに到着した。結論としては全く危なげなかったのだが、精神的な負担を考えると見知らぬ土地における夜道の一人歩きはやはり良くない。よほどのことがない限り避けるべきだろう。

中野浩志税理士事務所

地方都市の美しさ(東欧旅行42)

 前述のとおり、チェスキーブッディヨヴィツェは思いつきで立ち寄った街であったが、結論から言えば行って良かった。プラハと比べれば大変コンパクトで歩きやすく、欧米の街特有の雰囲気も十分醸し出されていた。ちなみに、この街で特に印象に残っているのは旧市街広場前に面するカラフルな市庁舎だろうか。この建物そのものが非常にユニークな外観であることに加え、現在はツーリストインフォメーションとして活用されている点も興味深い。広場にあるベンチに座って30分近くその市庁舎をぼんやり眺めていた。
 そして、お約束のカテドラルも見た。近くに塔があったので上ったが、昔ながらにそのまま残っているために狭い螺旋階段を何回転も歩くこととなり大変ハードである。無論、備え付け電動リフトなどない。だが、苦労して上って辿り着いた頂上からの眺望は素晴らしい。これもこの旅行で何度も経験済であるが、個性溢れる街の良さが感じられるスポットとして最適だ。
 その後は近隣のレストランで食事をし、今回旅行で初めてアルコールを口にした。この地方発祥のビール(名前は忘れた)であったが、軽くて口当たりの良い飲みやすいビールであった。だが、この日はプラハ到着が遅くなることやトイレのことも考えてアルコールは1杯にとどめ、後は食事に集中することにした。スープは、大きなクルトンの入ったオニオンスープ的なサッパリした味であった。次は、鴨ローストのクリームソース煮的なものであり、鴨肉の柔らかさとクリームソースがうまく混ざり合っており、いかにもヨーロッパ的な料理と言える。デザートはパンケーキにチョコレートソースをかけたものであり、チョコレートの濃さとボリュームが凄かった。ちなみに、これだけ飲み食いしても1,200円程度であり、プラハ昼食の半分以下で済んだことは助かった。
 この街の滞在時間は3時間程度であったが、それでも溢れ出る街の魅力を感じ取ることは十分できたと考えている。

中野浩志税理士事務所

炭酸水と普通の水(東欧旅行41)

 水は旅先における必需品であり、特に夏場の観光には欠かせない。今回旅行先も東京と比べれば断然凌ぎやすいとは言え、各所を歩き回るため1日最低2本は必要であり、あらかじめスーパーなどで購入したものをバッグに入れて持ち歩くことになる。旅行者の中には、価格面から1~1.5リットルのペットボトルを持ち歩く人もいたが、私は常にコンパクトな500mlサイズを愛用している。これは各個人の趣味の問題なので、これ以上のコメントはない。
 趣味と言えば、欧米でもう1つ重要なことは水の種類である。欧米には普通の水と炭酸水と2種類があり、見た目ではわからない(チェコではキャップの色(黄緑色と青色)で判別可能ことを後で知った)。実は私はポーランド・チェコともに間違って1回ずつ炭酸水を買ってしまった。銘柄を暗記すればこの問題は発生しないが、それまでの間は購入前に必ず「ノーガス」「ノーソーダ」と確認する必要がある。
 ちなみに、ミネラルウオーターの相場は、ポーランド・チェコともに60円~80円、観光地であると100円程度と意外と高い。ちなみに、他のジュース飲料はもう少し安かった。私の記憶では、炭酸水の方が若干安かった気がする。日本にいるとその有難味がわからないのだが、やはり水は貴重な資源であるということであろうか。

中野浩志税理士事務所

外国語ツアーの留意点(東欧旅行40)

 今回旅行でオープン型のに参加する場合、アウシュビッツを除いて日本語ツアーは皆無であったので、やむなく英語ツアーに参加することになる。特にチェコの場合、チェコ語とそれ以外の外国語ツアーとの間で二重料金が設けられており、英語ガイドはかなり高い(概ね1時間1,000円~1,500円)。この当たりは、チェコがポーランドに比べて随分観光地化されているという印象を持った理由の一つでもある。
 それはさておき、英語ツアーに参加したと言っても自身の語学力では全てを理解することは不可能である。自己評価としては4割位理解できればOKとすべきレベルだ。英語のジョークはわからないレベルなので、この場合には適当に周囲と合わせなければならない。また、ガイドから気軽に話を振られた時に即答することも無論困難であるから、ガイドのすぐ近くに立つこともNGである。さらに、このレベルであるとガイド内容の理解という根本的な話以上に1つ困った問題が生ずる。それは各施設間で複雑な移動を行う時だ。
 移動と言っても何も迷子になるというレベルの話ではない。具体的な状況としては、例えばある部屋でガイドの説明があり、それが終わって次の部屋に移る場合、順路が幾通りか存在するケースがある(例:階段を上る・降りる、左右のどちらに行くのかなど)。この場合、無論ガイドが指定する方向に行くわけであるが、そのガイドの指示が聞き取れないと、誤って別の順路に行ってしまって呼び止められるなど、後味の悪い思いをすることになる。実際、チェスキークルムロフでも英語が堪能でないと思われる韓国人が同様の状況に陥って、やや恥ずかしいシチュエーションとなった。
 これを回避する策は、自分が最前列に行かないことである。誰かの後についていけばこの問題は発生しない。と言って、最後列も危険である。狭い施設であると急に回れ右で前後が逆転するケースがあるからである。ガイドとは適当な距離を保ちつつ、程よいポジション取りで上記のようなトラブル要因を未然に防ぐことで、不十分な聞き取りにも多少集中でき、ガイド内容の理解増進に結びつくものと考えられる。くだらないバカバカしい話ではあるが、ただでさえ緊張の連続であるのだから、できれば無用の恥は掻きたくない。

中野浩志税理士事務所